エンタメ

もはや、あまり
言葉にしたくないものであるが
なかなかの大変な時期である。

ハリーポッターでいう
ヴォルデモートのように
口にしてはいけないあの人的な
雰囲気すらある。

混乱、おそらく世界中が
どうしてこんなことに
なっているのかといった様子で

不安やら恐怖やら、
どうもうんざりしたり
迷惑したり、
誰かを責めたり
考えないようにしたり

人ってのは、こんな時まで
考え方、捉え方が色々様々で
十人十色であるなと感じる。

エンタメの話をすると、
こんな時にエンタメなんて！！

と声を荒げる人がいる。

確かに、わたしたち人間、
どうも弱くて、衣食住が
しっかり揃っていなければ

エンタメを楽しむ余裕なんかない。

命あってこその、
健康あってこその、エンタメ。

これは、間違いないのだ。

だが、今ロックダウン中の
海外の、特にヨーロッパでは
外出が禁止されていて

家にいる。
みんな外に出られない。

そんな中で、人はどう過ごすのかと。
不安に震え、恐怖して
ずっと手洗いうがいでも
してろというのか。

個人に出来る対策など、
たかが知れているのだ。

人混みは、避ける。
手洗いうがいを丁寧に。
免疫をつけるだなんてことは
もう、とっくにやっている。

医者でも専門家でもないのに
ワクチンや薬はつくれはしないのだ。

ある動画を見た。

とても大変なことになっている
イタリア。
この世界的な危機を乗り越えようと
しているなかだからこそ、
ある人たちが楽器を演奏していた。

そして、思った。
個人が出来ることをやった上で
本当に極地になったら
もう、エンタメだ。

生活必需品ではないから必要ない！
生きていくのに
本当の意味では必要ないと

一時期は思わされたエンタメだ。

むしろ、エンタメこそ愛おしい。
生活が愛おしい。
人生を楽しくしようとする
人が愛おしい。

必ず終息するものだと、
もちろん分かってはいるのだが、

それまでは、勿論、気をつけつつの
エンタメだ。と。

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