女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

201話 色々気にするお年頃(爆)




バーガーショップにて。

叶恵「おーおーやっぱ人気だなぁ。もう15時近いってのに、まだこんなに人が・・・」

奈々「3時のおやつとしても有能な証なの!」

日向「さすがに食べ過ぎはダメだけど、ちょっとした小腹満たしにはいいよね。」

叶恵「飯としても有能だし、やっぱバーガーは最高だよな!」

奈々「同感なの!」

バーガーショップに着いてからは、叶恵も奈々もいつも通りに戻った。食の力って偉大だね!

ちなみに、僕はおやつ代わりに、ポテトとドリンクだけ頼んだ。

日向「2人は何頼んだの?」

叶恵「あたしは、ハンバーガーにポテト、ソフトクリームにチョコパイだな。」

奈々「奈々はマキシマムバーガーにビッグポテト!」

日向「ファッ!?」

・・・おやつとは、いったい。特に奈々が頼んだマキシマムバーガーとビッグポテトは、それぞれの最大サイズやぞ?

まぁ、食べられるならいいけどさぁ。そんなに食べて大丈夫なのかね?

奈々「・・・にー、いま失礼なこと考えてるの。」

日向「へっ?いや、そんなことは・・・」

奈々「どうせ、そんなに食べたら太るよとか、考えてるんでしょ?」

日向「う・・・」

叶恵「日向ぁ、そんなこと考えてたのか?どうやらお前もお仕置が必要みたいだな?」

日向「思ってない思ってないよ!」

奈々「奈々の目はごまかせないの!それに、にーが食べなさすぎなだけなの!」

叶恵「それはあるかもな。なんだよポテトにドリンクって。しかもどっちも最小最大サイズじゃねぇか。男だろ?もっと食わなきゃだめだぞ?」

日向「いや、これはおやつだし・・・それに、これが普通だと思うんだけど・・・」

2人「それはない(の)!」

日向「えぇ・・・」

君たち2人がおやつだって言ったんだよね?君たちが言い出したんだよ?ほんとうに、おやつとはって感じだよ・・・。

叶恵「・・・にしても」チラ

奈々「・・・?叶恵姉、奈々になんかご用?」

叶恵「いや、そんだけ食べてるってのに・・・」

叶恵は奈々を一瞥いちべつして、

叶恵「・・・育たねぇもんだなぁ、背も胸もwww」

巨大な爆弾をほおり投げやがった。その瞬間、奈々の雰囲気が一変する。

奈々「は・・・?」ピキッ

叶恵「栄養が届いてねぇんだなぁwww」

奈々「・・・・・・か」

叶恵「まだあたしは、栄養が筋肉とか胸にいってるからなぁ?その点奈々は・・・ふふっ」

奈々「・・・たいか」

叶恵「あん?なんだよ奈々、もっと大きな声で言えよ。背と胸がそれなんだから、声くらいは大きく・・・」

奈々「消 さ れ た い か」ゴゴゴ

叶恵「え・・・な、奈々?」

奈々「訂正しろ。奈々の背は低くない。胸は小さくない。」

叶恵「いや・・・低いしちぃせぇだろ」

日向「ちょ、おま」

そういう時は大人しく訂正するべきだろ!?何やってんだこいつ!?

奈々は、しばらく黙りこくっていた。絶対怒ってるやん・・・。そして、口を開いた時に言った言葉は。

奈々「・・・ちっちゃないもん・・・」グスッ

2人「えぇ・・・」

やっぱりいつもの奈々だった。


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