女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

133話 1寸先は地獄なり(腹)




テスト後返却後、由良と江美は喧嘩していました。いや、喧嘩というよりも、由良が一方的にいじられてる感じ。

まぁ、仕方ないって言ったらそれまでなんだけどさ。前の日散々自慢しておいて、いざ返却されたら凡ミスだらけだったなんて・・・僕だったら絶望してるね。

そんな空気が1週間続き、どちらからともなく和解したみたいで、また仲良く3人で、僕のことを誘惑したり抱きついてきたりしてました。とりあえず良かったです。

嘘です、良くないです。いいわけないでしょうが。なんでこうなるの?

ほんとさぁ、いい加減どうにかなんないのかなぁ?僕は妹に手を出すような、やばい人にはなりたくないの!

大和「へっくし!」

理子「ありゃ、風邪?」

大和「いや・・・そういうわけじゃないけど。」

理子「じゃあ誰か噂してるとか?ありそー・・・大和のことだからなぁ。」

大和「おいそれどういう意味だ」

理子「どういう意味だろうね~?」

なんからお父さん達がやってるけど、それは置いといて。僕はアフィアちゃん一途なのに、全くもう!



10月。〇〇の秋って言葉が流行り出す季節になりました。

僕的にはアレ、なまける言い訳に聞こえちゃうんだよね・・・スポーツの秋とか、読書の秋はいいとしてもさぁ。

ま、それはそうと、焼き芋美味しいよね。(唐突)

日向「はふはふ・・・ん~~!////」ウットリ

由良「これは・・・ありですね。」ゴクリ

江美「そうねぇ、眼福だわぁ。」ゴクリ

叶恵「・・・うへへ」ゴクリ

アフィア「あんひゃら・・・」モッモッ

奈々「おいひいの~!」モシャモシャ

睦月「・・・美味しいおかわり」モモモモモモ

衣玖「おにいしゃん、あーん!」

日向「あはは、ありがとう。僕は自分のあるから、自分で食べな。」

衣玖「うん!」

大和「そんながっつかなくても、言えば作るから大丈夫だぞ。っと、母さん、送っくれてありがとな。」

佳穂『いいのよ、沢山もらって、余らせてもいけないから。』

おばぁちゃんから、さつまいもが送られてきたんだよね。お父さんが焼き芋にしてくれたから、みんなで食べてるところ。
最高に美味しい!

大和「なかなかそっち帰れなくてゴメンな。来年は帰れるように時間つくっから。」

佳穂『無理はしないでね。帰れるときでいいから。蒼く・・・お父さんもそういう思うわ。』

大和「おう。母さんも父さんと仲良くな。・・・言うまでもないと思うが。」

佳穂『ふふ、愚問ね。』

日向「おばぁちゃん、体には気をつけてね!」

佳穂『えぇ、気をつけるわ。日向も気をつけるのよ?』

日向「うん!」

おばぁちゃんとの電話が切れる。また、持っていた焼き芋を食べようとして・・・

日向「って、ないっ!?」

何故か、持っていたはずの焼き芋が無くなっていた。

睦月「私の焼き芋は、私が食らう。お兄ちゃんの焼き芋も、私が食らう。」モモモモモモ

犯人発見。

日向「返してよぉ!」

睦月「否、それは無理なり・・・」モモモモモモ

日向「もぉぉぉ~~!!」

大和「はは・・・また作ってやっから。」

僕たちはこうして、おやつの焼き芋を沢山頬張った・・・。
その結果は、お察しの通りで。

日向「うぅ・・・おなかいっぱい・・・」

由良「む、無念・・・」

大和「まさか、あんだけ食っといて、夕飯食えねぇとか言わねぇよなぁ?」

睦月「・・・ふぅ」ケフ

奈々「ううううう・・・無理なの・・・」

江美「やっちゃったわぁ・・・」

叶恵「気にしてたんだけどなぁ・・・」

僕たち全員、夕ご飯を食べ終えるのに、1時間以上費やしましたとさ。



★ちこっとメモ★

海外に作物を送る時は、なんか色々と手続き等必要らしいですね。外来のもののせいで、今あるものが脅かされるなんて話、よく聞きますし。少し前にも、種が送られてきたなんて話もありましたね。

ま、これはフィクションなんで、関係ないですけど。フィクションって言葉、便利ですねぇ。


「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

コメントを書く