俺と俺の姉には秘密がある
プロローグ
時期は桜が咲き、散り始めている四月の初め。
 
俺は今、玄関を出て家の前である人を待っている。
その人物とは……
「ひーくん!おまたせ!」
そう、俺の姉ソーラだった。
ここではソーラと言わせていただこう。
ソーラは勢いよく玄関から出てきたと思ったら、俺の腕に抱きついてくる。
ここまでのものはいないだろうと思われる大きな胸を押し付けて。
胸の感触はいいけど、ちょっと辞めてくれませんかね?
通りすがりの人たちの目がとても怖いんですけど!
そんなことソーラにとってはどうでもいいことであったため、ソーラ本人は気にしていない。
というか、逆に見せびらかしている。
この人は私のものだとアピールしているかのように。
「えへへっ」
ソーラは本当に上機嫌だ。
こんなに上機嫌になったのは、何日か前のあの出来事があってからーー
       
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