異世界に召喚されて魔族になりました
3,自己紹介…しなきゃ
「よう、大丈夫だったか?」
牢獄に帰るなりラトルが声をかけてくる
「ええ、そこの馬鹿が何回か痺れたくらいです」
「誰が馬鹿だ!」
「とんがりお耳の狼さんよ」
「お前とは決着つけてなかったよな!」
「あら、そうだったわね、かかってくれば?貴方が口だけの弱虫じゃないなら」
「怪我しても知らないからな!!」
彼女は言い切る前に助走をつけて殴りかかってくる
私はそれを冷静に受け流すついでに腕を引っ張り足をすくいあげ仰向けに転倒させる、そして即座に跨りこっちを見た顔に殴りかかり寸止めで止める
「ヒィッ」
「まだやる?」
彼女は抵抗していた手の力を緩めたが
私はまだ敗北宣言を受けていないので押さえつけている
「まだ続ける?」
「くそっあたしの負けだ」
私は立ち上がり拘束を解く
気づけば周りには少しばかりギャラリーが出来ていた
「喧嘩は終わったか?」
「お見苦しい所を」
「いやいや、構わんよ。ここでは日常茶飯事さ」
「ちっ、覚えとけよ…えーっと名前なんだっけ?」
「そうね、お互い自己紹介すらしてなかったわね」
名前…覚えられるかしら?
あまり得意ではないから少し心配だわ
「じゃああたしから、獅子 蓮花ってんだ」
少しウェーブがかかったセミロングの黒髪を揺らしながら自己紹介をした
鋭い赤い目をした黒毛の狼人だけど人族がベースなのか毛が少ない種族なのか手足以外には目立って長い毛は無い
「俺はは坂上 美里、よろしく!」
一人称が俺だけど性別は女ね
蓮花のグループが1人、ハキハキと喋り男勝りな部分がある
特徴的なのはトカゲの様な尻尾が生えている、その他はほとんど人族とかわらないのかしら?
髪は赤髪の肩までのストレートヘアー
爬虫類独特の縦細の瞳で茶色の目をしている
「わ、私は吉岡 理華です」
この子も蓮花のグループの1人ね、語尾に向かい声が小さくなっていってる、気弱そうな印象
栗色のショートボブヘアーで栗色の大きな瞳が特徴的である
頭の上には天使族独特の輪っかがある
また、背中の羽で空を飛ぶことも出来る
どう見ても天使ね
「私は鈴音 凛よ、よろしく」
髪は腰くらいまであるストレートのロングヘアで銀髪、基本的に仏頂面でツリ目なせいで周りには怖い印象を与えてしまうらしい
ちょっと(ここ大事ね)身体は筋肉質ね…腹筋は力を込めると割れるわよ…悪い?!
家系が武術の道場なのよ、だから幼少の時から鍛えられたわ
あと、私だけ特に身体的変化が見られない…
八重歯が生えたくらいかしら?
「守 風香で〜す、仲良くしてね〜」
癖っ毛のセミロングヘアで淡い紫色をしている、顔立ちは大きな空色の目が特徴、出るとこは出て...私とは違って身体の凹凸がかなりある。(少し羨ましい…)
1年くらい前から私の家の道場に通ってたみたい
トカゲの様な尻尾と翼竜のような翼を出したり出来る
ドラゴンかしら?
「俺はラトルだ」
人型の犬、全体的に同じくらいの長さで整っている
蓮花とは違い全身同じくらいの長さの毛がある
けど、スス汚れてちょっと汚い…
綺麗な部分の毛は鼠色の毛でノズルは低く丸っこい顔をしているが、身体はしっかり筋肉が付いており大男ほどに大きい
これで一通り自己紹介は終わりね
その後少し談笑したりラトルからだいたいの奴隷の仕事を聞いたりした
明日からは奴隷生活の始まり…
あまり気乗りしないわね
牢獄に帰るなりラトルが声をかけてくる
「ええ、そこの馬鹿が何回か痺れたくらいです」
「誰が馬鹿だ!」
「とんがりお耳の狼さんよ」
「お前とは決着つけてなかったよな!」
「あら、そうだったわね、かかってくれば?貴方が口だけの弱虫じゃないなら」
「怪我しても知らないからな!!」
彼女は言い切る前に助走をつけて殴りかかってくる
私はそれを冷静に受け流すついでに腕を引っ張り足をすくいあげ仰向けに転倒させる、そして即座に跨りこっちを見た顔に殴りかかり寸止めで止める
「ヒィッ」
「まだやる?」
彼女は抵抗していた手の力を緩めたが
私はまだ敗北宣言を受けていないので押さえつけている
「まだ続ける?」
「くそっあたしの負けだ」
私は立ち上がり拘束を解く
気づけば周りには少しばかりギャラリーが出来ていた
「喧嘩は終わったか?」
「お見苦しい所を」
「いやいや、構わんよ。ここでは日常茶飯事さ」
「ちっ、覚えとけよ…えーっと名前なんだっけ?」
「そうね、お互い自己紹介すらしてなかったわね」
名前…覚えられるかしら?
あまり得意ではないから少し心配だわ
「じゃああたしから、獅子 蓮花ってんだ」
少しウェーブがかかったセミロングの黒髪を揺らしながら自己紹介をした
鋭い赤い目をした黒毛の狼人だけど人族がベースなのか毛が少ない種族なのか手足以外には目立って長い毛は無い
「俺はは坂上 美里、よろしく!」
一人称が俺だけど性別は女ね
蓮花のグループが1人、ハキハキと喋り男勝りな部分がある
特徴的なのはトカゲの様な尻尾が生えている、その他はほとんど人族とかわらないのかしら?
髪は赤髪の肩までのストレートヘアー
爬虫類独特の縦細の瞳で茶色の目をしている
「わ、私は吉岡 理華です」
この子も蓮花のグループの1人ね、語尾に向かい声が小さくなっていってる、気弱そうな印象
栗色のショートボブヘアーで栗色の大きな瞳が特徴的である
頭の上には天使族独特の輪っかがある
また、背中の羽で空を飛ぶことも出来る
どう見ても天使ね
「私は鈴音 凛よ、よろしく」
髪は腰くらいまであるストレートのロングヘアで銀髪、基本的に仏頂面でツリ目なせいで周りには怖い印象を与えてしまうらしい
ちょっと(ここ大事ね)身体は筋肉質ね…腹筋は力を込めると割れるわよ…悪い?!
家系が武術の道場なのよ、だから幼少の時から鍛えられたわ
あと、私だけ特に身体的変化が見られない…
八重歯が生えたくらいかしら?
「守 風香で〜す、仲良くしてね〜」
癖っ毛のセミロングヘアで淡い紫色をしている、顔立ちは大きな空色の目が特徴、出るとこは出て...私とは違って身体の凹凸がかなりある。(少し羨ましい…)
1年くらい前から私の家の道場に通ってたみたい
トカゲの様な尻尾と翼竜のような翼を出したり出来る
ドラゴンかしら?
「俺はラトルだ」
人型の犬、全体的に同じくらいの長さで整っている
蓮花とは違い全身同じくらいの長さの毛がある
けど、スス汚れてちょっと汚い…
綺麗な部分の毛は鼠色の毛でノズルは低く丸っこい顔をしているが、身体はしっかり筋肉が付いており大男ほどに大きい
これで一通り自己紹介は終わりね
その後少し談笑したりラトルからだいたいの奴隷の仕事を聞いたりした
明日からは奴隷生活の始まり…
あまり気乗りしないわね
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