Jack of all trades ~主人公ポジションを奪います~
第三話 ミッション開始
「なぁ」
「ん?」
「なんで、恵奈賀がいたんだ?」
「ん?」
「にこにこするな。もう一度言う。何で島崎 恵奈賀が入ってきた。前回は入ってこなかったぞ。」
「それはきっと君がいつもと違う行動をしたせいでバタフライエフェクトが起きたのだろう。あ、そうそう君のほかにもう一人協力者がいる。」
「マジか。ってそれ、絶対恵奈賀のことじゃん。」
「さぁ?どうでしょう。」
「そうだった。君のスキルについて説明しないとな。」
「あ、話しそらした。」
「説明しよう。君の職業は“ジャックオブオールトレーズ”だ。日本語では何でも屋という意味になる。ちなみにこれは君にしか使えない職業だ。能力はその名の通り、どんな職業も扱えるが限度がある。例えば魔法の種類や、アイテムの数。知識も得ることができるが一度に得られる知識の量は3つだ。もう1つ知識が欲しいと思ったらその時は過去に得た3つのうち1つの知識を1回外さなければならない。」
「えぇ、それなら俺の能力を悠人と同じように最強にしたっていいじゃないか。」
「いやぁ、それがね、このパソコンの容量がねぇ……。」
「あぁ、なるほど。」
「すまんな」
「まぁ、こればかしは仕方がないんだけどね。」
「それはそうと何か準備するのじゃないのか。」
「あぁ、そうだった。とりあえず一一。」
「やりましたわ、お父様!」
「あぁ、本当に良かった。」
よし、ここまで想定内だ。やっぱりここはどこかの国の城のようだ。
にしても。魔法陣かっけぇな。
とりあえず、
おっと、そろそろみんなが起きるようだ。んじゃ、こいつも起こすか。
「おい、悠人!起きろ!」
演劇部なめんなよ。これでもちゃんと練習してたんだ。
「ん、ここは?」
「おい、ここどこだよ。」「なんだこれ。」「よっしゃ。」
ここは空気を読んどくか。
「うわー、なんだここはー(棒)。」
「皆の者、混乱しているのはわかるがとりあえず、我の話を聞いてくれ。」
するとみんなが一斉に王と思われる人物に振り向く。みんながそんなことをしている間に俺は持ち物チェックだ。俺の持ち物は拳銃が1丁と弾が20発、ナイフ1本、シャーペン2本だ。ちなみに俺の服装はシャツ、ベスト、スーツにズボンである。まぁ、普通の高校の制服だね。どれも小さいから、服の中に入ったよ。胸に銃が1丁、片方の足にナイフが1本入っている。わからない物があったら、自分で調べて。シャーペン?ポケットの中だよ。
まぁ、王様の話は簡単に要約すると「魔王を倒してください。帰る方法はない。我、悲しい」というものだった。
それは、別にいい。問題は姫さんの方だ。多分あの人がヒロイン2号なのだろう。どうにかして彼女を悠人のおんnゲフンゲフン、彼女さんにしなくてはならない。そのためにも早く協力者とやらを探さないと。
にしても姫さんかわいいなぁ。まぁ、タイプではないが。
おっ、そろそろ王様の話が終わるころか。まぁ、土下座までしちゃって。本気でこの国を救いたいのだな。とりあえず、この王様はいい人のパターンやな。よかった。
「皆の協力に、心より感謝する。ではこれから皆のステータスを確認したいと思う。とりあえず皆、心の中でステータスオープンと言ってくれ。」
おぉぉ!なんかそれっぽい。とりあえず見てみるか、ステータスオープン。
矢田部 谷鴉 16歳♂
種族 人間
職業 ジャックオブオールトレーズ
HP300/300
MP0
攻撃力1000
防御力170
スキル
無し
称号
主人公補佐 異世界からの使者 世界の心理を知るもの
ふむ、なるほど。とりあえず何でMPが0なんだ!?
あの野郎。
MPと攻撃力の差よ。
まぁ、まずはこの職業がどういうものかを調べよう。
ジャックオブオールトレーズ
この世界のデータベースにアクセスすることが可能な能力。容量の大きさだけ
スキルがいくらでも使える。今のところ1回に1つしか使用できない。
使い方
職業を起動する→データベースにアクセス→ファイル名の選択→対象の選択
ん?ファイル名ってスキルってこと?
まぁ、そのうちわかるか。
「そこに映っているのは君たちの強さだ。すまないが明日から早速、訓練が始まる。ひとまず君たちの部屋に案内しよう。そこにいるメイドたちについて行け。」
おぉ、メイドだ。萌える。
「あなた様のメイドになります。ティアラと申します。」
「こちらこそ。私の名前は矢田部谷鴉と申します。」
「……意外と冷静ですね。」
「いえ、流石に驚きましたよ。いきなりこのような異世界に飛ばされるなんて。」
「では、部屋に移動しましょう。」
「わかりました。」
そうだ早速あれを使ってみよう
よし、“ジャックオブオールトレーズ“。データベースにアクセス。ファイル名“鑑定”
対象、ティアラ。
ティアラ 年齢16 職業メイド 種族人間とドワーフのハーフ
ほぅ、なるほど。君のおかげでこの国の関係性が分かったよ。
しかし、同い年か。俄然萌えて見えるぜ。
「あの、あんまりジロジロ見ないでくれませんか。」
「あ、すみません。」
ていうかこの能力、……かっけぇな。厨二心がくすぐられるぜ。
まてよ、俺MPが無いのに何で使えたんだ?
単純に”鑑定”はMPがいらないのか?
「この部屋です。」
「ありがとうございました。」
おぉ、簡素な部屋だ。しかも一人部屋。ここならいろいろできるな。
そうだ、せっかくだし魔法を使ってみよう。
“ジャックオブオールトレーズ“データベースにアクセス。ファイル名”魔法”
『ではこの中からどれか2つ選んでください。』
……へ?
「ん?」
「なんで、恵奈賀がいたんだ?」
「ん?」
「にこにこするな。もう一度言う。何で島崎 恵奈賀が入ってきた。前回は入ってこなかったぞ。」
「それはきっと君がいつもと違う行動をしたせいでバタフライエフェクトが起きたのだろう。あ、そうそう君のほかにもう一人協力者がいる。」
「マジか。ってそれ、絶対恵奈賀のことじゃん。」
「さぁ?どうでしょう。」
「そうだった。君のスキルについて説明しないとな。」
「あ、話しそらした。」
「説明しよう。君の職業は“ジャックオブオールトレーズ”だ。日本語では何でも屋という意味になる。ちなみにこれは君にしか使えない職業だ。能力はその名の通り、どんな職業も扱えるが限度がある。例えば魔法の種類や、アイテムの数。知識も得ることができるが一度に得られる知識の量は3つだ。もう1つ知識が欲しいと思ったらその時は過去に得た3つのうち1つの知識を1回外さなければならない。」
「えぇ、それなら俺の能力を悠人と同じように最強にしたっていいじゃないか。」
「いやぁ、それがね、このパソコンの容量がねぇ……。」
「あぁ、なるほど。」
「すまんな」
「まぁ、こればかしは仕方がないんだけどね。」
「それはそうと何か準備するのじゃないのか。」
「あぁ、そうだった。とりあえず一一。」
「やりましたわ、お父様!」
「あぁ、本当に良かった。」
よし、ここまで想定内だ。やっぱりここはどこかの国の城のようだ。
にしても。魔法陣かっけぇな。
とりあえず、
おっと、そろそろみんなが起きるようだ。んじゃ、こいつも起こすか。
「おい、悠人!起きろ!」
演劇部なめんなよ。これでもちゃんと練習してたんだ。
「ん、ここは?」
「おい、ここどこだよ。」「なんだこれ。」「よっしゃ。」
ここは空気を読んどくか。
「うわー、なんだここはー(棒)。」
「皆の者、混乱しているのはわかるがとりあえず、我の話を聞いてくれ。」
するとみんなが一斉に王と思われる人物に振り向く。みんながそんなことをしている間に俺は持ち物チェックだ。俺の持ち物は拳銃が1丁と弾が20発、ナイフ1本、シャーペン2本だ。ちなみに俺の服装はシャツ、ベスト、スーツにズボンである。まぁ、普通の高校の制服だね。どれも小さいから、服の中に入ったよ。胸に銃が1丁、片方の足にナイフが1本入っている。わからない物があったら、自分で調べて。シャーペン?ポケットの中だよ。
まぁ、王様の話は簡単に要約すると「魔王を倒してください。帰る方法はない。我、悲しい」というものだった。
それは、別にいい。問題は姫さんの方だ。多分あの人がヒロイン2号なのだろう。どうにかして彼女を悠人のおんnゲフンゲフン、彼女さんにしなくてはならない。そのためにも早く協力者とやらを探さないと。
にしても姫さんかわいいなぁ。まぁ、タイプではないが。
おっ、そろそろ王様の話が終わるころか。まぁ、土下座までしちゃって。本気でこの国を救いたいのだな。とりあえず、この王様はいい人のパターンやな。よかった。
「皆の協力に、心より感謝する。ではこれから皆のステータスを確認したいと思う。とりあえず皆、心の中でステータスオープンと言ってくれ。」
おぉぉ!なんかそれっぽい。とりあえず見てみるか、ステータスオープン。
矢田部 谷鴉 16歳♂
種族 人間
職業 ジャックオブオールトレーズ
HP300/300
MP0
攻撃力1000
防御力170
スキル
無し
称号
主人公補佐 異世界からの使者 世界の心理を知るもの
ふむ、なるほど。とりあえず何でMPが0なんだ!?
あの野郎。
MPと攻撃力の差よ。
まぁ、まずはこの職業がどういうものかを調べよう。
ジャックオブオールトレーズ
この世界のデータベースにアクセスすることが可能な能力。容量の大きさだけ
スキルがいくらでも使える。今のところ1回に1つしか使用できない。
使い方
職業を起動する→データベースにアクセス→ファイル名の選択→対象の選択
ん?ファイル名ってスキルってこと?
まぁ、そのうちわかるか。
「そこに映っているのは君たちの強さだ。すまないが明日から早速、訓練が始まる。ひとまず君たちの部屋に案内しよう。そこにいるメイドたちについて行け。」
おぉ、メイドだ。萌える。
「あなた様のメイドになります。ティアラと申します。」
「こちらこそ。私の名前は矢田部谷鴉と申します。」
「……意外と冷静ですね。」
「いえ、流石に驚きましたよ。いきなりこのような異世界に飛ばされるなんて。」
「では、部屋に移動しましょう。」
「わかりました。」
そうだ早速あれを使ってみよう
よし、“ジャックオブオールトレーズ“。データベースにアクセス。ファイル名“鑑定”
対象、ティアラ。
ティアラ 年齢16 職業メイド 種族人間とドワーフのハーフ
ほぅ、なるほど。君のおかげでこの国の関係性が分かったよ。
しかし、同い年か。俄然萌えて見えるぜ。
「あの、あんまりジロジロ見ないでくれませんか。」
「あ、すみません。」
ていうかこの能力、……かっけぇな。厨二心がくすぐられるぜ。
まてよ、俺MPが無いのに何で使えたんだ?
単純に”鑑定”はMPがいらないのか?
「この部屋です。」
「ありがとうございました。」
おぉ、簡素な部屋だ。しかも一人部屋。ここならいろいろできるな。
そうだ、せっかくだし魔法を使ってみよう。
“ジャックオブオールトレーズ“データベースにアクセス。ファイル名”魔法”
『ではこの中からどれか2つ選んでください。』
……へ?
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