雪物語
第5話 アンファング王国
「さーて、そろそろ王都に向かうとするか。ここからだとどれくらいで着くんだ?」
『はい、あと3キロほど着くと思われます。』
「りょーかい。じゃあ軽く走っていきますか。」
転移した森と別れを告げ、アンファング王国の王都に向かう。
10分後
「おっ、見えてきたな。結構大きそうだな!」
白い外壁がどこまでも続くようにこの王都を守っている。
「近くで見ると本当に大きいな。なんて言えばいいか分からないが本当に大きい。」
そう思いながら王都に入ろうとすると
「止まれ!」
「ん?」
「貴様!身分所も提示しないで入ろうとは不法侵入で捕らえるぞ!」
「うぇ!?不法侵入!?身分所!?持ってないよ〜どうすればいいですか?」
「む、身分所を持ってないか。ならこの水晶に手をあてろ。そして問題がなければ銀貨1枚で通してやる。」
そう言われて水晶に手をあてると、白く光り出した。
「うむ、問題ないな。銀貨1枚を頂こう。」
無限収納からある程度出していたお金から銀貨1枚を取り出して門番に渡した。
「よし、入ってよし。この国に入ったらさっさと身分所を作るんだ。」
「はい、門兵さんありがとう!それと身分所はどこで作れます?」
「一番手っ取り早いのはギルドだろうな。冒険者ギルド、商業ギルドなどそこらで作るのが1番だと思うぞ。」
「なるほどわかりました。ありがとうございます!」
「冒険者ギルドは入国してまっすぐ進むと一段と大きい場所に出る。そこにある。一応ほかの建物よりも大きく作られているからすぐに分かるはずだ。」
「分かりました。では行ってきます。」
門兵との話を終え、王都に入った。この国に入って雪は呆然と立ち尽くした。
「なんだこれ...綺麗すぎる...。日本でもここまで真っ白に統一されたところを知らない。」
地面は白に近い石畳、建物も白色。屋根は青や赤と白い合うような彩り、屋台は白という訳では無いが、それがまた白の良さを引き立てていた。
雪は既にここに家を建てること決めていた。
自分の名前が白銀雪であるためか好きな色は白。そんな雪にこの王都は最高の住処になるだろう。そう考えていた。
「冒険者になって金持ちになったらここに家を建てる。そのためにはまずは冒険者登録をしなければ」
そう固く決意する。歩くこと5分ひときわ大きい場所に出た。言われた通り真っ直ぐ歩くと大きな建物があり、そこに冒険者ギルドと書かれていた。
「おお、これはまごうことなきウエスタン扉。映画以外で見たの初めてだ。なんか趣があっていいな。」
ウエスタン扉を開いて中に入ると目の前は受付。奥に長いL字型の受付だ。その奥には2階に上がるであろう入口がある。右の方は冒険者が食事をする所なのか飲み食いしてる人達がいた。左の方は壁に紙が貼られていたり、パーティーを組んでいるであろう人達が立ちながら話し合っていた。
「ここから俺の異世界冒険が始まるんだな」
『はい、あと3キロほど着くと思われます。』
「りょーかい。じゃあ軽く走っていきますか。」
転移した森と別れを告げ、アンファング王国の王都に向かう。
10分後
「おっ、見えてきたな。結構大きそうだな!」
白い外壁がどこまでも続くようにこの王都を守っている。
「近くで見ると本当に大きいな。なんて言えばいいか分からないが本当に大きい。」
そう思いながら王都に入ろうとすると
「止まれ!」
「ん?」
「貴様!身分所も提示しないで入ろうとは不法侵入で捕らえるぞ!」
「うぇ!?不法侵入!?身分所!?持ってないよ〜どうすればいいですか?」
「む、身分所を持ってないか。ならこの水晶に手をあてろ。そして問題がなければ銀貨1枚で通してやる。」
そう言われて水晶に手をあてると、白く光り出した。
「うむ、問題ないな。銀貨1枚を頂こう。」
無限収納からある程度出していたお金から銀貨1枚を取り出して門番に渡した。
「よし、入ってよし。この国に入ったらさっさと身分所を作るんだ。」
「はい、門兵さんありがとう!それと身分所はどこで作れます?」
「一番手っ取り早いのはギルドだろうな。冒険者ギルド、商業ギルドなどそこらで作るのが1番だと思うぞ。」
「なるほどわかりました。ありがとうございます!」
「冒険者ギルドは入国してまっすぐ進むと一段と大きい場所に出る。そこにある。一応ほかの建物よりも大きく作られているからすぐに分かるはずだ。」
「分かりました。では行ってきます。」
門兵との話を終え、王都に入った。この国に入って雪は呆然と立ち尽くした。
「なんだこれ...綺麗すぎる...。日本でもここまで真っ白に統一されたところを知らない。」
地面は白に近い石畳、建物も白色。屋根は青や赤と白い合うような彩り、屋台は白という訳では無いが、それがまた白の良さを引き立てていた。
雪は既にここに家を建てること決めていた。
自分の名前が白銀雪であるためか好きな色は白。そんな雪にこの王都は最高の住処になるだろう。そう考えていた。
「冒険者になって金持ちになったらここに家を建てる。そのためにはまずは冒険者登録をしなければ」
そう固く決意する。歩くこと5分ひときわ大きい場所に出た。言われた通り真っ直ぐ歩くと大きな建物があり、そこに冒険者ギルドと書かれていた。
「おお、これはまごうことなきウエスタン扉。映画以外で見たの初めてだ。なんか趣があっていいな。」
ウエスタン扉を開いて中に入ると目の前は受付。奥に長いL字型の受付だ。その奥には2階に上がるであろう入口がある。右の方は冒険者が食事をする所なのか飲み食いしてる人達がいた。左の方は壁に紙が貼られていたり、パーティーを組んでいるであろう人達が立ちながら話し合っていた。
「ここから俺の異世界冒険が始まるんだな」
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