Jack of all trades ~主人公ポジションを奪います~

フランク 相川

第七話 オペレーション朝練

みんなさん、おはおはようございます。
ただ今、多分朝の5時ぐらいです。
そろそろあいつば来る頃合いだと、思うのだが。
「お~い、谷鴉くん!」
「おっ、来たか。悠人。」
「それじゃあ始めようか。」
「おう、そうだな。」
さぁ、練習でもすっか。
カサカサ
ん、来たか。
「すまん、トイレ行ってくるわ。」
「うん。」

   ~田村 視点~
「行っちゃった……まぁ、いいや。」
練習しよう。
まずは魔力に集中して、一気に放つ!!!
バシュン!
お、やった!
「あれ、ハルト様ではありませんか。」
「あ、ソフィア……様?でいいですかね。」
「フフ、ソフィアで構いませんよ。」
「あ、そうですか。ソフィア……」
「はい!それにしても先ほどのは、いったい。」
「あぁ、ファイヤーボールですよ。」
「え、ハルト様はもう魔法が使えるのですか?」

   ~矢田部 視点~
くっそ、会って二日目でイチャイチャしやがって。
まぁ、いいか。どうやって暇をつぶそう。
コツンコツン
ん?城の中から音がする。
音からして1,2……5人か。
「なぁ、あの姫様。めちゃくちゃかわいくね。俺、もらっちゃおうかな。」
この声は、和鷹か。
「え、でも和鷹。お前、高崎は?」
「どっちもとるに決まってるだろ?」
「うわー、光明さいてー。」
「はっはっはっ!」
ブチ切れたぜぇ!
だが、我慢だ。あいつを倒すのは悠人だ。
今、俺がこの銃で殺したらミッション失敗だ。
まぁ、いい。
戻ろう。

   ~田村 視点~
「一一それでですね。その時谷鴉くんが。すっころんで落ちたんですよ。」
「フフフ、面白いですね!」
話しやすいなぁ。仲良くなれてうれしいな。
「お~い。戻ったぞ。」
「あ、谷鴉くん!」
「では、私はこの辺で。また後で。」
「あ、はい。」
「なんか、あったか?」
「ううん、何でもない。やろっか、練習!」
お茶会
呼ばれちゃった

  ~矢田部 視点~
どうせお茶会にでも呼ばれたんだろう。
クソ!リア充め!!!!!


コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品