僕は18歳年上の女性に恋してる

カリスマ.フォ

4.オンラインゲーム

お客さんにおしえてもらったオンラインゲーム。

何となく初めたオンラインゲーム

家に帰っても会話ない生活。
仕事終わって数時間ゲームをして帰るのが僕の日課になった。
嫁、子供が寝た頃に帰宅し、夕食、お風呂済ませて、夜中もゲームをやる。

またそのゲームがチャット機能付きで会話しながらできるという面白いゲームだ。

戦いのゲームなんだが、一緒のチームで敵のチームと闘う。連携や、コミニュケーションもそうだが、たわいもない会話や、出会い系じゃないけど、実際に出会ったりしてるひともいる僕からしてみたらそこでの出会いはバカにしてた程度のもんだ。

ゲームをやる目的としては、色んな都道府県の人達と知り合えるので、方言や、情報のネタとしても仕事に役立つと言う無理矢理な根拠をもとにやるようにしていた。
ゲームで仲良くなった人が髪切りにでもきてくれたら、仕事の為になるんじゃないかという理由にもなる。し、ネタとしてもそうだし、会話と、ゲームで集客出来たらちょっとした自信にもなる。
っていうのも、この美容業界はどこのお店も集客に困っている。
僕の場合、困ってると言えば困ってるけど困ってないと言えば困ってない程度だ。

美容師は技術職のイメージをもたれてるが、僕は決してそうは思わない。
技術も確かに必要で、器用にできた方がいいに決まってる。この立場になるまではそう思っていた。
美容師になって15年になるが、決して僕は自分のことを器用だと思っていないし、どちらかといえば不器用だと思っている。

悲しいことに、同級生の9割はこの仕事を辞めて別の仕事をしたり、病んで何してるかわかんない人もたくさんいるのが現状だ。

話をゲームに戻そう。

ゲームは小さい頃からちょくちょくやってはいたけど、オンラインとなると上手い人のレベルは計り知れない。
が、
毎日毎日やり込んでいくと、ある程度のレベルにはたどり着いた。

ボイスチャットもいろんなフレンドができ、リアルでは話しにくい話や、ふざけた話をしながら毎日楽しんだ。

仕事で人と話すことには慣れている。
顔も知らないオンライン上の人達と会話するのも最初は少し抵抗あったけど、ここの世界での会話レベルは普段の仕事ででの接客に比べると楽勝、っていうか何も気を使わず話せるので楽しいと感じた。

コメント

  • 蝶子☆

    続き気になります!(*^^*)

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