女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

285話 盛大に一線を踏み抜く子(即)




由良とアフィアちゃんがジリジリと迫ってきて、これは終わったと思った瞬間。2人は僕にこちょこちょを仕掛けてきた。

何とかして逃げようとするも、由良の押さえつけが強く逃げられず。結局、1分近くそのままだった。笑い死ぬかと思った。

しかもその後の展開と言ったら、まぁ。あんまり語りたいものでもないけど、由良がこんなことをほざき出したんだよ。

由良「やっぱりね、ここはきちんとすべきだと思うのよ。いつまでもこのままでも、あれでしょ?」

日向「え、何が・・・?」ゼーハー

由良「日向が私たちより可愛いということは、日向も女の子かもしれないということ!」

日向「はぁ!?」

意味がわからなかった。もうね、本当に意味不明でした。それ以外の言葉が思い浮かばないくらいには。

だってさ、僕が女の子なわけが無いじゃん?こんなんだし、あれだって・・・ね?言う必要ないから言わないけどさ。

アフィア「由良・・・あんた大丈夫?悪いものでも食べた?」

由良「私は至って正常!だって、日向が可愛いのがしゃくなんだもん!」

日向「いや、可愛くなんてないs」

由良「お黙り。またくすぐられたいの?まぁ、私にとってはご褒美なのでいいんですけどね?」ウネウネ

日向「どうぞ話を続けてください。」

由良「よろしい。」

由良のくすぐりは1回で充分。1日2回以上は・・・心臓に悪い。

アフィア「だとしても、どうするって言うのよ?」

由良「なに、簡単なことよ。すぐにカタはつくわ。2人の協力が必須だけどね。」

日向「・・・何をさせるつもり?」

由良「そんな怪訝けげんな目で見なくてもいいじゃないの。大丈夫よ、危害は加えないって。」

そう言って前置きしてくるあたりが胡散臭うさんくさいんだけどね・・・。

日向「・・・本当に?嘘じゃないだろうね?」

由良「信じてもらって大丈夫!簡単に済むし、誰にも危害は及ばない!平和的でしょ?」

アフィア「ならいいんじゃない?できるだけ、分かりやすいもののほうがいいけど。」

由良「そりゃあもう!手っ取り早く、1回で済むことですよ!」

うむむ・・・そこまで言うということは、一応信用していいのか?最近由良絡みだとあんまりいい事ないからなぁ・・・。

まぁでも、ちゃんと約束してくれてるし、いっか。

日向「・・・わかった、協力するよ。」

由良「マジ?ありがとう!といっても、本当に簡単に済むからね。見せてもらうだけだし。」

うんうん、簡単に済むなら・・・うん?待って何、見せる?

日向「・・・見せるって、何を?」

僕がそう聞くと、由良はあっけらかんとして即答した。

由良「なにって、ナニをですよ?」

その瞬間、僕はすぐさま2階へと駆け出し、部屋の鍵を閉めた。

馬鹿か!馬鹿なのかあいつは!!江美以上の変態じゃねぇか!!どうして家にはこうも、変人しか居ねぇんだよぉぉぉ!


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