女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

265話 ハーレム建設後の変化・・・(素)




由良「ひゅうがぁっ♪」ダキッ

日向「・・・なに?」

由良「んふふ、なんでもないよっ♪」

日向「ウザイからやめて」

由良「ド直球!ヒドイ!」ガーン

あれから数分後、恥ずかしい告白をした僕に待ち受けていたのは、由良のウザ絡みだった。

抱きついて匂い嗅いでくるわ、頭は撫でてくるわ・・・しかも可愛いってのがさらにイラッとする。妹のくせに、ちくしょう。

ご褒美だと思う人もいるだろうけど、妹に弱み握られてウザ絡みだからね?いっぺん体験してみるといいよ、マジでイラッとするから。

アフィア「ふふ、日向?」ダキッ

日向「なに、アフィアちゃん?」

アフィア「なんでもない、呼んでみただけよっ♪」

日向「そっか。えへへ・・・」

由良「待遇の差がレベチ!もう差別なんてもんじゃない!」

江美「まぁまぁ、日向もきっと照れてるのよぉ。彼女になれたんだし、良かったと思わなきゃ。」

由良「うぅ・・・そうだけどさぁ!せっかく付き合えたんだから、スキンシップしたいじゃない!」

叶恵「だからっていきなりがっつくのはどうかと思う。それと・・・あたしらの彼氏でもあんだからな?そこんとこ、弁えろよ。」ゴゴゴ

由良「はい・・・」

江美「おっかないおっかない。」

叶恵に睨まれて、端っこで由良がしょぼくれてた。仕方ないね。

奈々「むー・・・アフィアさん離れるの!奈々もにーとイチャイチャしたいの!」

アフィア「ふふ、そうね。みんなの彼氏さんだもんね?」

睦月「私のおかげで丸く納まったってことも、お忘れなく。」ヒョコッ

奈々「わかってるの!にー、ぎゅってして!」

日向「はいはい。奈々はいつまでも甘えん坊さんだな。」

奈々「にーだけなの!これでも、学校では静かに過ごしてるの!」

衣玖「それ・・・奈々姉が人見知りなだけじゃ」

奈々「・・・なんか言った?」ゴゴゴ

衣玖「なんでもないですはい。」

・・・奈々を怒らせてはいけない。衣玖を犠牲ぎせいに、それを学んだ。

江美「あら、楽しそうなことしてるわねぇ。」

日向「ん、江美も?」

江美「今は遠慮しておくわぁ・・・また、夜に2人っきりで、ね?」クスッ

睦月「なんですと・・・お兄ちゃん、私も2人きりの時間を要請する。」

日向「大丈夫、そんな約束した覚えないから。江美、あんまてきとうなこと言うな。」

江美「何言ってるの?ないなら作るまでよ。今夜は一緒に寝ましょ?」

日向「やだ、一人で寝る。」

江美「つれないんだから、もう・・・」

睦月「そ、添い寝・・・お兄ちゃ」

日向「ダメだからね?」

睦月「・・・」ショボーン

日向「そんな顔してもダメ」

睦月「・・・けち」

日向「ケチで結構。奈々、そろそろ離れてな。」

奈々「えー・・・わかったの。奈々は聞き分けのいい子なの!」

日向「うんうん、素直な子は好きだぞ~。」ナデナデ

由良「・・・えらく奈々達に優しいわよね。まさか、幼子が好みか!?」

日向「ぶっ飛ばすぞお前」

由良へのお説教が決定した瞬間だった。


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