女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

224話 お・や・く・そ・く(張)




数日後。

由良「いやー来ちまいましたなぁ!」

江美「ほんとねぇ。許可が降りるとはおもわなかったけど・・・」

叶恵「ま、せっかく来たんだし、楽しもうぜ?」

日向「そ、そうだね。」

アフィア「・・・緊張してるの?」

まさかの、5人だけで海に来てしまった。てっきり皆で来るものだと思ってたから、ちょっと動揺したよ。

というか、アフィアちゃん?緊張するに決まってるじゃんかよ!だって・・・ねぇ?うん。言わんとすること、わかるでしょ?

日向「とりあえず、シート敷いてパラソル立てよっか。」

由良「おっけおっけー!」

叶恵「あたしに任せときな!」

テキパキとシートとパラソルの設営をする叶恵。それをサポートする僕と由良。江美とアフィアちゃんは、全員の飲み物を買いに。全員、自分の役割をこなす。こういうところは、いいと思うんだけどね。

シートとパラゾの設営が終わったあたりで、ちょうど2人が帰ってきた。

アフィア「買ってきたわよ~」
 
江美「お疲れさま、はいどうぞ」

叶恵「お、ありがてぇ!」

由良「悪いね~」

日向「ありがと!大丈夫だった?」

アフィア「なんのこと?」

日向「え、その・・・ほら、ナンパとか・・・」

江美「あらぁ、心配してくれてるの?私たちが可愛いからつれてかれるんじゃって?」

日向「いや、そういうわけじゃ・・・」

江美「ふふふ、心配しなくても大丈夫よ、何も無かったわ。」

アフィア「まぁ、そういうこと。心配ありがとうね。」

日向「あ、うん。」

うーん、からかわれた。

由良「さて、シートも敷いた事だし・・・」チラ

江美「そろそろ海に行きましょうかぁ?」チラ

叶恵「でもなぁ、日差しが強いし・・・日焼け止め先塗ろうぜ?」チラ

アフィア「そうね、日差しはお肌の天敵だし。」チラ

・・・嫌な予感しかしませんね。だいたいこういう時に何言われるかは分かるけど・・・これ、どう断るのが最適なのか分からんぜよ。

日向「・・・な、なに?こっちをチラチラと・・・」

念のために聞いておく、もしかしたら別のことかもしれないし・・・うん。

4人「日焼け止め、背中に塗って?」

日向「デスヨネー」

知ってた。知ってましたよえぇ。

・・・で、どう答えりゃえぇのこれ?とりあえず、ぱっと思いついたので・・・。

日向「いや、お互いで塗り合えばいいじゃん。僕がいたら邪魔でしょ?少し離れてるからさ、じゃあそういうk」

由良「逃がさないわよ?」

江美「何が悲しくて女の背中触らなきゃいけないの?」

叶恵「効率よく行こうぜ?つべこべ言わずに塗りな。」

アフィア「・・・ダメなの?日向。」

日向「そりゃずるいっすよ・・・」

違うの引いたみたいっすね。こりゃダメだわ。


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