女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
286話 お久しぶりのガチ説教(取)
それからしばらくして。周りも暗くなり、お父さんから、パーティがお開きになるという連絡を受けた。
あ、お父さんにはちゃんと事情を説明してます。由良にはあとでお説教があるとのこと。自業自得だからね仕方ないね。
今までで、もっと酷いセクハラもあったやろって思われるかもだけど、今回ので限界突破したというか・・・まぁそんな感じです。
僕が下に降りると、その事を知らない由良が近づいてきた。
由良「なんで逃げたのよ!協力するって言ったじゃない!」
そんなことを抜かしおったので、とりあえず頭を撫でておいた。お説教前のせめてもの餞別としてね。
由良は嬉しそうにしていた。これからのお説教も知らずに・・・フフフフフ。
アフィア「今日はありがとうね、楽しかったわ。」
日向「僕もだよ!またイベントやろうね!」
アフィア「ふふ、そうね。じゃあ、また学校で。」
そんな話をして、アフィアちゃん見送った。
アフィアちゃんを見送って、しばらくした後。リビングでは、由良へのお説教・・・というか、ドラマで見た取り調べに近いことが行われていた。
由良の前に父さんと母さん、聖菜お母さんの3人が座り、後ろでは逃げられないよう、加奈お母さんと奈緒お母さんがスタンバっていた。
・・・思ってたよりガチで怒ってた。まぁ、1歩間違えれば・・・いや、ほぼセクハラという名の犯罪だったし。仕方ないかもだけどね。
それに、今回に限った話じゃなくて、今までの暴走気味な行動も非難された。これは、江美と叶恵も一緒に怒られてた。
途中でさすがに可哀想と思って、お父さんを止めに行こうとしたけど、それは愛菜お母さんによって止められた。
こういうのは1回、ちゃんと言わないといつまで経っても終わらないと言っていたけど・・・さすがに可哀想だった。
お父さんは最後に、僕を呼んだ。そそくさと近づき、お父さんの隣に座る。
目の前の3人は既にボロボロと涙を流しており、凄くしおらしかった。
大和「・・・相手が嫌がってる時点で、それはイジメだったりセクハラだ。たとえ彼氏相手でもな。これからは、日向が嫌がったら直ぐに辞めること。いいな?」
3人「はい・・・ごめんなさい・・・」
大和「日向も、それでいいか?」
日向「うん、大丈夫。」
大和「わかった。嫌なら嫌って、ちゃんと言うんだぞ。それでも辞めないようなら、すぐ相談しな。」
日向「・・・うん。」
加奈「そんときは、あたいのトレーニングコースでも受けてもらおっかな。・・・次の日に体が動かせるかどうかは、保証しないけどな。」
3人「ひいぃ!もうしません!!」
加奈「よし」
加奈お母さん・・・悪魔や。めっちゃ不敵な笑みだった・・・。
こうして、この件は幕を下ろすのだった。・・・改めて思うけど、3人とも喋らなきゃ、外見は普通に可愛いんだよね。なんで中身がこうなのか・・・。
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