女装男子とゲーマー男子と不思議系男子と俺と

ノベルバユーザー445207

第58話 よう、何の用だ

ましら、今日は屋上でサボるって』
その言葉に連れられて俺は階段を駆け上がる。
息が切れても足が痛くても猿に早く会うために。
「はあ、あいつらには助けられてばっかだな」
バンッと屋上の扉を開けると人影が見えた。
「猿!」
「はあ、あいつらに言うんじゃなかった」
猿は俺を振り返る。
「よう、何の用だ」

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