異世界救う元漁師
ナハト村で過ごす日々2
ソフィアの家の前に着いた。
ソフィアに手を引かれて家の中まで入ってきたが、これからどうするのか。
マジで、ここで暮らすの?
なんかこう、申し訳ない感じがする。
まぁ、村長もソフィアの家に泊まればいいって言ってたし、大丈夫かな。
俺たちはそのままリビングに来た。
キッチンとリビングが同じ部屋にある、ごく普通な感じ。
1人の女性が、何やら料理をしていた。
ソフィアの母親だ。
だが、猫耳はない。もしかして亡くなった父親の方が獣人なのかな?
「あら、おかえりなさいソフィー。その人は…あぁ、もしかしてソフィーを助けてくれた人?」
「えっと、そうです。レイって言います。レイ・アルヴェゴルド・アストレアです。」
「はじめまして、ソフィアの母親のクレアよ。あなた、ここでしばらくこの家で過ごすのでしょう?部屋はちゃんと用意したから、荷物とか置いてきなさい。それからご飯にしましょう。」
「俺が泊まること知ってたんですね。すいません。少しお世話になります。」
「えぇ、こちらこそよろしくね。それと君の事、泊めようって言ったのはソフィーだからね。ソフィーにもちゃんと感謝するのよ。」
「ありがとうソフィア。」
「・・・うん、どういたしまして。」
俺はソフィアに部屋へ案内してもらい、確認した。
ごく普通の部屋のようだ。
ベッドもあるし、本棚や机もある。
剣も飾ってあって、そこがちょっといい感じ。
男ならわかるよねこの気持ち。
ひとつ気になったのが、机の上に写真が2枚あって、1枚はソフィアが写っている。
もう1枚はクレアさんと1人の男性が写っていた。
きっとこの人が父親なんだろう。
めっちゃイケメンだ。
ちなみに白髪の猫耳でした。
部屋を確認したので、あとはソフィアに洗面所やお風呂、トイレの場所などを教えてもらい、リビングに戻ってきた。
ちょうどご飯が出来たのか、テーブルの上に美味しそうなおかずが、並んでいる。
見た目シチューのような物から、肉じゃがみたいな料理もあった。
結構、日本にもあるおかずに似ていて、びっくりした。
「あら?見回りは終わった?」
「・・・うん。・・・ちゃんと教えてきたよ。」
「よしっ、じゃぁ、ご飯にしましょうか?レイ君はそこに座ってね。」
俺は案内された椅子に座った。
こうして見ると家族みたいだな。
2人も椅子に座り、食べ始めた。
「いただきます。」
俺がそう言うと、2人は俺を不思議そうに見つめる。
「・・・いただきますって、・・・なに?」
「はじめて聞く言葉ね、レイ君、どういった意味なの?」
「えっと、例えば肉なら動物に。野菜とかなら作ってくれた人に、そしてご飯を作ってくれた人に感謝の意を込めて、いただきますって意味ですね。」
「・・・それも故郷の言葉?」
「レイ君は、故郷は何処なの?」
正直に日本なんて言えないしなぁ。
どうしたものか、適当に流してもそろそろソフィアが、うんざりして来るだろう。
ソフィアには「いつか、わかるよ」ってしか言ってないし。
ここは、嘘を言うしかないのか。
えっと日本って確か、オタクとかが大和って言ってた気がするし、それにしよう。
ごめん、オタクさん。
その大和、お借りします。
「俺の故郷は大和です。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
なんで黙るの?
え?めちゃくちゃ怖いんだけど、もしかして嘘ばれた感じですか?
はい、終了のお知らせぇ。
「そ、それ本当なの?」
声を震わせながら喋るクレアお母さん。
「・・・レイ、そんな遠くから来たの?」
「お、おう」
そんなに遠いの?
この場所から結構離れている場所なのか?
そういえば部屋に世界地図みたいな物があったな。
後で確かめよう。
それと、ほんとに大和が存在したとは。
ありがとうオタクさん、大和って場所あったわ。
ソフィアに手を引かれて家の中まで入ってきたが、これからどうするのか。
マジで、ここで暮らすの?
なんかこう、申し訳ない感じがする。
まぁ、村長もソフィアの家に泊まればいいって言ってたし、大丈夫かな。
俺たちはそのままリビングに来た。
キッチンとリビングが同じ部屋にある、ごく普通な感じ。
1人の女性が、何やら料理をしていた。
ソフィアの母親だ。
だが、猫耳はない。もしかして亡くなった父親の方が獣人なのかな?
「あら、おかえりなさいソフィー。その人は…あぁ、もしかしてソフィーを助けてくれた人?」
「えっと、そうです。レイって言います。レイ・アルヴェゴルド・アストレアです。」
「はじめまして、ソフィアの母親のクレアよ。あなた、ここでしばらくこの家で過ごすのでしょう?部屋はちゃんと用意したから、荷物とか置いてきなさい。それからご飯にしましょう。」
「俺が泊まること知ってたんですね。すいません。少しお世話になります。」
「えぇ、こちらこそよろしくね。それと君の事、泊めようって言ったのはソフィーだからね。ソフィーにもちゃんと感謝するのよ。」
「ありがとうソフィア。」
「・・・うん、どういたしまして。」
俺はソフィアに部屋へ案内してもらい、確認した。
ごく普通の部屋のようだ。
ベッドもあるし、本棚や机もある。
剣も飾ってあって、そこがちょっといい感じ。
男ならわかるよねこの気持ち。
ひとつ気になったのが、机の上に写真が2枚あって、1枚はソフィアが写っている。
もう1枚はクレアさんと1人の男性が写っていた。
きっとこの人が父親なんだろう。
めっちゃイケメンだ。
ちなみに白髪の猫耳でした。
部屋を確認したので、あとはソフィアに洗面所やお風呂、トイレの場所などを教えてもらい、リビングに戻ってきた。
ちょうどご飯が出来たのか、テーブルの上に美味しそうなおかずが、並んでいる。
見た目シチューのような物から、肉じゃがみたいな料理もあった。
結構、日本にもあるおかずに似ていて、びっくりした。
「あら?見回りは終わった?」
「・・・うん。・・・ちゃんと教えてきたよ。」
「よしっ、じゃぁ、ご飯にしましょうか?レイ君はそこに座ってね。」
俺は案内された椅子に座った。
こうして見ると家族みたいだな。
2人も椅子に座り、食べ始めた。
「いただきます。」
俺がそう言うと、2人は俺を不思議そうに見つめる。
「・・・いただきますって、・・・なに?」
「はじめて聞く言葉ね、レイ君、どういった意味なの?」
「えっと、例えば肉なら動物に。野菜とかなら作ってくれた人に、そしてご飯を作ってくれた人に感謝の意を込めて、いただきますって意味ですね。」
「・・・それも故郷の言葉?」
「レイ君は、故郷は何処なの?」
正直に日本なんて言えないしなぁ。
どうしたものか、適当に流してもそろそろソフィアが、うんざりして来るだろう。
ソフィアには「いつか、わかるよ」ってしか言ってないし。
ここは、嘘を言うしかないのか。
えっと日本って確か、オタクとかが大和って言ってた気がするし、それにしよう。
ごめん、オタクさん。
その大和、お借りします。
「俺の故郷は大和です。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
なんで黙るの?
え?めちゃくちゃ怖いんだけど、もしかして嘘ばれた感じですか?
はい、終了のお知らせぇ。
「そ、それ本当なの?」
声を震わせながら喋るクレアお母さん。
「・・・レイ、そんな遠くから来たの?」
「お、おう」
そんなに遠いの?
この場所から結構離れている場所なのか?
そういえば部屋に世界地図みたいな物があったな。
後で確かめよう。
それと、ほんとに大和が存在したとは。
ありがとうオタクさん、大和って場所あったわ。
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