見た目おっさん。夢想したものを錬成、現実化できる力を行使する異世界平和への物語

とおす

間の御話ー5大魔王ー

おっさんが金策を行っている頃・・・。


ーー


世界の中心地、世界の臍穴ほぞあな


そこには地獄と邪悪が存在していた。


人肉を攫っては喰らい、魂を吸い上げると己の力にする。


ハシャ・ダガ・エルダ・アーク・サタン。


人間種族から大悪たいあく称号と呼ばれるそれは、


時を刻み、5大魔王ごだいまおうと畏怖される存在となっていた。


5大魔王は物理的に倒すことが出来ないと言われており、


物理的攻撃は全て5大魔王の身体に当たると、溶けてしまう。


攫われた冒険者も初めは抵抗していたが、赤色勲章持ちとはいえ、


5大魔王にとっては赤子も当然。一吹き口からのブレスを放たれれば頭は吹き飛んだ。


「男の冒険者の魂は喰えたもんじゃないな・・・」


5大魔王は次なる餌食を探し、姿を消すのであった・・・。


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