異世界に召喚されて魔族になりました
24,自己紹介(2)…?
黄金色のふわふわロールの髪を夕焼け空になびかせ髪の色と同じ黄金色の目をゆっくりと閉じる
片方の足を軽く後ろに下げ、少し汚れているスカートの両端をつまみ上げ軽く膝を曲げ頭を少し下げる
美しさで見蕩れてしまいそうになる程の礼を見たわね
そして少女は口を開く
「私はクレスト王国の姫、ミーリャ・クレストリア・ヴァンヒュートですわ」
続いて、暗めの青色のショートヘアの女性も翡翠色の目をゆっくりと閉じ
ミーリャ姫と同じくカーテシーをしっかり決め、しっかりした印象の顔を上げて口を開いた
「私はミーリャ姫のメイドをしております、サリアと申します」
サリアもミーリャ姫の後に名乗る
こういうの小説やアニメでよく見たわね
「この度はこの私、ミーリャとそのメイドである私を助けていただき感謝致します」
まてまて、私も名前を言わなきゃ
「いえ、旅の途中の偶然があったまでです」
私も礼をしてから名乗るべきよね??
背筋を伸ばし両腕は軽く握り腰の位置で構える
そのまま腕を上げて顔の前でクロスさせて腰から上半身を曲げる、そして、腕を元の位置へ戻しながら上半身を起こす
「私は凛 鈴音と申します」
「俺はラトルと言います。今は冒険者バッジを無くしておりますが、冒険者です」
私、テンパリ過ぎでは?
ガタガタだし、なにより道場の礼をしてしまった…
私の緊張しまくりな挨拶を見てミーリャ姫はクスッと笑い
「リンさん、そんなに緊張しなくてもいいんですのよ。王国に属さない人や冒険者は、貴族や王族のお堅い挨拶じゃなくても問題ないですわ」
「そうだとしても、礼に始まり礼に終わる。それが父の言葉ですから」
「良い父上をお持ちですのね」
「ありがとうございます」
ものすごく緊張するわ…
一王国の姫なんて大統領の娘くらいの地位かしら?
粗相があってはならないでしょ…
「それで、1つお願いが…」
「なんでしょう、我々にできることであればなんなりと」
めんどくさい事じゃ無ければいいんだけど
それより、ラトルはすんなりと話している
慣れてるのかしら?
「私共をクレスト王国へ連れて行ってくれませんか?」
「了解しました。我々もクレスト王国へと向かう途中でして」
「そう!ありがとう!」
まるで天使のような微笑みを浮かべた後、ミーリャ姫はほっとした様子を見せた
誘拐されて帰り方も分からなかったその反動かしらね?
そして、私達の目的地と同じとはこれまた幸運ね
「そこの荷車で良ければあたしらが足になるぜ?」
人の様な馬の女性がそう言ってくれた
これはかなりいいのでは無いかしら?
そろそろ歩き疲れただろう風花も楽をさせてあげられるわ
「ケンタウロスか!ありがたい」
「おうよ!あたいはケノス、こっちは妹のウロス。仕事中は呼びやすい名前があった方がいいからそう名乗ってるぜ!」
「よろしくおねがいしまーっす!」
元気な2人組のケンタウロスが自己紹介をする
2人とも柿色の髪で赤の瞳
トーリスは肩甲骨辺まであるポニーテールで勝気な瞳をしている
フーリスは肩に少しかかる程度のツインテールで姉と似た瞳をしている
2人とも足である馬部分は栗色の毛並みでかなりがっしりとした筋肉が付いている
そして、2人とも巨乳…うらやましいわね…
「それじゃあ皆を呼びましょう、ここは少し開けた所だしそれほど川から離れてないから」
「野宿…ですか?」
「姫様に野宿ですって?!」
「でも、今から宿を探すって言われてもなぁ」
「サリア!野宿しましょう!」
「姫?!汚れますし危ないですよ??!」
「私は誘拐されているしサリア達が居るので問題ないです!」
「うっ…」
押し切ったわね…
やっぱり姫って窮屈なのかしらね?
片方の足を軽く後ろに下げ、少し汚れているスカートの両端をつまみ上げ軽く膝を曲げ頭を少し下げる
美しさで見蕩れてしまいそうになる程の礼を見たわね
そして少女は口を開く
「私はクレスト王国の姫、ミーリャ・クレストリア・ヴァンヒュートですわ」
続いて、暗めの青色のショートヘアの女性も翡翠色の目をゆっくりと閉じ
ミーリャ姫と同じくカーテシーをしっかり決め、しっかりした印象の顔を上げて口を開いた
「私はミーリャ姫のメイドをしております、サリアと申します」
サリアもミーリャ姫の後に名乗る
こういうの小説やアニメでよく見たわね
「この度はこの私、ミーリャとそのメイドである私を助けていただき感謝致します」
まてまて、私も名前を言わなきゃ
「いえ、旅の途中の偶然があったまでです」
私も礼をしてから名乗るべきよね??
背筋を伸ばし両腕は軽く握り腰の位置で構える
そのまま腕を上げて顔の前でクロスさせて腰から上半身を曲げる、そして、腕を元の位置へ戻しながら上半身を起こす
「私は凛 鈴音と申します」
「俺はラトルと言います。今は冒険者バッジを無くしておりますが、冒険者です」
私、テンパリ過ぎでは?
ガタガタだし、なにより道場の礼をしてしまった…
私の緊張しまくりな挨拶を見てミーリャ姫はクスッと笑い
「リンさん、そんなに緊張しなくてもいいんですのよ。王国に属さない人や冒険者は、貴族や王族のお堅い挨拶じゃなくても問題ないですわ」
「そうだとしても、礼に始まり礼に終わる。それが父の言葉ですから」
「良い父上をお持ちですのね」
「ありがとうございます」
ものすごく緊張するわ…
一王国の姫なんて大統領の娘くらいの地位かしら?
粗相があってはならないでしょ…
「それで、1つお願いが…」
「なんでしょう、我々にできることであればなんなりと」
めんどくさい事じゃ無ければいいんだけど
それより、ラトルはすんなりと話している
慣れてるのかしら?
「私共をクレスト王国へ連れて行ってくれませんか?」
「了解しました。我々もクレスト王国へと向かう途中でして」
「そう!ありがとう!」
まるで天使のような微笑みを浮かべた後、ミーリャ姫はほっとした様子を見せた
誘拐されて帰り方も分からなかったその反動かしらね?
そして、私達の目的地と同じとはこれまた幸運ね
「そこの荷車で良ければあたしらが足になるぜ?」
人の様な馬の女性がそう言ってくれた
これはかなりいいのでは無いかしら?
そろそろ歩き疲れただろう風花も楽をさせてあげられるわ
「ケンタウロスか!ありがたい」
「おうよ!あたいはケノス、こっちは妹のウロス。仕事中は呼びやすい名前があった方がいいからそう名乗ってるぜ!」
「よろしくおねがいしまーっす!」
元気な2人組のケンタウロスが自己紹介をする
2人とも柿色の髪で赤の瞳
トーリスは肩甲骨辺まであるポニーテールで勝気な瞳をしている
フーリスは肩に少しかかる程度のツインテールで姉と似た瞳をしている
2人とも足である馬部分は栗色の毛並みでかなりがっしりとした筋肉が付いている
そして、2人とも巨乳…うらやましいわね…
「それじゃあ皆を呼びましょう、ここは少し開けた所だしそれほど川から離れてないから」
「野宿…ですか?」
「姫様に野宿ですって?!」
「でも、今から宿を探すって言われてもなぁ」
「サリア!野宿しましょう!」
「姫?!汚れますし危ないですよ??!」
「私は誘拐されているしサリア達が居るので問題ないです!」
「うっ…」
押し切ったわね…
やっぱり姫って窮屈なのかしらね?
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