異世界なう―No freedom,not a human―

逢神天景@小説家になろう

162話 大暴れなう

 六連勝中のグラップラーに飛び入りが挑む。そんなあり得ない状況に場内のボルテージが急上昇する。
 ここにいる多くの人が、賭けをするためか血を見るために戦いを見に来ている。そしてこの盛り上がりは後者のためだろう。
 すなわち、何秒で飛び入りが血祭りにあげられるか。


(どうすればいいんだ……!)


 こうなってしまえば止められない。どんどん賭けも盛り上がる。そのレートは20:1。大番狂わせが起きれば一気に小金持ちになれるレベル。
 マスターの胃が痛みだしたところで、賭け金も出そろい試合開始の時間となる。


『飛び入りのためのルール説明だ! 『職スキル』、魔法、武器は禁止。それ以外は何でもありのバーリトゥードルールだ!』


「シンプルでいいね」


 キョースケが頷くと、アルバはガハハと笑い指を三本立てた。


「三十秒だ! この優男を三十秒で血祭りにあげてやるぜ!」


 わっ! と尋常ならざる歓声が上がる。予告KO、なんて盛り上がらないわけがない。
 にまにまとニヤケるアルバに対して……キョースケは指を一本立てる。


「なら俺は、一撃KOだ」


 会場内がどよめく。謎の飛び入りが、まさかの逆KO予告。普通なら一笑に付すだろうその光景に、何故か会場中が目を離せない。
 そのアンサーを知っているマスターからすればハラハラドキドキだが、もうキョースケが手加減してくれることを祈るしかない。


『それじゃあ試合開始だ! アルバVS謎の飛び入り! レディ~~~~~~ファイト!!!』


 実況のかけ声とともに、アルバが前に出る。どうもキョースケの一撃KO宣言に腹を立てたらしい。
 素早い猛攻、繰り出される左右の連打に会場も沸き立つ。


「こんのっ、ちょこまかとっ!」


 しかし、キョースケには当たらない。酔っているとは思えないほど軽快なステップでその攻撃を全てかわしていく。
 痺れを切らしたアルバがキョースケにつかみかかろうと両腕を広げると同時に、なんとキョースケが消えた。


「え?」


 と思ったのも束の間、次の瞬間には――


「「「ああっ!?」」」


 ――ゴッ! とまるで大木同士がぶつかるような重い音が響き、アルバが空中で一回転してそのまま後頭部を地面にぶつけた。
 何が起きたか分からず、静まりかえる場内。
 どしゃ……とアルバが完全に白目を剥いて倒れるのを見届けてから、キョースケが片手の拳を挙げた。


「宣言通り」


 わぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
 会場がとんでもない歓声に包まれる。アルバに賭けていたものは崩れ落ち、大穴ねらいだった連中は跳び上がって喜ぶ。


「さっすがキョウ君!」


 マリルが嬉しそうに飛び跳ね、それに向かってキョースケが拳を見せる。


「やるじゃねえか兄ちゃん! こいつはワシからの差し入れじゃぁ!」


 ぶん! と観客席から酒瓶が投げられる。キョースケはそれを片手で受け取ると、飲み口の部分をスパッと切り裂いて中身を一気に煽った。
 瞬く間に中身が減っていき、全部飲み干したところで後ろに酒瓶を投げ捨てる。


「ぷはっ、酒も喧嘩もまだ足りないね。……次は誰が俺とやる ?」


「っしゃぁ! そんならオレだぁっ!」


 次の試合を予定していたリック・ガトーが名乗りを上げ、控え室に繋がる通路からダッシュで出てくる。もうダメだ、誰も止められない。


『さぁ次に飛び入りと闘うのはリック・ガトー! 得意の寝技に持ち込むことが出来るのか!』


 実況がそう叫ぶと同時にもうスタート。ボルテージが上がりきった闘技場では開始の合図ももはや選手が勝手に決める。無茶苦茶だが、盛り上がりは売り上げに直結するので何も言えない。
 ただ怪我人が出ないことを祈るのみだ。


「だらぁ!」


 リックがキョースケの下半身にタックルをかます。しかし案の定キョースケはそれをするりと避けると、そのままリックの頭の上に片手倒立を行った。
 そしてそのまま空中で体を丸めて前転し、後頭部に両足をたたき込んだ。


「がはっ……」


 倒れ込むリック、脇に着地してマリルにVサインを送るキョースケ、目をハートにするマリル、そしてテンションがさらに跳ね上がる場内。


『ま、またしても一撃KOぉぉぉぉぉぉおおお!』


「「「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」


「キョウ君かっこいいですよー!」


「いいぞー! 飛び入りー!」


「何人抜きするんだー!?」


 観客席が揺れる。叫びと足踏みのせいで地鳴りがしている気すらする。


「おらぁっ! まだ酒足りてねぇか!?」


 さらに酒瓶の差し入れ。キョースケはまたもキャッチと同時に飲み口を切り裂く。
 そしてそれをラッパ飲みしながら……くいくいと手の指を曲げて挑発する。


「舐めやがって!」


 その挑発の先にいたのは、リックとの対戦予定だったボルキャン・サースド。彼は顔を真っ赤にして飛び出してきた。
 ボルキャンは手にタオルを持っており……まだ酒を飲んでる最中のキョースケに向かって投げつけた!


「武器の使用は禁止だが、タオルを差し入れは禁止されてねぇんだぜ、飛び入りィ!」


 ばさっ、と顔面にタオルをかぶり視界をふさがれるキョースケ。


「卑怯だぞ、ボルキャン!」


「卑怯もラッキョウも大好物だぜ!」


 観客から非難されるが、ドコ吹く風といった風体でキョースケを殴りつけようとするボルキャン。しかし――


「へぇ、こっちの世界にもラッキョウあるんだ」


 ――バキュッ、ブオン、ズドン!
 目で追えなかったために何があったのかは分からないが、とにかくボルキャンが壁にめり込んでいた。


「一ついいことを教えてあげる。調子のいい新入りとか飛び入りに卑怯な手を使うのは負けフラグだよ、ボルキャン」


 タオルをかぶり、パンチを出した体勢のままだったキョースケが顔のタオルをはがすと――そのまま勢い余ってメガネも飛ばしてしまった。


「あっ、と」


 慌ててそれを拾うが、もう遅い。観客の一人がキョースケを指さし、口をわなわなと震わせる。


「こ、この飛び入り……見たことある、ぞ……」


 その一言が、騒がしかった場内に妙に響く。そしてそれが津波のように広がっていく。


「いや、見たことある……なんてもんじゃねぇ」


「お、俺……クエストの時に助けられたことある……」


「ま、ま、ままま、『魔石狩り』……!」


 キョースケが「あちゃー」みたいな顔をする。マリルも同様にあちゃーと天井を仰いだ。


『な、ななな、なんとぉぉぉぉ! 謎の飛び入りの正体は、SランクAG! 『魔石狩り』のキョースケ・キヨタだったぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』


「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?!?!?!?!」」」


 会場中が驚きに包まれる。マスターとしてはもう何も見なかったことにしておうちに帰りたい。


「ま、しょうがないか」


 キョースケは眼鏡をマリルに投げ渡し、トトッと実況席まで移動する。


「ちょっとごめんね」


 拡声魔法を使うことが出来るマイクを借りると、高らかに名乗りを上げた。


『バレちゃあしょうがない。その通り、俺だよ。ここにいるってことは内緒にしてくれると嬉しいかな。それと……』


 まだ持っていた酒瓶を傾けニヤリと笑う。


『酒も喧嘩もまだ足りない。そう思わない? みんな』


「おう! 足りねぇぞ!」


「Sランクの戦いが間近で見られるなんてありえねぇからな!」


「おらっ! 酒だぁっ!」


 ブン、と酒瓶がさらに投げつけられる。
 キョースケはそれをキャッチして、実況席の上に立ち上がった。


『ありがとう。それじゃあバトルロイヤルといこう。ただし、俺はスキルも魔法も武器も使わない。でも皆は何でもありでかかってきてくれていいよ』


 とはいえ、キョースケがSランクAGと分かった上で突っ込んでいく程の愚か者は、怖いもの知らずのグラップラーの中にもいない。しかし、キョースケが酒を呷りながら追加した条件で会場が一気に湧き上がる。


『……じゃあこうしよう。誰かひとりでも俺の膝をつかせたら、向こう10回分のクエストで手に入った魔魂石をプレゼントするよ。この『魔石狩り』がゲットした魔魂石をね!』


「なっ!?」


「『魔石狩り』がってことは……Aランク魔物の魔魂石とか手に入るのか!?」


「そうなると、諦めてたあの武器も……」


『もちろん飛び入りはありだし、チーム組んでもいいからね。ほら、我こそはって人は――おっと!』


 演説をぶちかましているキョースケに向かって、一人の男が『職スキル』のスキル光を迸らせながら襲い掛かった。
 しかしキョースケはそれを華麗に躱し、膝を顎に叩き込んでそのまま地面に叩きつける。そのままぐびぐびと酒を飲み干し、くいくいと指をまげて挑発。


『さぁ、どっからでもかかってこい! 酒もガンガン投げ込めー!』


「「「「うおおおおおおおおおおお!!!! やってやらぁぁあああああ!!!」」」」


「キョウ君、がんばってー!」


「任せて! よい、しょっと!」


 キョースケはマリルに笑顔でVサインを見せながら、襲い掛かってきたグラップラー、観客として来ていたAGたちを瞬く間に血祭に挙げていく。


「この野郎、足を狙え足を!」


「囲め囲めぇ!」


「あはははははははは!!! 酒と喧嘩は祭りの華!! じゃんじゃん来ーい!」


「きゃーっ! キョウ君、さいっこー!」


「いえーい、あははは!」


 ――ダメだ、完全な酔っ払いだ。
 もう誰にも収拾のつけられない状況に陥り、ひっそりとマスターは闘技場を後にする。


(……明日の朝になったら、奥様であるトーコさんに迎えに来てもらおう)


 そう心に決めながら、マスターは1人ため息をつくのであった。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「ん……」


「ほら京助、朝だぞ。起きろ」


「んむ……あ、朝? えっと……」


 ぼんやりとした頭を覚醒させつつ、薄目を開ける。その瞬間、ズキリと激しい頭痛が。


「いてて……なんで頭痛が……?」


 徐々に意識がはっきりしてくる。えっと、昨日の夜はマリルとバーに来て……


「おはよう、京助。いい朝だな……」


 ご、ご、ご……!
 尋常じゃない殺気が膨れ上がり、俺は慌てた上半身を起こす。すると……


「んにゅぅ、キョウ君……もうちょっと寝ましょうよー……」


「えっ、ま、マリルがなんで俺のベッドに? いやここベッドじゃない、えっ。あれ?」


 腕の中には、何故かやや着衣が乱れているマリル。
 そして目の前には仁王立ちで額に血管を浮かべている冬子。
 堅い地面、周囲には死屍累々という言葉が相応しいと言えるほどに男どもがぶっ倒れている。


「えー、と……?」


「やぁ、京助。お、は、よ、う」


 語尾に音符がつきそうなほど弾んだ台詞。しかしその目は一切笑っておらず、声もいつもより2オクターブくらい低い。


「あっ、その……えっと、昨日俺、バーに来てから記憶がなくて、その、あ、いやしかもこれはアレだよ? 別に俺が彼女にどうこうしたとかじゃなくて、普通にお酒飲んでてこうなったっていうか、その……」


 何故か言い訳を始める俺。しかしそのタイミングでマリルが俺の胸に顔をうずめながら、とんでもない寝言を言いだす。


「んぅ……キョウ君、そんな激しすぎますよー……」


「きょ~う~す~け~?」


「違うんだ、違うんだ冬子。落ち着いて? 落ち着いて話し合えば人間はわかりあえる。そう、何時の時代も争いは権利の奪い合いかすれ違いから起こるんだ。今回、俺と冬子はお互いの権利を侵したわけじゃない。よって、話し合いによってすれ違いを解消すれば争いにならないはずなんだ。ねぇ冬子、だから剣から手を放そう? ほら、俺は無手だよ、丸腰だよ? そう、冬子、落ち着いて。落ち着いて俺の話を聞くんだ。OK、わかってる。いいからそのきかんぼうを仕舞うんだ。ねぇ、切っ先が徐々に俺の喉に近づいてきてごめんごめんごめん痛い痛い痛い! やめて、話を聞いて冬子!」


 プルプルと冬子が震えだし……何故か、瞳に涙を浮かべてから俺に叫ぶ。


「朝起きたらお前がいなくて、どれだけ心配したと思ってるんだ!? マリルさんもいないことにもすぐ気づいたから、何かトラブルがあったのかもって凄く心配したんだからな!」


 確かに、なにも言わず外泊したら心配されるだろう。それはとても申し訳ないことをした。
 などと神妙な気持ちになっていたら、冬子はさらに顔を真っ赤にして地団駄を踏み出した。


「それと……わ、私がどれだけ恥をかいたと思ってるんだ!? 今朝、ここのバーのマスターがうちに訪ねてきた時の私の気持ちがわかるか!?」


「え? いや、その、何が……?」


「街に探しに行こうとしていたらチャイムが鳴ったんだ……」






『ピンポ~ン』


『はーい。……どちら様ですか?』


『あ、私はスポーツバー「ファイブ」のマスターをやっています、ウィル・フォースと申します。その……こちら、キョースケ・キヨタ様のお宅でよろしいです……よね』


『は、はぁ……確かにここは京助の家ですが。な、何か京助にトラブルが!?』


『い、いえ……その、キョースケ様本人はピンピンしてらっしゃるんですが、なかなか起きないものですから、そろそろ奥様にお迎えに来ていただけないかな、と……』


『は……?』






「私はなぁ! 『愛人と一緒に泥酔して酒場で大暴れした旦那を家で待ってる優しい奥様』扱いされたんだからな!?」


 わー、つら。
 現実逃避気味にそんなことを考えていると、冬子が涙目になって俺の胸倉を掴んで無理矢理立たせた。


「私は! 私はまだ結婚もしてないのになんで旦那に愛人が出来てて、しかもとても困った旦那さんですね扱いされるんだ!? どれだけ恥ずかしかったと思う!? もう、京助のばか! ばかぁ! 責任取って結婚しろぉ!」


 ぽかぽかと胸板を叩いてくる冬子。一撃一撃がシャレにならない威力だけど、何とか気合で持ちこたえる。


「お、落ち着いて、冬子。今の君はたぶん正常な判断が出来てない。っていうかその感じだとマリルは俺の愛人扱いなのか……」


 なんかこう、もうちょっとマリルに優しくしよう。
 しかし足元には服の乱れたマリル、目の前ではキャラ崩壊を起こしながら地団駄を踏んでいる冬子。なんだかシュールだ。
 取り合えずこの場は逃げて……もうダメ男の思考だな俺。
 いや、大丈夫。きっと冬子も冷静になってから話し合えばわかってくれるはずだ。
 マリルとお酒を飲み比べしてぐでんぐでんに酔っぱらった挙句、闘技場に乱入して大暴れして、そして朝帰り……というか外で夜を明かしただけだ。
 ……これ、冷静に話し合っても怒られるやつだね。


「ばか京助! あほー! ばかばかばかばかばか!」


 幼児退行してらっしゃる。
 俺は素早くマリルを抱え上げ、バックステップで冬子から距離をとる。


「に、逃げる気か! 浮気者!」


 こいつ構えやがった。っていうか浮気者ではない。
 俺は体に風を纏い、全力で逃げる体勢に入る。


「なんで浮気者になるのさ! い、いったん家に帰るだけだよ。家に帰ってから話し合おう、ね? だから一足先に帰ってるね、じゃ!」


 俺はその場から飛び上がり、一気に空中を駆け抜けて闘技場を抜け、お店から出る。
 後ろから冬子の叫びが聞こえるけど……聞こえないフリで駆け抜ける。


「あっ、ちょっ、京助! こんのっ、ばかああああああああ!」


 ……マジで、どうやって謝ろう。




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 マッハで家に戻り、とりあえずマリルを部屋のベッドに寝かせる。服は着替えさせてないけど……まあいいでしょ。っていうか俺じゃ着替えさせられない。
 マリルの部屋から出ると……なんと、ばったりシュリーと出会った。


「ヨホホ! キョースケさん、おはようございますデス」


 朗らかな笑みを浮かべるシュリー。まるで春に咲く花のような温かみのある慈愛の微笑みに……何故か、俺の心が痛む。


「お、おはよう。……えっと、その」


 もごもごと口を開こうとしたところで……シュリーが「いいデスか? キョースケさん」と指を一本立てて懇々と語りだした。


「確かに、お酒を飲むのは楽しいデス。ワタシも好きデスからね。でもそれでお酒に飲まれてしまっては本末転倒デスよ? もしもそのせいでキョースケさんに何かあればワタシも、勿論トーコさんやピアさん、キアラさんにマリルさんもとても悲しむデス」


「……はい」


 ヤバい、こう……自分が失敗したと理解している時に「理解・注意・悲しむ人」の三連続コンボはツラい! キツい! もう何か、土下座したくなる! ごめんなさい、超反省しています!
 俺の心にコンボを叩き込んでいるシュリーは、しかし本当に慈愛の籠った眼差しで俺に諭してくれる。


「それに今度からSランクAGになるのデスから、示威行為は控えた方がいいデス。せっかく信頼されたのデスから、一時の感情でそれらを失うのはとても勿体ないデスよ?」


「はい……ごめんなさい……」


「ヨホホ、ワタシに謝る必要は無いデス。こうした失敗を一度経験しておけば、次からは気を付けられるデス。同じことを繰り返さないことが大切なんデスよ」


「はい……ごめ……ああいや、その……分かりました……」


「ヨホホ。キョースケさんが立派な人だっていうことはよく理解しているデスよ。ちゃんと反省すれば大丈夫デスから。ほら」


 そう言って両手を広げるシュリー。……もう何も言えず、俺はその胸に顔をうずめる。ダメだ、暖かい。


「よしよし、デス。……でもトーコさんはとても心配していたデスからね。心配をかけたことは謝ったほうがいいデス。大丈夫、ちゃんと話して謝ればトーコさんも許してくれるデス」


 ぽんぽん、と頭を撫でられて……俺は心の中でもうどうしたらいいのか分からない涙を流しながら、しばしその暖かさに包まれていた。

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