「嗚呼!青春の大根梁山泊!」~東海大学・僕と落研の物語~
学園

完結:3話

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「嗚呼!青春の大根梁山泊!」~東海大学・僕と落研の物語~

  • あらすじ

      昭和55年、静岡県の田舎町・磐田市から上京した大学生、小林哲也は入学した東海大学で落語をやるという夢を抱いていた。しかし当時の東海大学落語研究部とは…想像を絶する笑いの梁山泊であった。
      
      昭和後期、東海大学落語研究部に偶然集まったおバカな部員たちが繰り広げる抱腹絶倒の青春エピソード集。
      テレビの特番「全日本学生落語名人位決定戦」に憧れて入部したダメ部員の一年生が見たものは、卒業も就職も捨てて笑いだけを極める先輩達のバカバカしくもいたいけな姿だった。
      落語家・春風亭昇太師匠を始め、後の放送作家、ディレクター、タイムキーパー、市会議員、お坊さん、など、特殊なキャラクターが勢揃い。昭和55年入学の著者、現在・放送作家の小林哲也がかつて誰も公表しなかった落語研究部の馬鹿馬鹿しい実態を大暴露。
      
      素人参加番組の常連だった落研生たちとタレントさんとのエピソードとは?
      合宿で巻き起こった生死をかけた爆笑事件とは?
      恋人をとられた後輩のために、クラブ全員が立ち上がった。前代未聞の出入りについた意外な落ちとは?
      
      テレビ朝日の番組「ザ・テレビ演芸」初代グランドチャンピオンとなった、学生ギャグ漫才「まんだら~ず」が勝ち抜いた陰には考えられない裏話が存在した。そして、プロの誘いを断っての解散。 
      一人は落語家に(昇太師匠)、一人はディレクターとして再出発。二人が解散式で交わした青春の約束とは?
      
      著者が新人放送作家時代に体験した、落研出身の有名人とのチョット良い話とは?
      その全てにノンフィクションとは思えない運命と偶然が交差する素敵な青春エッセイ的私小説。

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