女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
6話 小鈴には思う所があるようです(怒)
今日は入学式だから、授業は無しで午前中で終わった。帰りのあいさつをした後、アフィアちゃんの方を見ると・・・もう教室から出るところだった。早すぎる。そんなに嫌なの・・・?
慌てて追いかけようとしたんだけど、3人組に首根っこを掴まれた。
由良「日~向~?何回言ったら分かるのかなぁ~?」ゴゴゴゴゴ
江美「さすがにぃ、これ以上は私たちもプンプンよぉ?」ゴゴゴゴゴ
叶恵「そんなにあの子が気になるのっ!?近くにこーーんなに可愛い妹がいるってのに!!」ゴゴゴゴゴ
日向「妹がどれだけ可愛くても、好きにはならないの!あくまで家族!それに・・・」
由良「それに?」
言葉が詰まってしまう。言うべきなのか、ただの憶測なのに。・・・でも、黙ってちゃ始まらないか。
日向「・・・あの子、何度も寂しそうな、つまらなそうな顔をしてたんだ。少し、心配で・・・。」
江美「・・・はぁ、日向はお人好しねぇ。」
叶恵「優しいのは知ってるけど、ここまでお節介焼きだったとは・・・。」
日向「悪い?お人好しのお節介焼きで。」
由良「・・・いんや。それも日向のいい所だし。悪くは無いけど・・・少し、冷静になってよ。今日はもう帰ろ?」
日向「・・・それもそうか。ごめん、変な意地張って・・・。」
江美「いいのよぉ。それも、あなたの魅力だものぉ。」
叶恵「でも、ちゃんと私たちのことも見てね?じゃなきゃ、ヤキモチしちゃうから。」
日向「うん、わかったよ。」
みんなに褒められて、僕は少し嬉しくなった。その後、僕らはお父さん達と一緒に、帰路に着いた。
大和「へぇ、早速気になる人が?」
日向「いや、その・・・気になるというか・・・」
大和「隠さなくていいよ。・・・にしても、今の子ってみんなませてんのな。そんなもんなのか・・・?」
理子「時代の移り変わりって凄いよねぇ。」
聖菜「ちなみに、なんて子が気になるの?」
日向「だから気になるとかじゃ・・・はぁ、もういいや。えっと、輝月アフィアちゃんって子なんだけど・・・。」
その瞬間、何故か小鈴お母さんが、ガタッと音を立てて立ち上がった。
小鈴「輝月・・・!?」
大和「ど、どうした?なんかあったのか?」
衣玖「まま?」
小鈴「え、あ・・・いや、何でもないよ。ごめんね~驚かせちゃって。」ナデ
衣玖「~♪」
大和「・・・?ま、いいか。それで、日向?その子とは上手くいってんのか?」
日向「それが・・・」
由良「聞いてよパパ!その子ね、転びそうになった所を日向に助けてもらったのに、ありがとうの一言もなかったの!」
江美「おまけに、日向のことが嫌いとか言い出す始末よぉ。」
叶恵「あんなの、最低だよ!やめた方がいいって!」
日向「でも・・・」
大和「・・・まぁ、そんな急ぐこともないだろ。もしかしたら、もっと優しくしたら、振り向いてくれるかもしれないぞ?」
日向「そ、そうかな。もっと優しく・・・か。頑張ってみるよ!」
3人「頑張らなくていい!!」クワッ
日向「そんなぁ・・・」
奈々「なんか大変そうだね~。」パチ
睦月「そうだね。・・・あ、角頂き。」パチ
奈々「くぁwせdrftgyふじこlp」
奈緒「睦月ちゃん、オセロ強いのです!」
愛菜「さすが、わが娘。」フンス
一方ではカオス、1方ではのほほんとした時間が流れていた・・・。
小鈴「・・・。」
☆コメント返信のコーナー☆
・黄昏ノームさん
「予備軍ってのは大和君に似たハーレム予備軍なんだよね!
大和君の血を引くだけあって
ハーレム(妹達)が出来そうねw
ささ俺は日向君のハーレムに先行投資をしますかねw」
→日向「妹ハーレムなんて、絶対作らないからね!お父さんじゃあるまいし!」
大和「・・・あのな、日向。俺もそんなの作る気なんて微塵も無かったんだぞ?」
日向「ならなんで、今こんなことになってるのさ!」
大和「自分の意思は関係なく、勝手に作られてた。以上。」
日向「えぇ・・・。」
大和「作らないって思うのはいいけど、勝手に作られてる可能性があるってのを覚えとけよ。」
日向「う、うん。」
大和「妹と関係持っちゃうと、少しギクシャクするからな。まぁ・・・俺の場合はアイツのせいだからなんとも言えんが。」
日向「そ、そっか。覚えとくよ。」
大和「あいつ、人がスヤスヤと気持ちよく寝てたっていうのに・・・」ブツブツ
・ラム&ロムさん
「大和サイドでもハーレム加速の匂い…?もう相手が人妻でも驚かないよ。
まぁ将来有望なのは日向君のほうだろうけどねー。なにしろ既にハーレム(妹達)が確定していて、さらに増える可能性があるのだから。」
→大和「加速しねぇよ!なんで人の奥さん取らにゃならんのだ!」
・・・やるなよ?マジで。
大和「しねぇっつってんだろ!俺をなんだと思ってんだ!!」
日向「というか、僕に関しては、なんで妹ハーレムが確定してるのさ!?」
大和「そりゃ、由良達の反応を見れば・・・ねぇ?」
あの子達、日向君のことを異性として見てる節があるから・・・ねぇ?
日向「はは、そんなわけないでしょ。兄を異性として見てるとか、ありえないって。」ゲラゲラ
由良「・・・なんでこうも主人公って、鈍感なんだろうね?」
江美「さぁ?そういう魔法でもかかってんじゃなぁい?」
叶恵「メルヘン・・・。」
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コメント
ラム&ロム
褒められて気をよくする日向君チョロいねーw
日向君は親父のモテ度と母親のチョロイン度を合わせ持っているんだね。褒めちぎることが日向君の攻略の近道…?
黄昏ノーム
(ΦωΦ)フフフ…鈍感系主人公を振り向かせたいヒロインを見ると本当に主人公爆発しろよと思う……
将来(ハーレム)有望な日向君に先行投資しとけば大和君に恩売れるしな!(。-∀-)ニヤリ