宇宙人に転生した私、万能パワーで無敵に宇宙を大冒険!
10話 大気圏突入(生身)
「ひゃぁぃ~! ソーラあぁ~!?」
「だだっ、大丈夫! しっかりつかまってて!!」
高いっ!
速いっ!
怖いっ!!
大気圏突入ってこんなに怖いの!?
ダークマターがあるとはいえ、流石にムチャだったかも!
そもそも私が後先考えずに、宇宙船を壊しちゃったのが悪いんだけどね。
チコタンと二人っきり、宇宙空間に放り出されちゃって。
ダークマターでバリアーを張ってたから、死ぬことはなかったけど。
とはいえお腹もすくし、トイレも行きたいし。
流石に半日も経つと色々限界だったから、とりあえず近くの星に降りてみようと頑張ってみて。
ダークマターがなんとかしてくれると思って突入してみたけど、これはちょっと無理があったかな~。
「ソーラ! 私もうダメです!」
「しっかりしてチコタン、もうすぐ地上だから! ちゃんとつかまってて」
「ひゃわわっ、あっ、ダメッ、もれっ……」
「見えた! 地上だ!」
凄い、一面赤い土の星だ。
建物も見えないから、着地の時に壊しちゃう心配はなさそうかな。
って、ちょっと待って、着地のことを全然考えてなかった!
ヤバいヤバい! もうすぐ地上なのに!?
「ふわあぁっ、ソーラあぁ、地面がぁ」
ダークマター!
お願い、なんとかして!
「ぷひゃぁっ!」
……?
……着地……出来たの?
「地面だ……」
うん、無事に着地出来たみたい。
全然痛くなかったし、衝撃もなかった。
これもダークマターの力だよね、ホントに万能だ。
「あれ? チコタン?」
チコタンがどこかにいっちゃった!
着地の時に離れちゃったのかな!?
「チコタンどこ? チコタン!」
「ソーラ……ここです……」
チコタン! よかった無事だったんだね。
チコタンもダメージはなさそう、ちゃんとダークマターが守ってくれたんだ。
「うぅ……」
ん? チコタンの様子がおかしい。
泣いてるみたいだし、なんだかチコタンの座ってる地面が湿ってる気がする。
そういえば宇宙を漂ってる間も、ずっとトレイにいきたいって言ってたもんね。
そのまま大気圏突入だよ? そんな怖い思いをしたら当然……。
「って、チコターン!」
「見ないで下さい!」
全然ノーダメージじゃなかった! チコタン、乙女として大ダメージを受けてるよ!!
「ううぅ……もうお嫁にいけません……」
大丈夫、お嫁にいけなかったら私が責任を取るから!
たとえ宇宙人でも、チコタンくらいのうちゅカワイイ宇宙人ちゃんだったらウェルカムだから!!
いや、そういう問題じゃないか。
とりあえずシャワーと着替えが必要だよね。
でも近くに建物はなかったし、どうしよう?
誰でもいいからヘルプぅ!
「おォ! 派手に落ちたナー」
「うぇっ?」
ビックリした、急に後ろから声が聞こえたんだもの。
「あレ? もしかして今の流れ星、君達が落ちてきたのかナ?」
「あ、うん……えっと……」
宇宙人だ。
とてもうちゅカワイイ、チコタンとは違ったタイプの宇宙人さん。
肌が薄ピンクで、猫耳としっぽが生えてる。
ヤバいっ、モフモフしたい衝動がっ!
けど今は先にやることがあるよね、とりあえず──。
「シャワーと着替えを貸して下さい!」
「だだっ、大丈夫! しっかりつかまってて!!」
高いっ!
速いっ!
怖いっ!!
大気圏突入ってこんなに怖いの!?
ダークマターがあるとはいえ、流石にムチャだったかも!
そもそも私が後先考えずに、宇宙船を壊しちゃったのが悪いんだけどね。
チコタンと二人っきり、宇宙空間に放り出されちゃって。
ダークマターでバリアーを張ってたから、死ぬことはなかったけど。
とはいえお腹もすくし、トイレも行きたいし。
流石に半日も経つと色々限界だったから、とりあえず近くの星に降りてみようと頑張ってみて。
ダークマターがなんとかしてくれると思って突入してみたけど、これはちょっと無理があったかな~。
「ソーラ! 私もうダメです!」
「しっかりしてチコタン、もうすぐ地上だから! ちゃんとつかまってて」
「ひゃわわっ、あっ、ダメッ、もれっ……」
「見えた! 地上だ!」
凄い、一面赤い土の星だ。
建物も見えないから、着地の時に壊しちゃう心配はなさそうかな。
って、ちょっと待って、着地のことを全然考えてなかった!
ヤバいヤバい! もうすぐ地上なのに!?
「ふわあぁっ、ソーラあぁ、地面がぁ」
ダークマター!
お願い、なんとかして!
「ぷひゃぁっ!」
……?
……着地……出来たの?
「地面だ……」
うん、無事に着地出来たみたい。
全然痛くなかったし、衝撃もなかった。
これもダークマターの力だよね、ホントに万能だ。
「あれ? チコタン?」
チコタンがどこかにいっちゃった!
着地の時に離れちゃったのかな!?
「チコタンどこ? チコタン!」
「ソーラ……ここです……」
チコタン! よかった無事だったんだね。
チコタンもダメージはなさそう、ちゃんとダークマターが守ってくれたんだ。
「うぅ……」
ん? チコタンの様子がおかしい。
泣いてるみたいだし、なんだかチコタンの座ってる地面が湿ってる気がする。
そういえば宇宙を漂ってる間も、ずっとトレイにいきたいって言ってたもんね。
そのまま大気圏突入だよ? そんな怖い思いをしたら当然……。
「って、チコターン!」
「見ないで下さい!」
全然ノーダメージじゃなかった! チコタン、乙女として大ダメージを受けてるよ!!
「ううぅ……もうお嫁にいけません……」
大丈夫、お嫁にいけなかったら私が責任を取るから!
たとえ宇宙人でも、チコタンくらいのうちゅカワイイ宇宙人ちゃんだったらウェルカムだから!!
いや、そういう問題じゃないか。
とりあえずシャワーと着替えが必要だよね。
でも近くに建物はなかったし、どうしよう?
誰でもいいからヘルプぅ!
「おォ! 派手に落ちたナー」
「うぇっ?」
ビックリした、急に後ろから声が聞こえたんだもの。
「あレ? もしかして今の流れ星、君達が落ちてきたのかナ?」
「あ、うん……えっと……」
宇宙人だ。
とてもうちゅカワイイ、チコタンとは違ったタイプの宇宙人さん。
肌が薄ピンクで、猫耳としっぽが生えてる。
ヤバいっ、モフモフしたい衝動がっ!
けど今は先にやることがあるよね、とりあえず──。
「シャワーと着替えを貸して下さい!」
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