女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
16話 素敵な仲と不敵な笑み
アフィア父「皆様、本日はお集まりいただき、ありえないございます!今日という日にパーティを開さ痛っ!?」ギュム
忍「もう、そんな硬っ苦しい挨拶したって、なんの意味もないでしょ?さっさと乾杯しましょう。」
アフィア父「わ、わかったよ・・・えーっと、皆様。グラスを手に持ってください!」
言われた通り、グラスを手に取り、待機。そして・・・
アフィア父「それでは、思う存分楽しんでください!カンパーイ!」
みんな「カンパーイ!」
パーティが、始まった。
俺たち以外にも、いくつかの家族が招待されており、アフィアちゃんのお父さんは、そちらの方へ行ってしまった。全員、子供が僕と同じ学校に通ってるみたいだけど・・・。
それにしても、女性が多い。僕達以外の家族も、何故かみんな父親意外は女性という始末。体感的には2:8くらいかな?いや、1:9?・・・ま、どっちでもいっか。
僕は、これを機にアフィアちゃんとの交流を深めようと、何度かチャレンジしてみたんだけど・・・どれもこれも、失敗。
しかも何がすごいかって、全て自然に避けるんだ。料理を取りに席を立ったり、すれ違う時に話しかけようとすると、その場で止まって携帯いじったり。ある意味すごいなぁって思う。
・・・って、感心してる場合じゃなかった!どうにか仲良くなって、まずはお友達から始めるんだ!
そんな感じで、性懲りも無く何度もトライする僕なのだった。
だ・・・だめだ・・・。何となく予想ついてたけど、やっぱり無視か逃げられてしまう。
やっぱり・・・無理なのかな。アフィアちゃんと仲よくなるのは・・・。
??「ひゅ・う・が・君♪」ガシッ
日向「ひぁっ!?」
不意に肩を捕まれ、変な声が出てしまった。少し戸惑いながら、後ろを向く。
日向「あ・・・えっと、あなたは確か」
リリィ「リリィよ。・・・いずれ、あなた達の家族になるから、覚えといて欲しいな。」
日向「あ、はい・・・はい!?」
この人、今なんて・・・!?
日向「あ、あの、家族になるっていったい・・・。」
リリィ「あなたのお父さんとね、小学生の頃約束したの。18になったら、結婚してってね。今17だから、もうすぐなんだ。」
日向「そ、そう・・・ですか。」
お父さん・・・なにやってんの。小学生に求婚って・・・。
リリィ「にしても・・・随分と避けられてるみたいだね?」
日向「うぐっ・・・はい。」
リリィ「好きなんだね?アフィアちゃんのこと。」
日向「すっ・・・は、はぃ・・・」
リリィ「宜しい。だったら私に任せんしゃい!」ドン
日向「はぇ?」
思わず、気の抜けた声が出てしまった。
リリィ「日向君とアフィアちゃん、この2人は絶対お似合いだから、大丈夫だよ!」
日向「いやいや・・・嫌われてるってのに、どうすればいいんですか。」
リリィ「ふっふっふ・・・それは実際に体験してもらった方がいいかな?」
日向「あの。何する気で・・・」
リリィ「じゃっ!楽しみにしててね~。」
日向「あっ!?ちょっと!」
リリィさんは、不敵な笑みを浮かべてどこかへ行ってしまった。・・・大丈夫かな・・・。
☆コメント返信のコーナー☆
・ラム&ロムさん
「リリィちゃんはナニがとは言わないが、大きくなったんですかね(ゲス顔)
というか大和よ。お前の中では、妹に手を出すことや小学生と婚約することより、妹の友達に手を出すことの方がタブーなんだな…。」
→リリィ「どうでしょう。じぶんではよくわからないので・・・。前測った時はDでしたが。」
理子「負けたンゴ・・・。」ズーン
雫「勝ったンゴ!」パァァ
大和「負けたも何も、俺は小さい方が・・・」
リリィ「なん・・・だと・・・」
大和ェ・・・。というか、妹はOKでその友達はダメってどういう神経してんの?
大和「いや、そう言われても・・・。なんていうか、鈴と夜姫ちゃんには、ずっと友達でいて欲しいんだよ。それに、妹としては友達に手を出されるのって嫌だと思うんだ。」
好きな人に、悲し涙を二度と流させないため、か?
大和「あぁ。もちろん、夜姫ちゃんが嫌いなわけじゃない。むしろ好きな分類だ。でも・・・妹もそうだし、子供たちのことを考えるとな・・・。」
夜姫「うう~・・・」
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コメント
黄昏ノーム
いやはや!登場人物が多すぎて頭の処理が追い付いて無いです
小学生OKの時点で大和君は終わってたと思うんだ……
妹OKした時点で何言っても無意味なんだよ?OK?
ラム&ロム
日向君の読みって「ひゅうが」の方だったんだね。ずっと「ひなた」だと思っていたよ…(今年一番の驚き)