ファナリス~恋の物語~

まろふわ

レイラとイムの関係

幼い頃、覚醒魔法の練習をしていたレイラは良く気絶して、しばらくは動けない日が多々あった。退屈にしていると見覚えのない少年が庭に隠れていたのである。

ベッドからレイラは声をかける。

レイラ「そこ、バレるから、私の部屋においで」

少年「……」

少年は動こうとしない。

レイラ「早く」

レイラは、回復したばかりの魔力を使って、少年を部屋に移動させた。

イム「……逃げたのに……奴隷にされる……息ができな……」

イムは、発作を起こし倒れてしまった。

レイラ「ライフ・セーバー(回復せよ)」

レイラは魔法を使うが、回復しない。

イム「やめて……お前の魔力が……」

レイラ「私のことは、どうでもいいから」

倒れたイムを治そうとしたが、レイラは魔力を使い切り倒れてしまう。幸い、発見されたレイによって魔力も回復された。

レイ「レイラ、大丈夫か?」

レイラ「はい、お兄様」

レイ「覚醒魔法の練習もほどほどにな」

レイラ「ですが、お兄様のようにSクラスに入るためには」

レイ「休憩も大事だ、そうだ私とティータイムをしよう」

ライ「かしこまいりました、この少年はどうしますか?」

レイ「父上に、話そう。」

レイラ「ダメです、そんなことすれば……」

ライ「ご安心ください、お嬢様、奴隷にはいたしません」

レイ「魔力が高そうだ、レイラの執事にピッタリだろ」

レイラ「ありがとうございます。」

ライ「少年立てますか?」

イム「立てる」

ライ「なら、良かったです。それではこちらに」

イム「わかった」

ー現代 ファナリス学院生徒会室ー

右大臣「ちょうど、レイラの専属執事を探していたかな」

理事長「イムが執事で良かった」

レイ「敬語じゃないイム可愛かったな。別にあのままでも良くなかったか?」

ライ「執事として困ります。話がそれましたが、明日の判決までに皇太子妃様とイムをお救いします」

ウム「左大臣一家をなんとかしないと」

右大臣「陛下に掛けられた洗脳魔法を解く魔法を考えなければ」

理事長「レイラは、身分剥奪。イムは」

ライ「魔力回収または、左大臣一家の奴隷にされるかと」

マリ「皇太子様、皇女様をお連れしました」

ハマ「こちらへ」

カムラ「私が、証言する、レイラとイムの無罪を」

メイサ「父上様と母上様は、洗脳魔法に掛かってます。警察塔は左大臣が圧力をかけており……このままだと」

マリ「タムが、皇太子妃に……」

レイ「なんだと?」

ハマ「タムは、以前から皇太子様に一目惚れをしており、妃候補ではレイラ様に継ぐ2番目だったそうです。」

レイ「許さない……。」

ウム「この中で洗脳魔法を解けるのは、レイと俺だけど、簡易な物しか解けないからな」

マリ「高度な解除魔法を解けるのは、レイラとイムだけ」

ハマ「面会して、連れ戻す作戦は使えないのか?」

メイサ「あの塔は、タムに占領されている。下手に動くのは危ないわ」

レイ「行きたいが、クロナ家の人間は、謹慎処分だ」

マリ「私とハマでいきます」

メイサ「辞めなさい、クロナ家と関わりのある人間は……」

ウム「この作戦はいかがでしょう」

ウムが思いついた作戦は、クロナ家ではない、ウムとマリ、ハマが塔に侵入して、レイナとイムを連れ出す。
そのまま、皇帝陛下の元へ行き、洗脳魔法を解く。レイラとイムの無罪ならびに、左大臣一家の罪を証明するというものだった。

ウム「単純かも知れませんが」

右大臣「いや、いけるかも知れん、頼んでもよいか?」

ウム、マリ、ハマ「おまかせください」

カムラ「俺が案内しよう」

ウム「ですが、皇太子様」

カムラ「レイラは守るって執事のイムと約束したからな」

ライ「では、私はこちらで指示を」

レイ「失敗すれば、巻き込むことになるぞ」


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