依頼屋S

ノベルバユーザー416262

依頼屋S 1話

僕が小学1年生のある日の朝僕の父がいつもどおりに仕事に行った。
「翔吾行ってきます」その言葉を最後に
父は姿を消してしまった。
父が姿を消してから1年経ち、僕は小学2年生なった。母と2人暮らしをしている、
「翔吾起きなさい〜学校遅刻しちゃうでしょ〜」「はーいーわかってるよー」
学校に登校している途中、コンビニに大きいテレビがありそこでニュースを見ていた。「昨夜東京都内のマンションにまた強盗が入り犯人は家の金庫にあった五千万円を盗み逃走警察が逃走中の行方を追っています」東京都内でお金を盗まれる事件はこれで40軒目僕は世界的に有名なあの伝説の泥棒怪盗Gのしわざだと思っていた。
そんな怪盗Gを憧れていた。ふと時間を見た「ヤベ〜遅刻だ〜」ダッシュして学校に行った。「おはよー健二」「またギリギリかよ翔吾」「怪盗Gのニュース見てたんだよ凄いよな〜ずっと捕まらないだもんなー」「かっこいいよなぁ〜」
健二は幼稚園からの僕の親友だった。
チャイムの音が鳴った「キーンコーンカーンコーン」「先生また怪盗Gが泥棒したってよーカッコいいよね」「翔吾くん泥棒はカッコよくないんだよ悪い人なんだよ、それにまだ怪盗Gだとは決まってないんだから」「カッコいいよ〜絶対怪盗Gだってー俺も将来凄い泥棒になりたいなぁー」
「何言ってるの 」「出席取りまーす」
2話へ続く

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