異世界なう―No freedom,not a human―

逢神天景@小説家になろう

第一章登場人物&登場魔物紹介なう

・清田京助
 言わずと知れた主人公。通称、キョースケ。異世界に一人で放り出されたが、割と何とかなっている模様。Bランク魔物を狩って魔魂石を手に入れたから、懐は温かい。
 彼の最初の『職』は『槍使い』で、今は進化して『槍術士』だが、魔法も覚えたので、実は中距離も近距離も出来るオールラウンダー。
 魔法には才能があるらしく、リューや他の魔法師ギルドの人間からは一目置かれているらしいが本人はさほど気にしていない。
 ちょいちょい、冬子のことを気にしている様子。


・佐野冬子
 『ふゆこ』、じゃなくて『とうこ』。出席をとられる際に訂正するのが常になっている。
 剣士ガール。みんなからクールなやつと思われているけど、案外乙女。
 一番好きな作品は黒メイド。クールで悪魔なメイドさんと、ひねくれ者でサモナーな主人公のお話。決め台詞は「あくまでメイドですから」。キョースケは主人公の、冬子はメイドさんのコスプレをしてプリクラを撮ったことがある。半分黒歴史。


・志村実理男
 ミリオタ。悪い奴じゃ無いが、たまにやらかす。だけど、憎めない……そんなキャラ。
 実は友達も多くて(ネット上の)、オフ会では人気者。特技は射撃で、サバゲー界隈では「魔弾の射手」として有名。
 とあるネトゲで、大手ギルド「逆卍」の3代目ギルマス。ちなみに、2代目は兄貴で、初代はお父さん。お母さんとお父さんは、ギルドのオフ会で知り合った。


・天川明綺羅
 リア充。甘いマスクと高スペックで、本来ならば主人公でもいいはずの男だが、今回はなんとなく主役になれなかった。
 基本的に高スペックで、しかも伸びしろがある。典型的な優等生。異世界に飛ばされても、持ち前のリーダーシップで皆をまとめようとしたが、一人反抗的なキョースケがいたため、さっそく異世界生活に不安を覚えている。
 ちなみに、特技はペン回し。


・マルキム
 BランクAG。かなりの実力者。禿げ頭の人物。それはもうツルッツル。若い頃頭頂部からドンドン禿げていったので、開き直ってスキンヘッドにしてしまった。だから、本人的は「ワザと」、「おしゃれ」でスキンヘッドにしているので、禿げてはいないつもり。
 こう見えて実力は高いので、キョースケに色々と教授してくれてる気のいい人。初対面でタメ口きいても怒らない心の広い人でもある。


・リリリュリー
 通称、リュー。Bランク魔法師。キョースケに魔法を教えてくれた人。言いにくい名前なので、実は誰も本名を覚えていない。なんなら、本人もたまに忘れる。
 アンタレスでも指折りの実力者。特に、炎魔法に関しては右に出るモノはいなく、強力な炎魔法が使えるということは、開けたところでは無類の強さをほこるので、AGとしてもかなり稼いでいる。


・リルラ
 武器オタの少女。何処の世界にも、オタクとは存在するのだ。
 宿屋の娘。お母さんは美人だから、将来はかなりの美人になる。ちなみに彼氏持ち。彼氏は優男。


・マリル・ハイネ
 最近、男の人同士の「熱い友情」を見ると胸がポカポカするようになってきた、AGギルドの職員さん。二次創作にもハマっている。
 いい人なんだけど、男運が無いうえに、ギルド職員とかやってるせいで婚期が遅れ気味。ちなみに前の彼氏は「将来は吟遊詩人になってビッグになる」が口癖だった。その男? 当然無職でしたが何か。


・アルリーフ・エクスハフ
 AGギルド、アンタレス支店のギルドマスター。ムキムキで髭の初老のおっさん。しかも、何故か関西弁。この世界に関西地方とかはあるのだろうか。
 元、SランクAG。引退の理由は、子どもが出来たから。ただ、今でも鍛錬はかかしていないので、戦えば強い。
 ちなみに、現在息子さんと娘さんは、BランクAGとしてバリバリやってる。


・ヘルミナ・オリュロス
 アンタレスで一番腕のいい鍛冶師にして、王都に住んでいるキュクロの次に腕がいいらしい。
 おどおどっ娘だが、腕は確か。魔魂石を用いた付与に関しては、キュクロを超えているとの噂も。だけど、自信が無い。
 実は、戦闘能力も高い。CランクAGほどはある。


・ギギギ
 本名不明。数々の魔物を操ってマルキムとキョースケを襲った。
「ギッギッギ」という、特徴的な笑い方をしていたので、キョースケは心の中でギギギと呼ぶようになった。ネーミングが雑だが、キョースケの信条は「わかりやすいことが命」だから問題ない。
 まだまだ謎に包まれている。
























・アックスオーク
Bランク魔物
討伐部位:アックスオークの斧(右手)
 通称「剣士殺し」。豚の頭をした、筋骨隆々の化け物。右手が斧のような形になっていて、大きさは大きい個体だと3メートル程にもなる。
『赤銅硬化』という固有性質を持っており、身体の一部をかなり硬化させることが出来る。剣士殺しと呼ばれる所以はこれで、並の剣士では刃が一切通らない。また、右手の斧は常にこの硬化がなされているため、赤くなっていると推測されている。しかも、微弱ながら回復能力も備えている。
 視力が非常に弱く、遠距離攻撃に対する対処が甘いために、基本的には集団で魔法を撃ち、討伐するモノである。固有性質上、そうそう刀や槍などの近接武器では倒せない。
 また、アックスオークの魔魂石を使って作った鎧、武器は魔力を流すと硬化する「赤銅硬化」が付与される。




・ホーンゴブリン
討伐部位:ホーンゴブリンの角
Fランク魔物
 雑魚中の雑魚。全身緑色で、三角の黄色い目と、小さな牙が生えている。額から一本、灰色の角が生えてきている。
 もっともポピュラーな魔物で、一般人でも1対1なら勝てる。ただ、この手の魔物は集団でいることが多く、さらに武器などを持ってる場合もあるので、注意が必要。


・ロアボア
討伐部位:ロアボアの鼻
Cランク魔物
 吠えることによって、一瞬動きを止めさせる魔法が使える魔物。攻撃は主に突進しか無く、Cランクの中でも中堅といったところ。
 体長は2メートルから2メートル半ほど。


・サイズラクーン
討伐部位:サイズラクーンの鎌
Dランク魔物
 手が鎌になっている狸。割と厄介。進化すると、さらに手に負えない魔物になってしまうので、ギルドから定期的に間引くようにクエストが出されている。
 戦闘能力自体はそこまで高くないので、DランクのAGでも十分倒すことができる。ただし、油断は禁物。


・デスサイズラクーン
討伐部位:デスサイズラクーンの鎌
Bランク魔物
 サイズラクーンが進化した姿。変化も使えるわ手は鎌になっているとやりたい放題。
 変身能力でトリッキーな戦いをするが、純粋な戦闘能力事態はそこまで高くない。ただ戦うだけならCランク上位と互角くらい。とはいえ、その変幻自在の戦い方にやられるAGも少なくない。
 過去、変化したデスサイズラクーンに一つの都市が滅ぼされかけたという記録が残っていて、人に紛れ込むのがとても上手い。


・ハンマーオーガ
 討伐部位:ハンマーオーガのハンマー
 Bランク魔物
 腕の部分がハンマーになっているオーガ。見た目自体は角が無いゴブリンのようで、ホーンゴブリンとそこまで変わりはないが、大きさが段違い。
 自分の身体を大きくすることで身体能力を上げる固有性質を持っている。大きくなるまでは時間がかかるが、大きくなってしまうとアックスオークすら凌駕する膂力を発揮するというもので、動き自体はそこまで素早くないが、侮れない魔物。


・ブレードフォックスヘッド
討伐部位:ブレードフォックスヘッドの尻尾
Bランク魔物
 キツネのような顔の、端的に言うなら、人狐。尻尾が三本あって、なおかつそれがカッターの刃のようになっている。
 気配を断つ固有性質を持っていて、戦闘力も高く厄介な魔物。尻尾の攻撃は、威力が高く、殺傷能力も高い。
 ただ、固有性質が強力なせいか、真正面の戦闘は他のBランク魔物に比べると劣る模様。


・アローモール
討伐部位:アローモールの爪
Bランク魔物
 とても鋭く大きな爪を持つモグラのような外見をした魔物。背中にたくさんの矢を背負っていて、それを飛ばして攻撃してきたり、地中から爪で奇襲をかけてきたりする。
 本来はとてもおとなしい魔物で、滅多に人を襲うことは無い。
 触れた土を柔らかくすることができる固有性質を持っており、その力を使って地面を素早く掘り進むことができる。

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