女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

97話 テンプレとあわあわ日向(定期)




ヴィー「え?そろそろ帰りたい?」

日向「は、はい。さすがにそろそろ戻らないと、妹達にダイブされるので・・・。」

ディーテ「・・・君も色々大変なんだね。帰ることは出来るわよ。」

日向「ホントですか!良かったぁ。」

一生ここに居るのは、さすがにキツイからなぁ。だってアフィアちゃんに会えないし、アフィアちゃんに会えないし。・・・あと妹たちにも。

ディーテ「うーん、でもそっかぁ。」

・・・ん?

ヴィー「せっかくここに来たのに、タダで帰す訳にはねぇ。」

あれ、なんか嫌な予感が・・・。

ディーテ「さっきのアドバイス料として、それなりの誠意を見せて欲しいよね。」ギラ

ヴィー「そそ。大和君の息子さんだもの・・・ねぇ?」ギラ

日向「ひっ・・・!?」サーッ

ヴィーさんとディーテさんの目つきが、先程よりも鋭くなった。ギラギラと輝いている。なんか、怖い。

ヴィー「なでなで・・・ハグ・・・ふひひ」ワキワキ

ディーテ「ペロペロ・・・キス・・・ぐひひ」ワキワキ

日向「ぴゃぁぁぁぁ!?」ダッ

堪らず逃げ出した。しかし、

日向「あれ、あれ・・・開かないぃ!」ガチャガチャ

ドアは固く閉ざされ、開かなかった。僕・・・どうなっちゃうの?

ヴィー「ちょっとだけ・・・ちょっとだけだからぁぁぁぁ!」ダダダ

ディーテ「はみらせて日向くぅぅぅん!」
ダダダ

日向「ぴぇぇぇぇぇ!」

僕は固く目を瞑った。

??「はいストップ。いい加減にしようかお前ら。」ガシッ

ヴィー「あうっ!?い、いったいなに!?」

ディーテ「この声・・・まさか大和君!?」

え?お父さん?僕はゆっくりと目を開けた。

大和「お前らなぁ、俺の子供に何しようとしてんじゃワレェ。」

ヴィー「いやーその・・・昔の大和君に似てるから、つい・・・。」

ディーテ「最近映像だけじゃ我慢が効かなくて・・・。」

大和「だからコレか?えぇ?女神様よ。」

2人「ごめんなさぁぁぁい!」ドゲザァ

え、何これ。突然すぎてよく分からなかった。

大和「あー・・・大丈夫か?日向。」

日向「お父さぁん・・・怖かったよぉぉ!」ギュ

大和「おーよしよし。もう大丈夫だからな。このお姉さんたちはお父さんがしめとくから。」

日向「しめとく・・・?よく分からないけど、どうしてここに?」

大和「こいつらがよからぬ事を考えてるのがバレバレだったからな。しかも、欲望の解放に夢中で、天界への扉全開にしてやがってな。簡単に入れちまった。」

日向「たまに思うけど、この作品変な方向に向かう時あるよね。心の中だの、天界だの」

大和「それは言わないお約束ってやつだ。というかメタいわ。」

2人「あの~・・・」

大和「ちょっと黙ろうかショタコンども。」

2人「大和君と日向君だけですっ!」ビシ

大和「鳥頭かな?」

日向「あはは・・・」

もうなんか、どうでも良くなってきた。とりあえず女神様達が、少し怖い人だということが分かった。

なお、その後ちゃんと戻してもらいましたとさ。


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