現実世界が嫌になったので、異世界で魔王の夢を叶えて来ます!
第18話 悩み
「どうしたもんかな~」
そういった俺は訓練二日目の朝食を終えて部屋でゆっくりしていた。
俺が悩んでいるのは昨日の魔法のことだった。
訓練一日目の最後に放った魔法は速度、威力や距離が上がっていた気がした。
魔法を放ち続ければ上達するとサラが言っていたがあれは何か違うような感じがした。
「まぁ…そのうちわかるようになるか。」
気にしても仕方ないと思い、俺は今日も訓練所に向かった。
訓練所にはサラとリーゼが先について俺を待っていた。
「お待ちしておりました暮人様。」
「今日もよろしく頼むよサラ。」
今日も魔法の訓練らしく、俺は昨日と同じように二人から少し距離を取り魔法を放った。
「すごいです暮人様!昨日よりも威力が格段に強くなってますね。」
「ああ、ありがとう。」
サラは褒めてくれたが俺自身は昨日の最後の魔法の方が強かった気がした。
昨日と一体何が違うんだ?何か条件があるのか?
魔法を放つたびそんな考えばかりが頭をよぎってしまって訓練に集中できなくなっていた。
「…暮人様?」
気がつくともう日が暮れていて訓練終了の時間になってリーゼが迎えに来ていた。
「ああ、ごめん。すぐ戻るよ。」
少し俯きながらも何とか自分の心情をばれないようにした。
ばれてしまうとまた二人を心配させてしまうと思ったからだ。
「暮人様!」
「うお!どうしたんだ?」
俯いている俺の視界にリーゼの顔が飛び込んできてびっくりした。
リーゼを見ると少し頬を膨らませ怒っているようだった。
「何か悩んでるんじゃないですか?話してみてください!」
「いや、でも…」
「そのままでいるとサラにもすぐばれてしまいますよ。」
サラにばれてしまうとどんな迷惑がかかるかわからにと思った俺は、リーゼにすべて話した。
「…なるほど。」
リーゼが少し考えて何かを決心したようにこちらを向いた。
「とりあえずこのことはサラには黙っておきましょう。暮人様の言う通り何か条件があるかもしれないのでゆっくり探していきましょう。」
「ああ、よろしく頼むよ。」
話す前までは二人に迷惑はかけないでおこうと思っていたけど、いざ話してみるとこんなにも楽になるものなんだな…
「ありがとなリーゼ、話したら楽になったよ。」
「いえいえ、私的にはまた暮人様と二人だけの秘密ができて嬉しかったです。」
そう言ったリーゼは本当にうれしそうで帰り道をずっとスキップしていた。
そんなリーゼの後を追うように俺も家へと向かった。
そういった俺は訓練二日目の朝食を終えて部屋でゆっくりしていた。
俺が悩んでいるのは昨日の魔法のことだった。
訓練一日目の最後に放った魔法は速度、威力や距離が上がっていた気がした。
魔法を放ち続ければ上達するとサラが言っていたがあれは何か違うような感じがした。
「まぁ…そのうちわかるようになるか。」
気にしても仕方ないと思い、俺は今日も訓練所に向かった。
訓練所にはサラとリーゼが先について俺を待っていた。
「お待ちしておりました暮人様。」
「今日もよろしく頼むよサラ。」
今日も魔法の訓練らしく、俺は昨日と同じように二人から少し距離を取り魔法を放った。
「すごいです暮人様!昨日よりも威力が格段に強くなってますね。」
「ああ、ありがとう。」
サラは褒めてくれたが俺自身は昨日の最後の魔法の方が強かった気がした。
昨日と一体何が違うんだ?何か条件があるのか?
魔法を放つたびそんな考えばかりが頭をよぎってしまって訓練に集中できなくなっていた。
「…暮人様?」
気がつくともう日が暮れていて訓練終了の時間になってリーゼが迎えに来ていた。
「ああ、ごめん。すぐ戻るよ。」
少し俯きながらも何とか自分の心情をばれないようにした。
ばれてしまうとまた二人を心配させてしまうと思ったからだ。
「暮人様!」
「うお!どうしたんだ?」
俯いている俺の視界にリーゼの顔が飛び込んできてびっくりした。
リーゼを見ると少し頬を膨らませ怒っているようだった。
「何か悩んでるんじゃないですか?話してみてください!」
「いや、でも…」
「そのままでいるとサラにもすぐばれてしまいますよ。」
サラにばれてしまうとどんな迷惑がかかるかわからにと思った俺は、リーゼにすべて話した。
「…なるほど。」
リーゼが少し考えて何かを決心したようにこちらを向いた。
「とりあえずこのことはサラには黙っておきましょう。暮人様の言う通り何か条件があるかもしれないのでゆっくり探していきましょう。」
「ああ、よろしく頼むよ。」
話す前までは二人に迷惑はかけないでおこうと思っていたけど、いざ話してみるとこんなにも楽になるものなんだな…
「ありがとなリーゼ、話したら楽になったよ。」
「いえいえ、私的にはまた暮人様と二人だけの秘密ができて嬉しかったです。」
そう言ったリーゼは本当にうれしそうで帰り道をずっとスキップしていた。
そんなリーゼの後を追うように俺も家へと向かった。
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