プロローグ

ある日突然東京のど真ん中に大きな扉が現れた。

この門は異世界と現実世界を繋ぐ門であった。

そして二つの世界が1つとなり、混合世界が誕生した。

そこで1つ問題が。
二つの世界は、言語や人が居るのは同じなのだが、現実世界は｢科学｣発達しているが異世界の方は化学というものがなく、代わりに｢魔法｣が存在する。

初めて科学や魔法を見た人々は、あまりの驚きにパニック状態に陥ってしまい、様々なトラブルが発生する。

ーそれから1年後ー

現実世界の人間と異世界の人間の共存と子供の安全を考えるべく、｢双世学園｣が設立される。
この学園は太平洋上の日本の4分の3ほどの大きさの巨大な人工の島に立てられたものである。
この島は｢全員学生都市｣と呼ばれ、全ての人間が学生でどんな身施設も揃う夢の都市である。

ここは全寮制が義務付けられており、小学校･中学校･高校生が全て合体した所である。異世界と現実世界の学生は全員ここの学校に転入することとなる。

そんな学校で奇跡的に同じクラスメイトとなった、現実世界の15歳の男子高校生｢風間賢介｣と異世界人の｢エルシア=アルリエル｣。

賢介は、高身長でイケメンで頭が良くて運動もできるにも関わらず、非常にドジでマヌケである。

一方でエルシアは、頭が非常に悪く、元気な女の子。しかし彼女の1番のコンプレックスは見た目が完全に幼女であるということである。

そんな2人が繰り広げる混合世界での生活を描いた物語である。

そして物語は入学式の日から始まる。

ーつづくー

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