こちら、ヒュードロイド心療所。
SF

連載中:2話

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こちら、ヒュードロイド心療所。

  • あらすじ

     遠い未来の話、アンドロイドとヒトが共存し始めた世界ー。
     
     当初は様々な批判を受けながらもその便利さから多くのアンドロイドが開発された。
     人間そっくりなアンドロイドとヒトを外見で区別することができるのは電子型の「ロイドリング」と呼ばれるアンドロイド自身では外すことができないとされているリングだけ。
     そんなアンドロイドを「もの」とするのが現在の政府の方針なのだが、民衆の間ではその精巧になった見た目からアンドロイドを「ヒト」として認知する者も少なくなかった。
     
     役所、工場、スーパー、オフィス…様々な場所で見かけるようになったアンドロイドたちー。
     
     そんな中、都会の雑居ピルの一室に看板も掲げてはいない、一つの病院があった。
     
     エレベーターを上がり、扉が開くとまた扉があり、長い廊下の先には明かりがついた扉が見えた。
     
     「ヒュードロイド心療所」
     
     入り口にはこう書いてある。
     
     <当医院から患者様へのお願い>
     当医院は心に悩みを持つ方々が来るところであり、アンドロイド・人間と区別することなく一人の「患者」と接しております。
     そのため、万が一アンドロイドの患者様に危害が加わることがないよう、アンドロイドの患者様にはロイドリングをオフしての受診をお願いしております。
     再受診は予約制です。初診の場合、他の患者様の診察時間によりお待ちいただく場合があります。ご理解の程よろしくお願いいたします。
     ※アンドロイド批判者の方などは気分を害する可能性がありますので、別の心療内科を受診なさってください。
     
     
     この心療所に来る患者達が紡ぐ様々な物語を少しだけ紹介しましょう。
     
     
     <主な登場人物>
     ・カネシロ先生
     ヒューマロイド心療所の先生。
     なぜこの病院があるのかは彼にしか分からない。
     
     ・コバヤシさん
     心療所の看護師さん。
     昔あったアンドロイドとの一件で、カネシロの病院に勤め始める。
     
     ・サイキさん
     診療所の待合室でハーブティーなどの飲み物を提供してくれるマスター。
     患者達が穏やかな気持ちで待合室を利用できるように努めている。
     
     ・様々な患者さん達
     
     
     
     

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