異世界に召喚されて魔族になりました
18,今度は勝たないとだめよ!
ゴブリンの装備品は
アーマー類無し
ボロボロの腰蓑…?
防具はそれだけ
武器は
木製の荒削りされた棍棒ね
「リンリン…」
「風香、これは自分が生き残る為の拳よ」
「う、うん…」
「自分や大切な人を守るために武術を習ってたんでしょ?なら、今がその時よ。風香の拳で私を、私達を守ってちょうだい!」
「っ!!任せて!」
風香の後ろめたさはこれで大丈夫ね
本当に優しい子なんだから
ゴブリンもまだ動こうとはしない
警戒しているのかしらね?
腕力はそこそこあるのか早いスピードで空振りしている
挑発のつもりなのかしら?
そして私達をその目に捉えて、低いような甲高いような聞き心地の悪く汚い雄叫びをあげる
私、風香、蓮花、里美の4人は一定の間隔をあけて1体1になり、理華が支援を行えるように作戦を立てた
「ほら、城からくすねてきた武器だ。好きなのを持っていけ」
「ありがとう。でも、私はいいわ」
「私も、拳で戦うよ」
「あたしはこの槍を」
「俺は剣で行く!」
「あの、魔法は杖で強化されますか?」
「されるってのは聞いたことがある」
「あ、ありがとうございます。私は皆さんの支援をします!」
それぞれ武器を持った
そして各々小石を持ち1匹ずつ当ててバラけさせた
「おらよ!かかってきな!」
「ぐぎぇぁぁ!!!!」
思惑通りにバラけて戦闘できそうね
知性の低い個体で助かったわ
これは、遊びじゃない…
相手を殺さなければ私が殺される
動物を殺す為に拳を振る時がくるとは…
ごめんなさい、お父様お母様
私は生き残るために武術を使います
「ふぅ…」
心を落ち着かせる為に深呼吸をする
そして目の前の敵に向かって手を差し出し
指を手前に曲げて挑発をする
挑発が効いたのか1度雄叫びをし、ゴブリンは真っ直ぐこっちへ向かってくる
走りながら棍棒を振り上げて攻撃してくる
横にステップして最小限の動きで避ける
私を再度その瞳に映そうと、振り向くために立ち止まったゴブリンの顔に拳をねじ込む
ぐぎぇぇぇ
と叫び体勢を崩すゴブリンにすかさず近づき横腹に膝蹴りを入れる
体勢を崩したゴブリンに避ける術はなくなされるがままに吹き飛ばされる
が、ほとんどダメージは通ってない様ですぐに起き上がり
頭を振りながらこちらを見据える
「効いてない?!」
「ご主人様!魔物や魔素を扱える動物は体表に魔素の防壁ができるのです!」
「どうすればいいの?」
「武器に魔素を込めて攻撃すれば通ります!」
「ご主人様の場合だと拳そのものに魔素を込める感じですね!」
「っ!その事を皆に伝えてあげて!」
「アイサー!」
だから攻撃が通らないのね
今度は大丈夫よ!
アーマー類無し
ボロボロの腰蓑…?
防具はそれだけ
武器は
木製の荒削りされた棍棒ね
「リンリン…」
「風香、これは自分が生き残る為の拳よ」
「う、うん…」
「自分や大切な人を守るために武術を習ってたんでしょ?なら、今がその時よ。風香の拳で私を、私達を守ってちょうだい!」
「っ!!任せて!」
風香の後ろめたさはこれで大丈夫ね
本当に優しい子なんだから
ゴブリンもまだ動こうとはしない
警戒しているのかしらね?
腕力はそこそこあるのか早いスピードで空振りしている
挑発のつもりなのかしら?
そして私達をその目に捉えて、低いような甲高いような聞き心地の悪く汚い雄叫びをあげる
私、風香、蓮花、里美の4人は一定の間隔をあけて1体1になり、理華が支援を行えるように作戦を立てた
「ほら、城からくすねてきた武器だ。好きなのを持っていけ」
「ありがとう。でも、私はいいわ」
「私も、拳で戦うよ」
「あたしはこの槍を」
「俺は剣で行く!」
「あの、魔法は杖で強化されますか?」
「されるってのは聞いたことがある」
「あ、ありがとうございます。私は皆さんの支援をします!」
それぞれ武器を持った
そして各々小石を持ち1匹ずつ当ててバラけさせた
「おらよ!かかってきな!」
「ぐぎぇぁぁ!!!!」
思惑通りにバラけて戦闘できそうね
知性の低い個体で助かったわ
これは、遊びじゃない…
相手を殺さなければ私が殺される
動物を殺す為に拳を振る時がくるとは…
ごめんなさい、お父様お母様
私は生き残るために武術を使います
「ふぅ…」
心を落ち着かせる為に深呼吸をする
そして目の前の敵に向かって手を差し出し
指を手前に曲げて挑発をする
挑発が効いたのか1度雄叫びをし、ゴブリンは真っ直ぐこっちへ向かってくる
走りながら棍棒を振り上げて攻撃してくる
横にステップして最小限の動きで避ける
私を再度その瞳に映そうと、振り向くために立ち止まったゴブリンの顔に拳をねじ込む
ぐぎぇぇぇ
と叫び体勢を崩すゴブリンにすかさず近づき横腹に膝蹴りを入れる
体勢を崩したゴブリンに避ける術はなくなされるがままに吹き飛ばされる
が、ほとんどダメージは通ってない様ですぐに起き上がり
頭を振りながらこちらを見据える
「効いてない?!」
「ご主人様!魔物や魔素を扱える動物は体表に魔素の防壁ができるのです!」
「どうすればいいの?」
「武器に魔素を込めて攻撃すれば通ります!」
「ご主人様の場合だと拳そのものに魔素を込める感じですね!」
「っ!その事を皆に伝えてあげて!」
「アイサー!」
だから攻撃が通らないのね
今度は大丈夫よ!
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