異世界転移 ー虹の鍵と神の力を使ってー異世界チートハーレム無双ー
16話
リギート「合図はどうする?」
翠「僕はいつでも大丈夫ですよ。」
リギート「余裕だな!」
翠「そんなつもりじゃなかったのですが、、」
リギート「じゃあ、行くぞ!!」
翠「はい。」
リギートが剣をかまえたあとすぐに突進してきた。それはとても早く人間のスピードとは思えないほど早かった。だが、
翠「いくらはやくても正面から来てはバレバレですよ?」
リギート「当たり前だ!」
と言いながら、あの体に似合わないほどの高速で動き、翠の後ろへ回り込む。翠はそれを読んでいたかのように後ろへふり向く。だが、リギートは、それも計算のうちかのようにそのまた後ろへ回り込んでいた。
リギート「もらったーー!!」
と叫びながら、剣を思いっきり翠のお腹へ打ち込もうとした。
だが、翠はそれをうしろを振り向かずに剣を持っていない、左手の親指と人差し指で止めてしまった。
リギート「な!!」
さすが王国の騎士団長ということか、一瞬、翠がしたことに驚き固まっていたが、すぐに頭を切り替え、行動しようとした。だが、
リギート「離れない!」
反撃するためにいくらリギートが力をこめても、その剣が離れることはなく、足で攻撃しようとしてもそれをすべて避けられてしまい、最後には剣を奪われてしまった。そして、打つ手がなくなったリギートの首に翠は剣を突きつけた。
リギートは、両手をあげて、
リギート「参った、俺の負けだ。」
と答えた。
リギート「お前強いな!」
翠「いや、そんなことないですよ。」
翠「リギートさんだって、すごいスピードやパワーを持ってるじゃないですか!」
リギート「、、、それは嫌みにしか聞こえんぞ。」
翠「ち、ちがいますよ。」
リギート「┐(´д`)┌ヤレヤレ」
翠「ほんとに違いますって、、」
リギート「まぁーいいや。お前が強いのはわかったしな。そうだ、お前ここの風呂入ったか?」
翠「いえ、まだ入ったことないですけど、、、」
翠「まさか、臭いました?!」
リギート「いや、汗もかいただろ?」
リギート「だから、一緒に風呂でも入ろうぜ!」
翠「リギートさんとですか?」
リギート「おう。裸の付き合いってやつよ!」
翠「分かりました。行きましょう!」
翠「ここのお風呂入ってみたいですし!」
リギート「そうと決まれば早速行くか!」
翠「はい!」
リギート「そうだ。あと、、」
翠「?」
リギート「お前の敬語気持ち悪いからなしな。」
翠「きもちわるい、、、ひどくないですか?」
リギート「いいな。あと、さんづけもいらないからな」
翠「えー」
リギート「返事は?」
翠「いや、でも、、」
リギート「返事は?」
翠「、、はい。」
リギート「敬語」
翠「わかったよ。これでいいか?レギート」
レギート「おし。じゃあ、風呂へレッツゴー」
翠「はぁーやれやれ(´д`)」
(暑苦しい性格だけど、悪いやつじゃないから、一緒にいて楽しそうだな)
その後二人で話しながらお風呂場へ向かった。
16話終わり
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