異世界に召喚されて魔族になりました

ルルーチルニド

27,らとるにきいてみた〜(1)

荷物を荷馬車に積み私達はある程度の王国の方角へと進んでいる
進む速度や休憩のタイミング等は全てケンタウロスのケロスとウロスに任せているので気楽にやってもらおう

あまり余裕があるとは言えない荷車に乗りながら暇を潰そう
ラトルに聞きたいことを聞いてみようかしら

「ねぇ、ラトル」
「ん?どうした?」
「色々聞きたいこととか聞いても?」
「俺にわかる範囲ならいいぜ」

異世界転生で剣と魔法の世界にきてまず聞きたくなるのは

「魔法って何なの?」
「俺も詳しいことは分からない。俺の聞いたところによると。
世界には7つの魔法属性がある。
その7つとは火・水・風・土・雷・光それから闇があるらしい。
そして、火は雷に強く、水は火に強く、風は水に強く、土は風に強く、雷は土に強い。
光と闇に関してはは強い弱いはないらしいと言うこと。
それからはお前たちに教えた通り魔素を媒介にそれぞれの現象を起こすということくらいだな」
「なるほど…属性がありそれぞれ強みと弱みがあるのね」

そう言えば私は奴隷解放のときに魔法士のファイヤーブレスをウォーターウォールで防いだのだわ
あれは間違ってなかったという事ね

「そう言えば昔チームを組んだ魔法士が合わせ魔法があるとか言ってたっけな」
「合わせ魔法?気になるわ」
「魔法属性同士を混ぜ合わせてより強力な魔法を編み出せるのだとか
そこは詳しく聞かなかったから分からない、すまんな」
「いや、その存在があることが知れるだけでありがたいわ」

合わせ魔法か…
どんな魔法なのか見当もつかないわね

「だけどさ、私達皆魔法を少しでも使えるってすごくねぇか?」
「多分だけど初級魔法とかは魔素適正が少しでもあれば皆使えるんじゃないか?」
「うー…そうか」

「へぇ〜あなた達魔法が使えるのね。少し見てみたいわ」
「姫、そう簡単にお願いするものじゃありませんよ?」
「サリア、これは私のこれからの人生に関わることかもしれないのよ?色々な事に知見か無いとすれ違いが発生したりするでしょう?」
「それは…そうですけど…。すみません皆さん、お願いできますでしょうか?」

これはわがままなのかそれとも本気なのか?
多分両方なんでしょうね
少しは付き合ってあげてもいいんじゃないかしら?

「理華、できるかしら?」
「えっ…わ、私?!」

1番最初に使えるようになってたし
知らない魔法も使えていたしね
もしかしたら魔法士に適正があるのかも

「理華の魔法は凄かったからなぁ」
「俺らの中で1番凄いんじゃないか?」
「で、でも…」
「理華、大丈夫だお前ならできる!」
「な、なら…で、できます!」
「わぁ〜ありがとう!! 」
「で、では、その清き水で我らを守り給え!『ウォーターウォール』」

荷馬車の後方に向かって水の壁が発生した

「す、凄いわね!」
「そうですね」

初めて見る魔法にミーリャ姫は大興奮である
サリアさんはどこか申し訳なさそうな顔をしている
この程度なら大丈夫なんですけどね

「ありがとうございます」
「えへ、よかったです」

理華も満足げね

「王国のギルドに行けば魔法についてもっと詳しく聞けるはずだ」

はぁ…学ばないといけないことが多すぎるわ…
でもまあ、少しは楽しそうね

「異世界に召喚されて魔族になりました」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く