女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
273話 やっぱり、今回もメタだったよ
秋。それは、暑くもなく寒くもなく、それでいて○○の秋という単語がはびこる季節。
例えば、食欲の秋。食べるのが大好きな妹達が1番喜びそうな単語。実際、美味しいものがいっぱいだからね。
栗とか焼き芋とか、その時期しか食べられない、または手に入りにくいようなものも多いし、まさに○○の秋代表と言ったところだろう。
・・・でも、あれだけ食べてるのに、身長もろもろあんまり育ってな・・・いや、やめておこう。睦月に聞かれるとまずい。
そしてもう1つ、スポーツの秋。こっちは叶恵が喜びそうだね。まぁ、年がら年中ジョギングとかで体動かしてるアイツにとっちゃ、あんまり変わんないのかもしれんけど。
とまぁ、色々と魅力的ではあるんだけど・・・いかんせん、イベント事があんまりないのよね。あるとしたら、10月末のハロウィンくらいか。
イベント事が好きな僕にとっては、まぁ退屈なもので・・・それに、前に続いてメタいこと言うと、話のネタにもしにくいし。
でも今は9月上旬、ハロウィンは10月末。・・・察しのいいひとは、もう分かるよね?そうだね、2次元あるある時間飛ばしの時間だね!
というわけで、ハロウィンどころがその先まですっ飛ばしまして、今は12月!そう、クリスマスです!
・・・え、秋云々はどうしたって?私にもわからん。まぁいいでしょ、レッツg
睦月「待てい」ガッ
日向「え・・・睦月?なにしてんの?」
まさかの睦月の登場です。なんで?ここって僕の心の中の精神世界とかじゃなかったの?
睦月「それはこっちのセリフ。お兄ちゃん、何考えてんの?ハロウィンだよ?すっ飛ばすの?」
日向「いや、まぁ・・・無くてもいいかなって。」
睦月「無くてもいいわけないでしょ。絶対ダメだからね。ハロウィンやるからね。」
日向「えー・・・クリスマスでも良くない?サンタとか、ケーキとか・・・睦月の好きな美味しいものがたくさんだよ?」
睦月「・・・じゅるり、じゃなくて。そもそも、お兄ちゃんのとこにはもう、サンタ来ないでしょ?」
日向「サンタも何もあれはジ・・・いや、やめとくわ。知らぬが仏って言うし。」
睦月「・・・?」
睦月は頭に「?」を浮かべていた。ちなみに、睦月はまだ、サンタを信じております。可愛いね。
睦月「まぁ、なんでもいいけど・・・とにかく!クリスマス回の前にハロウィン!いいね!」
日向「はいはい、わかりましたよ・・・」
睦月「ハイは1回!」
日向「お母さんか!」
そんなわけで、睦月マm・・・睦月に言われちゃいましたので、ハロウィンです。今は10月29日、前日です。いいね?答えは─
睦月「あ、それと・・・」
突然睦月は、僕の首根っこを掴んで・・・自分の顔に引き寄せてきた。キスでもされるのかと思い身構えたが・・・
睦月「悪かったね、身長も〇〇〇いもちっちゃくてぇ!!」ゴゴゴ
すっごい形相で、睨まれました。聞こえてた・・・見えてた?みたいですね。
睦月「何か言うことは?」
日向「えっと・・・小さい方が好みd」
睦月「よぉし歯ぁ、あ・・・?え、え?」
睦月は一瞬殴り掛かる素振りを見せたと思ったら、そのまま硬直した。あれ、睦月はこのこと知ってるはずだけどな。
睦月「・・・小さい方が好み・・・でもさっきバカにされたし・・・でも・・・うぅん」
そのままずっと、悩みながら自分の部屋へと戻る睦月でしたとさ。・・・一体なんだったんだろうね?
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