ファナリス~恋の物語~

まろふわ

第4話 ファナリス就任

ライ「皆様、突然申し訳ございません。ファナリスであるレイ様が家業を継がれるため、この度ファナリスの座を辞することになりました」

ライは学院内にある総合会館で宣言をした。

ライ「しかし、レイ様はご卒業まで残り1年と半月あります」

ライ「よってレイ様を聖ファナリスとし、新たなファナリスにはレイ様の妹君でいらっしゃるレイラ様が就任なされることとなりました」

ライ「賛成の方は拍手をお願いいたします」

ファナリス学院の生徒から会館内に響きわたるように拍手が来る

ライ「ありがとうございます。それでは、聖ファナリスに就任された、レイ様、ならびにファナリスに就任されたレイナ様のお言葉とレイナ様から新生徒会のメンバーをご紹介いただきます」

ライ「レイ様お願いいたします。」

レイ「わかった。」

レイは顔を引き締めた。

レイ「皆様、この度は私の家業の都合でファナリスを辞することになりましたことを深くお詫びいたします。」

レイ「今後は聖ファナリスとして生徒会の活動を続けさせていただきますので、妹含めた新生徒会をよろしくお願いいたします。」

会館から拍手が来る

レイ「ありがとうございます。では私からの挨拶はここまでとさせていただきます。」

レイとレイラが壇上で入れ替わる

レイラ「この度はお忙しい中お集まりありがとうございます。改めましてファナリスに就任させていただきましたレイラです」

会館から拍手が来る

レイラ「ありがとうございます。それでは生徒会のメンバーを紹介させていただきます。」

レイラ「ファナリス学院生徒会 」

レイラ「聖ファナリス レイ・クロナ」

レイラ「ファナリス レイラ・クロナ」

レイラ「準ファナリス マリ・アラム」

レイラ「書記 ハマ・アラム」

レイラ「会計 イム・マーク」

レイラ「以上となります。」

レイラ「新生徒会をよろしくお願いいたします。」

新生徒会のメンバーがお辞儀をし会館内では拍手が鳴る

レイラ「ありがとうございます。それではこれにてファナリス就任式を閉幕とさせていただきます。」


ー生徒会室ー

レイ「ちょっとライ」

ライ「はい、レイ様」

レイ「聖ファナリスとか聞いてないんだけど、辞めるって言ったよね」

ライ「それが、学院長からファナリスを辞めるだったらファナリスの上の位である聖ファナリスをレイ様にと推薦があったそうで」

レイ「母上様からか…」

ライ「はい、ですので」

レイ「わかった。」

レイ「じゃウムはどうなる?」

ウム「俺は勉強の合間に生徒会に顔見せする感じかな。」

ウム「レイもそんな感じでいいんじゃないの?」

レイ「そうなのか?」

ウム「うん。あとはファナリスであるレイラちゃんに任せておけばいいよ」

レイ「でも、レイラは皇太子妃の手続きがあるし」

ウム「皇太子妃レイラちゃんなの?」

レイ「父上様いわくな。」

ウム「政略結婚か…」

レイ「でも。皇太子様はレイラを好いていらっしゃる」

ウム「問題はレイラちゃんか」

レイ「昔から重圧苦手だかなレイラは」

ウム「でも、レイラちゃんにファナリス推薦したんだ」

レイ「俺は、タムを推薦したんだけどね。父上様から反対されてレイラしかいなかったんだよね」

ウム「左大臣だからねタムの親」

レイ「学院内の事も政権で決めたいで欲しいんだけどね」

ウム「色々大変なんだなレイも」

レイ「レイラのほうが大変だよ」

ライ「レイ様、レイラ様と生徒会メンバーがお越しになられました」

レイ「入って」

レイラ「失礼します。」

イム「失礼します。」

マリ「失礼します」

ハマ「失礼します」


レイ「じゃ全員自己紹介しようか」

レイ「名前とクラスと得意な魔力属性とあとは好きなスイーツね」

ライ「レイ様、辛党の人がいたらどうするつもりで」

レイ「じゃ好きな食べ物にしよう」

こうして生徒会メンバーの紹介が始まった。

レイ「じゃ僕からいくね。」

レイ「レイ・クロナ 一応クロナ家の次期当主、クラスは高等部 2年 Sクラス」

レイ「魔力属性は水と氷かなー」

レイ「好きな食べ物はかき氷かな。ブルーハワイ味」

レイ「じゃ次は」

ウム「はーい‼俺ね」

レイ「ウムは生徒会引退したじゃん」

ウム「形式的にはでしょ?心は生徒会にあるから」

レイ「意味わかんない」

ウム「そのうちわかるって、じゃいきまーす」

ウム「ウム・マサラ 元準ファナリスねー。レイがファナリスを引退するついでに辞めたけど、たまに顔出すからよろしくね」

ウム「マサラ家の次期当主で、魔力属性は草とかまあ植物関係です」

ウム「一応官僚になるためにガレッジ部の入学目指してる」

ウム「好きな食べ物はスイーツかな。特にチョコレートが好き。よろしくね」

レイ「長い。今日早く帰りたいんだよね」

ウム「いいじゃんちょっとぐらい、じゃ次レイラちゃん」

レイラ「わかりました。レイラ・クロナ。あっウムさんクラスの紹介忘れてます」

ウム「本当だね。クラスは…」

レイ「僕と同じ2年Sクラスだよ」

ウム「ちょっと、レイ。俺のセリフ」

レイ「はいはい。レイラ続けて」

レイラ「かしこまいりました」

レイラ「クラスは中等部3年Sクラス、魔力属性は闇と時空」

レイラ「好きな食べ物は天ぷらです。よろしくお願いいたします。」


マリ「次は私ー」

マリ「マリ・アラム。中等部3年Sクラスね。ちなみに性別は女でー」

レイラ「性別は見たらわかるからいいんじゃないかな?」

マリ「そっか。あとはレイラとは初等部からの幼なじみ。魔力属性は光」

マリ「あとはー好きな食べ物ね。なんだろ」

マリ「うーん。わかんない。以上でーす」

マリ「次は私の双子の兄さんのハマさんでーす」

ハマ「いい加減に俺をお兄様と…」

マリ「いいじゃん。生まれた年同じだし日付も同じだし」

ハマ「はいはい。もうどうでもいい。」

ハマ「ハマ・アラムです。魔力属性は闇 クラスは2年Sクラス、好きな食べ物はサラダです。よろしくお願いいたします。」

マリ「おもしろくないな。」

ハマ「自己紹介に面白さっている」

マリ「いるでしょ。自己紹介で自分のクラスの立ち位置がほぼ決まるんだよ?」

ハマ「これ生徒会だぜ。そんなの気にしなくていいんじゃないの」

マリ「そうなの?レイラ」

レイラ「いいんじゃないな。」

マリ「じゃのんびりいこー」

ハマ「お前はいつものんびりしてる…」

マリ「いいじゃんのんびりしていて」

ライ「レイ様。魔法対抗試合の書類を学園長よりいただきました」

レイ「ありがとー、ライ」

レイ「次はイムの自己紹介とついでにライもやっちゃいな」

イム「私はあくまでレイ様の執事。自己紹介など…」

レイラ「やりなよ。イムお兄様からの指令よ」

イム「かしこまいりました」

イム「イム・マーク、レイラ様の執事をさせていただいています」

イム「クラスは執事練 中等部3年Sクラス」

イム「魔力属性は光、好きな食べ物はオムライスあと性別は男です。よろしくお願いいたします。」

レイラ「イム、性別は要らないよ」

イム「いえ、レイラ様、性別をいわないと女子と間違えれますので」

イムは中等部3年男子からしたら小柄で顔も可愛くいつも女子と間違えられていた

イム「男子の制服を着ているのにひどいものです。」

イム「あっすみません。続きどうぞ」

ライ「ライ・ミクロ。レイ様の専属執事です。魔力属性は炎 クラスは執事クラス高等部2年Sクラス」

ライ「好きな食べ物はそばです。特に中華そばが好きです。」

ライ「よろしくお願いいたします。」

レイ「これで、全員の自己紹介が終わったね」

マリ「今さらだけど、レイ様」

レイ「何?マリ」

マリ「私達家柄上初等部からのお付き合いですので、自己紹介は…」

レイ「そうだね…今気づいたよ。いらなかったね」

場が静まりかえる

レイ「…魔力対抗試合の計画をしようか」

生徒会メンバー「はい…」


レイ「じゃ計画だね…計画って何すんの?」

ライ「試合の組分けと、当日の挨拶でございます」

イム「それと、模擬店です」

レイ「毎回思うんだけどさ、模擬店っている?」

レイ「学院際だけでいいじゃん」

ウム「何いってんだよ。模擬店大事だよ。それはさレイみたいに強いやつはさ決勝まで残るからいいけど」

ウム「おれ第三試合でいつも負けるから暇なんだよね」

レイ「暇つぶしに模擬店開いてるってこと」

ウム「そーいうこと」

レイ「ふーん。」

レイは毎年決勝で残っているため、模擬店には生けてないのだ。

レイラ「模擬店楽しいですよね。特にチョコバナナとか美味しいです」

ウム「レイラちゃんにはわかるよね。さすがだね。バカ兄貴とは違うね」

レイ「バカじゃねーし」

ウム「とりあえず、生徒会の模擬店を何にするか決めよー」

生徒会メンバー「わかりました」

レイ以外のメンバーは模擬店に対して積極的である。

ウム「やっぱり模擬店に外せないのが」

ウム・レイラ「チョコバナナ」

ウムとレイラの声がそろった

レイ「なんか二人とも息ピッタリだね」

ウム「模擬店にチョコバナナは外せないだろ?」

レイラ「はい!!ウム様チョコバナナ入れましょう!!」

ウム「よし、まず1個目はチョコバナナ」

ハマ「1個?」

マリ「全部で何個やられるおつもりで…」

ウム「10個だろ?」

レイラ「はい!!10個にしましょう」

レイ「10個は無理じゃないかな。」

マリ「確かに、大変そう」

イム「生徒会メンバーも試合に出るとして…」

ハマ「チョコバナナだけでいいのでは…」

レイラ「えっ…」

ウム「まあ、しょうがない。」

ウム「よし個性溢れるチョコバナナを考えるぞー」

レイラ「はい」

レイ「とりあえず、今日は解散で」

ライ「はい、魔力試合の資料も完成しましたので、解散といたしましょうか」

レイ「うん、じゃ俺帰るね」

レイは素早く帰っていった

レイラ「速いわねお兄様」

マリ「うちのハマも速いよ」

ハマも帰ったようだった。

レイラ「私達はゆっくり帰りましょうか」

マリ「そうね」

ウム「了解」

イム「かしこまいりました」

こうして、魔力試合で生徒会はチョコバナナを模擬店に出すことになったのであった。

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