異世界に召喚されたのは二度目だけど、まぁとりあえず強くてニューゲームします

Luxuria

序章 プロローグ 日常

    《Attention!!》

    この作品には以下の成分が含まれます。

    ・低語彙、低文章力
    ・厨二病とイタい主人公
    ・童貞による性描写
    ・ブレッブレの設定


    それでもおkという方は本編にどうぞ。









    その日はこれまでに無いほどの曇天であった。雨雲は空を多い尽くし、大地を洗い流していた。

    「本日、この我の首を以て、長きにわたった戦を集結とするッ!」

    大雨の中、黄金の鎧を纏う初老の男が叫ぶ。そびえ立つ城のバルコニーから発せられた。

    「三十数年にわたり、無辜なる命を散らし、無意味に大地を蹂躙した愚かなる戦いは決して許される事ではないッ!
    よって我の首を以て許しを請おう。我にとって最も大切なものは、この国の民である。
    かの帝国の王は言った。「貴様の首を差し出せば、国民の生活は保障しよう」と。」

    その言葉を受け止める民衆は、ある者は泣き叫び、ある者は憤り、ある者は静かに見守っていた。

    男の声は重々しくも慈愛に満ち、柔らかな声色をしていた。

    「そろそろ終わりの時間だ」

    暗い謁見の間から一人の存在が現れる。ある事・・・を除けばただの少年だ。一つ通常と異なると言えば、衣服の所々に紅い・・染みが付着している事だろう。
 
    加えてその少年の右手には艶々と輝く片刃の小剣が握られており、その剣からは滴っていた。

    「そうか……そなたにも辛い事をさせるな。平和な世界からこの世界に現れ早三十数年。そなたらには真に酷い事をした。我はそなたらにも許しを請わねばなるまいな」

    男はその命を絶とうという少年にすら慈愛の言葉を向けた。

    少年はその言葉に動きが瞬く間止まるも、次の瞬間には男の隣に立っていた。

    「皆の者、そしてこの地に住まう精霊よ、我が命を以て、我が大罪を償わんッ!」

    その叫びは彼の最期の言葉となった。










◆◇◆












    サンサンと照る日光、その輝きは生きとし生けるものの身体を焼く。

    人間も例に漏れずその輝きに身を焼かれていた。

     というような表現を脳内で行うほど俺、斉藤さいとう    れんの体も焼かれていた。

    「あっつー、日本の夏ってこんな暑かったっけ?」

    いつも通りの通学路を歩きながら、隣のに問いかける。

    「あー、あっち・・・は割と涼しいからねー、でもこっちに戻ってきてもう三年だろう?    そろそろ慣れたら?」

    軽い口調でそう返される。

    「そうは言っても、年々暑くなってるから何時まで経っても慣れないんだよなぁー」

    「ジジくさいね君も」

    その言葉に少しばかり笑いを零す俺。こんなやり取りをみれば、ただの高校生にしか見えないのだろう。

    「まぁな、伊達に見た目は子供、中身は超大人じゃないからな」

    「リアルコ●ンだねぇ」

    そう、俺達は見た目こそ少年少女ではあるが、中身はお酒も飲める年齢なのである。その経緯にはファンタジー小説十数巻の長々しい話があるのだが。



    「ほい、着いたー」

    眼前には立派な校舎がそびえ立つ。これが俺達の通う学園である。俺達の住む地域では有名な私立高校であり、その地域の高校生の6割を有し、また多くの学生がこの学校を志望する。

    俺達は去年入学した二年生であり、学園の事は大概知っている。一年生の頃には初めての事ばかりで驚くことばかりだったのだが。

    この学園は多くの学生を有する事もあって、施設・設備は豊富で快適な生活を送ることが出来る。

    全ての部屋には漏れなく空調が完備、広い校庭、室内プール、最新のパソコンの揃ったコンピュータ室、バリエーションに富んだ器具のあるトレーニングルーム、おまけに水道は全て温水対応で、トイレではウォシュレットが完備である。中でも食堂は格別で、そこらのチェーン店を遥かに越える味の和洋中が味わえる。

    と、そんな事を考えている内に、俺達のクラス、2-Aに着いた。

    いつも通り二人で教室に入ると、聞き慣れた声が届く。

    「おはよー!    今日も二人で仲良いねー」

    と軽快な声で挨拶してくるのはこのクラスの委員長、佐倉さくら    菜々香ななかだ。

    実年齢のせいか高校生とキャッキャッウフフすることが出来ない俺に、何故かよく接してくる。

    「ああ、おはよう佐倉さん」

    「おはよう」

    彼女の挨拶に俺ともう一人、藤原ふじわら    彩音あやねが返す。ちなみにこの女も俺と同じく見た目は子供、中身は超大人である。


    「仲がいいというかただの腐れ縁だよ」

    「そうそう、れんクンとはただの長い付き合いで、若者が喜ぶような関係じゃないよ」

    実際そうだ。彼女……彩音の容姿はとても優れていて、身長と童顔から小動物然とした可愛らしさを内包しているが、そういった事・・・・・・は想像したことは無い。

    「本当?    全然意識とかしてないの?」

    委員長がそう聞いてくるが、

    「「ないない」」

    という当然の返答だ。

    「ふーん、じゃあ私にもチャンスが…」

    「え?    なんだって?」

    声が小さくて聞き取れなかった。

    「な、なんでもない!」

    彼女は赤面して去っていった。

    「なんだったんだ?」

     最近の子は何を考えているのかは俺にはよく分からん。

    「蓮クンも罪な男だね。フフッ」

    横では彩音が可愛らしい微笑みを漏らしていた。なんだよ罪って。


    




◆◇◆





    と、こんな感じで青春ライフを続けるのだろうと思っていた時期が俺にもありました。

    授業中、突如床いっぱいの魔法陣が発生したのだ。

    生徒たちはパニック、勿論先生も含む。

    「どうなってんだ!?」とか「キャーー!」とか「デュフフこれは…」とかテンプレみたいな台詞で少し俺も驚いている。

    「蓮クン蓮クン」

    隣の席からつんつんと指先で着いてくるのは彩音である。俺と同じくそこまで驚いてはいないものの、少しばかり変な汗をかいている。

    「ボク、すっごいデジャビュなんだけど」

    「安心しろ。俺もだ」

    授業中、床に魔法陣……

    「多分あれだよね?」

    俺と共通の心当たりが彩音にもあるらしい。当然だ。

    「これ異世界召k」

    俺達は光に包まれた!!






    今回はプロローグなので短いですが、次回からは少し長くなります。投稿は初めてなので文章もつたないのですが、伸びしろがあると思って暖かい目で見守って頂ければ嬉しい限りです。


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