女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
3話 小学校での一幕
時は新幹線のように過ぎ、僕と由良、江美、叶恵の4人は、小学生となる日が来た。
僕達の通う小学生は、ほとんど日本の小学校と同じらしい。これがフィクションの力だ、とお父さんが言っていた。フィクションって何?
大和「準備は出来たか?」
由良「にゃは、バッチリよ!由良の制服姿、似合ってる?」
大和「とっても似合ってるぞ!な!日向!」
日向「なんで僕に聞くのさ。」
江美「なんでって、そりゃねぇ?」
叶恵「言うまでもないよね、そんなの。」
日向「はぁ?」
僕には、2人の言っている意味が分からなかった。
大和「おぉ、江美と叶恵も似合ってるぞ!」  
江美「ありがと。でも、どちらかと言うと日向に言ってもらいたいわねぇ。チラッチラ。」
叶恵「私も!ねぇねぇ日向、私たちの制服姿、どうよ?」
日向「・・・別に普通かな」
3人「ちゃんとした感想を言ってよ!」
大和「罪なヤツだな、お前も。」
日向「お父さんの方が何倍も罪な人だと思うけど・・・。」
大和「言うな、それは。」
お父さんに遮られ、やるせない気持ちになった僕を連れ、みんなで小学校に行くのだった。
・・・その小学校での出会いが、僕の運命を変えるとも知らずに。この言葉、1回言ってみたかったんだよね。
由良「えーっと・・・あ、あったあった!」
江美「みんな同じクラスだってぇ。良かったわぁ。」
大和「・・・こういうのって、バラバラになるのが普通なんだけどなぁ。ま、普通じゃないからいいのか。」
叶恵「お父さん、何ブツブツ言ってるの?」
日向「どうせメタいことでしょ?」
大和「何故バレた・・・まさかお前にも心を読む力が!?」 
日向「そんなものないよ、顔に出るからわかりやすいだけ。というか・・・お前『も』って?」
大和「あ、いや・・・なんでもない。さ、自分のクラスに行きな。」
4人「はーい!」
お父さんに言われた通り、教室へ向かっている途中・・・それは、突然だった。
少し前を女の子が通った。その瞬間、その女の子が倒れてきて・・・咄嗟に抱えた。
日向「おっと・・・大丈夫?」
??「・・・。」
その子は僕を一瞥すると、「ふんっ」とそっぽ向いて行ってしまった。なんだったんだいったい・・・?
というか・・・可愛かったなあの子・・・。さしずめ、どストライクってとこかn
3人「せいっ!」ゴッ
日向「ぐぇっ!?」
突然、3人がどついてきた。・・・後頭部を。
日向「な、何すんだよ!」ヒリヒリ
由良「べっつにー?」
江美「日向が今の子見てぇ」
叶恵「ヘラヘラしてたからじゃないよ?」
日向「してないっ!」
僕達は気を取り直して、教室に向かうのだった。
・・・と言うのに。
??「なんであんた、このクラスなのよ!?」
日向「知らないよそんなこと!」
教室に入って早々、イチャモンを付けられてしまった僕でした。
☆コメント返信のコーナー☆
・黄昏ノームさん
「日向君も罪な男よな〜
父さんみたいになりたくない言うてる割に実際かなりの大和君予備軍よ?w
これは絶対大和君パターンにw」
→日向「お父さん予備軍・・・?」
大和「日向。世の中にはな、知るべきことと知るべきではないことがあるんだよ。」
日向「・・・?」
大和「分からないならそれでいい・・・。あんまり、子供に変なこと教えるもんじゃないからな。」ボソ
日向「よく分からないけど・・・お父さんみたいにはならないからね。」
大和「おう、そうしてくれると有難いぜ。」
・ラム&ロムさん
「妹モノハーレムとかいう、結構な深みのあるジャンルに足を踏み入れてやがる…。
嫌いじゃないΣb( `・ω・´)グッ」
→日向「妹を恋愛対象として観てるお父さんと違って、僕はただ単に、仲良く遊んでるだけ。そこんとこ間違えないように。」
大和「俺だってな、こうなるなんて思ってなかったんだよ!時間が経てば、ブラコンも無くなると思ったのに・・・。」
小鈴「おにぃへの愛を見誤った方が悪い!残念だったね!」
衣玖「ぱぱ?」
大和「あー、うん。俺が悪かったよ。お前はお母さんに似るんじゃないぞ~?」ナデ
衣玖「♪」
日向「・・・目の前でイチャイチャしないでくれないかな。」
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コメント
ラム&ロム
小学生1年生のツンデレとか、好きな子にイジワルするアレにしか見えないw
日向君もハーレムの因子を継いでいるのだな。
黄昏ノーム
今度はツンデレ系が日向君に落ちるのね………( *°∀°* )にぱっ
本当に大和君予備軍だわw
コレは日向君も大和君路線になるのかもねぇ〜(¯v¯)ニヤ