イレギュラー・レゾナンス 〜原初の世界を再び救う為の共振〜
第22話 「シン、セレスをベッドに誘う」の巻
「おーいもう時間だから今日はこれで終わりー。帰れー」
時間になったようで、エクス先生がそう声をかけてきた。帰りの会的なのないんだ。楽だね。
てか帰れーって……てきとーだな……。
―――――――――
帰り道。
「それでそんなことがあってほんと大変だったんだから」
「へぇ、だからあんなに騒《さわ》いでたのか」
「私は見てて楽しかったですよ?」
「セレス……ずっと静かだと思ってたらあれを楽しんでたの?」
「え? あ……えと……ごめんなさい?」
「セレスー……!」
「えと……レイさん? 怖いんですけど……」
セレスが1歩後ずさり、そうしたらレイが1歩踏み出しを繰《く》り返《かえ》しながらやり取りをしていると……
「セーレースー!」
ついにレイは走ってセレスを捕まえようとする。
「ごめんなさーい!」
セレスは走ってレイから逃げていく。
にしても2人ともかなりの美少女だからな。かなり周りの視線を集めている。
って、あ。転移碑《てんいひ》の位置過ぎちゃったよ? どうするの? そのまま行くと王城に着くの30分くらい遅れるよ?
2人はそんな俺の心配を他所《よそ》に鬼ごっこを続けている。
「……ったく。しゃあね」
俺は小走りで2人の後を追いかけるのだった。
―――――――――
そして風呂、食事などなど一通りのことを済ませると、毎晩号例、俺の部屋で3人雑談という何故号例になったのか謎《なぞ》な行事《ぎょうじ》が始まる。
まぁ、これが2回目だが、レイがあの花火を見た夜、「これ号例《ごうれい》行事《ぎょうじ》にしよ!」と言って決まった。
……なぜ俺の部屋?
別に内容は何も決まってないそう。ただ話すだけだったり、遊んだり、話さなくても各自くつろぐもの。と俺はレイに聞いた。
……なぜ俺の部屋?
「そういえばセレスー」
「どうしたんですかー?」
この時間ではセレスもリラックスしきっていて、でかいソファでうつ伏せになっている。
途中で直角に曲がっているよくあるソファだ。コーナーソファだったか。
レイなんてベッドでゴロゴロしているが。
んでこの部屋の主である俺が椅子に座っていると。何この仕打ち。
まぁ、この椅子……ロッキングチェアーってやつだったか? それだから居心地はいいんだが。
「なんで私が奥の手あるって分かったのー?」
「あ、やっぱり隠してたんだ」
「実はですねー」
実はセレスも、隠れてプロットなど、軍の人に鍛えてもらっていたらしい。なんでも特訓してる所を見られるのが恥ずかしいそうで。
一緒にすればいいのにな。
そして、セレスが朝早く起きて朝練しようと訓練場に来た時、レイが何か大技っぽいものを練習してるのを見たらしい。
「見てたんなら声掛けてよー」
「だって真剣そうでしたし朝練バレたくなかったんですもんー」
……にしてもこいつらリラックスしてんなー。セレスもこんなにだらーっとしてるの初めて見たし。
「そういえばシンー」
この喋り方だと声の主はレイだと思うだろう。俺もびっくり。なんと声の主はセレスだ。
呼び方が変わったな。でも、こういうのって指摘しない方がいいよな。
例えば中3まで一人称が僕で、急に俺に変えてそれを友達に指摘されると恥ずかしくなって戻してしまったりするみたいな。今はそれと同じだろう。
セレスは自分でも呼び方が変わったのに気付いてないみたいだが。レイも気付いてはいるが、指摘する素振りはない。
「どうしたー?」
てか、セレスに呼び捨てにされると恥ずいな。少し顔が赤くなってしまう。
「冰纏いって何ノ型まで使えるのー?」
おや、口調まで変わっておる。
「壱から肆ノ型までと、漆と捌ノ型だなー。漆ノ型と捌ノ型はコツ覚えれば簡単だからなー」
「すごいねー」
「そいえばなんで冰纏いなんて覚えてたのー?」
「プロットに忠告されたんだよ。今の俺の影纏いだけじゃすぐに壁にぶつかるって。だから教えてもらったんだよ」
「でも、なんで冰?」
きれいな蒼い目をこちらに向け聞いてくるセレス。
……っ! 可愛いなぁおい。
「いや、プロットが勝手に俺の心の中読んだんだよ。氷系の魔法かっこいいよなーって考えを」
「へぇー」
力ない返事を返すと、まただらーっとし始めた。
「あ、ねぇねぇ! いいこと思いついた!」
何かを思いついたレイ。
「何?」
どんなしょうもないこと思いついたんだろ。
「この集まりさ、桜の会ってしないー?」
「桜の会? なんで?」
「ほら、まずシンの名字に桜って入ってるでしょー?」
「まぁ桜井だしな」
「それで次、この理由は褒めて欲しいかなー」
「何?」
「スペイン語で桜って何と言うでしょう!」
「スペイン語?」
覚えてるわけないわ。これにすぐ答えて正解できる人は王と讃えよう。
「スペイン語で桜は確かセレソなの!」
「セレスに似てるな」
「そう! だから桜の会って訳!」
「まぁ、それには納得だけど、そしたらレイの要素が入ってないけど?」
「桜井真の幼馴染みって言うことで!」
「まぁ、別に俺はいいけど」
こいつ……酔ってんのか……?
「ねーねー……」
ここでずっと喋っていなかったセレスが言葉を発する。
「あ、ごめん。嫌だったかな?」
「さくらって何?」
「「……え?」」
「あとすぺいんご?ってのも何?」
「えっとスペイン語ってのは俺達のいた世界にある言語の1つだよ。俺達の世界には言語がいくつもあったんだ」
「へぇー」
「それで桜はー……」
「えっとセレス?」
「うん?」
「桜そのものが分からないの?」
「聞いたこともないよー」
「えっとじゃあ……ペンとピンク色のペンあるかな?」
絵を描いて伝えるしかないな。推測するに、この世界には桜がない。
王族であるセレスが知らないんだもんな。
「ピンク色の……ピンク色のペン以外はあるよー」
自分の異空間収納の中を探すが無い様子。
「あれ、待てよ?」
「どしたのー? シン」
「いや、さっきのプロットに異空間収納について教わったら1回で出来ちゃったじゃん」
「あー驚いたよねー」
「それで楽しくなって色々入れちゃったんだよ」
「異空間収納は物入れてるとその分魔力食っちゃうから気を付けてねー」
「うん、ありがと」
流れでセレスの頭を撫でる。ソファと椅子は一直線上にあるし近いから手を伸ばすだけで撫でられる。
「えへへー」
だらーっとしているセレスが更にだらーっとする。
……セレス髪質良すぎだろ。撫でてて全く飽きないな。むしろ勝手に手が動く。
この状態のまま明日学園行かないよな? ちょっと心配だ。
あ、セレスに桜について教えなきゃいけないんだったな。
俺は異空間収納に何故か入れた紙と桜色、茶色、普通のペンを取り出す。
まずはシャーペンで下書きをしてから、簡単に色を塗って全体的な桜を描き、余っているスペースに桜の花をズームしたものを描く。
「これが桜だよ。俺達のいた世界では大半が春頃に咲くんだ」
「大半?」
「春じゃなくても咲いてるものだったり、色々種類があるんだよ」
「なるほどーそれにしてもきれいな花だねー」
「セレスも気に入ったー?」
「うん! 桜の会さんせい!」
酔いすぎじゃないか?
「……ほら、もうこんな時間だから……えーっと桜の会は終わりな。ほら、レイもベッドから離れて」
そう言いながらさっきの感触が名残惜しくなって言葉を発する途中でセレスを撫でてしまう。
あれ、レイからの返事がないな?
「レイ?」
不思議に思ってレイの方を向くと、
「うーー……」
何故か睨《にら》まれていた。
「いや、なんで睨《にら》んでるんだよ」
「お2人は私をぼっちにしてイチャつくのが楽しいんですかー? へーそーですかー!」
「いや、イチャついてもねぇし楽しんでもねぇよ」
「へーそーですかー!」
……これだめなやつだな。
じゃあぼっちじゃなくしたら治まるか? いや、別にぼっちにしてるつもりはなかったけど。てかないけど。
「ほら、機嫌直して。な?」
ベッドに乗ってレイの頭も撫でる。
少しした後。
「……分かった。ぼっちじゃない」
ふぅ。これで解決。
「あー私を仲間外れにして2人がイチャついてるー!」
今度はセレスがそう言ってきた。
今度はセレスかよ!
これ無限ループじゃねぇか!
仕方ない……。
「ほら、じゃあセレスもこっち来て」
「あーシンがセレスをベッドに誘ってるー!」
ほんとにこいつら酔ってんだろ……。確かに合ってるけどそういう意味ではない!
「レイは黙ってて」
「はーい……」
あ、酔ってるお陰で素直に聞いてくれた。
セレスもベッドに上がってくる。いや、別にそういう意味じゃない。
そして俺は2人の頭を同時に撫で始める。
「あーうわきー!」
またしてもレイが変なことを言ってくる。
「別に付き合ってないだから浮気でもなんでもないだろ」
「けちー」
「いや、何がけちだ」
ほんとに何がけちだ。意味分からんわ。酔っ払いは理解出来ん。
セレスはいい子だな。何も言ってこない。さっきは言ってきたが。
しばらく撫でてから、
「ほら、もう終わり。もう寝るよ」
「うー」
「もうー?」
「また明日撫でるから」
「「はーい」」
そう言って2人は自分の部屋に帰っていった。
……明日あのテンションのままじゃないよな?ほんとに心配だ。
……てか、なぜ俺の部屋で集まってるんだ?今更だが。
時間になったようで、エクス先生がそう声をかけてきた。帰りの会的なのないんだ。楽だね。
てか帰れーって……てきとーだな……。
―――――――――
帰り道。
「それでそんなことがあってほんと大変だったんだから」
「へぇ、だからあんなに騒《さわ》いでたのか」
「私は見てて楽しかったですよ?」
「セレス……ずっと静かだと思ってたらあれを楽しんでたの?」
「え? あ……えと……ごめんなさい?」
「セレスー……!」
「えと……レイさん? 怖いんですけど……」
セレスが1歩後ずさり、そうしたらレイが1歩踏み出しを繰《く》り返《かえ》しながらやり取りをしていると……
「セーレースー!」
ついにレイは走ってセレスを捕まえようとする。
「ごめんなさーい!」
セレスは走ってレイから逃げていく。
にしても2人ともかなりの美少女だからな。かなり周りの視線を集めている。
って、あ。転移碑《てんいひ》の位置過ぎちゃったよ? どうするの? そのまま行くと王城に着くの30分くらい遅れるよ?
2人はそんな俺の心配を他所《よそ》に鬼ごっこを続けている。
「……ったく。しゃあね」
俺は小走りで2人の後を追いかけるのだった。
―――――――――
そして風呂、食事などなど一通りのことを済ませると、毎晩号例、俺の部屋で3人雑談という何故号例になったのか謎《なぞ》な行事《ぎょうじ》が始まる。
まぁ、これが2回目だが、レイがあの花火を見た夜、「これ号例《ごうれい》行事《ぎょうじ》にしよ!」と言って決まった。
……なぜ俺の部屋?
別に内容は何も決まってないそう。ただ話すだけだったり、遊んだり、話さなくても各自くつろぐもの。と俺はレイに聞いた。
……なぜ俺の部屋?
「そういえばセレスー」
「どうしたんですかー?」
この時間ではセレスもリラックスしきっていて、でかいソファでうつ伏せになっている。
途中で直角に曲がっているよくあるソファだ。コーナーソファだったか。
レイなんてベッドでゴロゴロしているが。
んでこの部屋の主である俺が椅子に座っていると。何この仕打ち。
まぁ、この椅子……ロッキングチェアーってやつだったか? それだから居心地はいいんだが。
「なんで私が奥の手あるって分かったのー?」
「あ、やっぱり隠してたんだ」
「実はですねー」
実はセレスも、隠れてプロットなど、軍の人に鍛えてもらっていたらしい。なんでも特訓してる所を見られるのが恥ずかしいそうで。
一緒にすればいいのにな。
そして、セレスが朝早く起きて朝練しようと訓練場に来た時、レイが何か大技っぽいものを練習してるのを見たらしい。
「見てたんなら声掛けてよー」
「だって真剣そうでしたし朝練バレたくなかったんですもんー」
……にしてもこいつらリラックスしてんなー。セレスもこんなにだらーっとしてるの初めて見たし。
「そういえばシンー」
この喋り方だと声の主はレイだと思うだろう。俺もびっくり。なんと声の主はセレスだ。
呼び方が変わったな。でも、こういうのって指摘しない方がいいよな。
例えば中3まで一人称が僕で、急に俺に変えてそれを友達に指摘されると恥ずかしくなって戻してしまったりするみたいな。今はそれと同じだろう。
セレスは自分でも呼び方が変わったのに気付いてないみたいだが。レイも気付いてはいるが、指摘する素振りはない。
「どうしたー?」
てか、セレスに呼び捨てにされると恥ずいな。少し顔が赤くなってしまう。
「冰纏いって何ノ型まで使えるのー?」
おや、口調まで変わっておる。
「壱から肆ノ型までと、漆と捌ノ型だなー。漆ノ型と捌ノ型はコツ覚えれば簡単だからなー」
「すごいねー」
「そいえばなんで冰纏いなんて覚えてたのー?」
「プロットに忠告されたんだよ。今の俺の影纏いだけじゃすぐに壁にぶつかるって。だから教えてもらったんだよ」
「でも、なんで冰?」
きれいな蒼い目をこちらに向け聞いてくるセレス。
……っ! 可愛いなぁおい。
「いや、プロットが勝手に俺の心の中読んだんだよ。氷系の魔法かっこいいよなーって考えを」
「へぇー」
力ない返事を返すと、まただらーっとし始めた。
「あ、ねぇねぇ! いいこと思いついた!」
何かを思いついたレイ。
「何?」
どんなしょうもないこと思いついたんだろ。
「この集まりさ、桜の会ってしないー?」
「桜の会? なんで?」
「ほら、まずシンの名字に桜って入ってるでしょー?」
「まぁ桜井だしな」
「それで次、この理由は褒めて欲しいかなー」
「何?」
「スペイン語で桜って何と言うでしょう!」
「スペイン語?」
覚えてるわけないわ。これにすぐ答えて正解できる人は王と讃えよう。
「スペイン語で桜は確かセレソなの!」
「セレスに似てるな」
「そう! だから桜の会って訳!」
「まぁ、それには納得だけど、そしたらレイの要素が入ってないけど?」
「桜井真の幼馴染みって言うことで!」
「まぁ、別に俺はいいけど」
こいつ……酔ってんのか……?
「ねーねー……」
ここでずっと喋っていなかったセレスが言葉を発する。
「あ、ごめん。嫌だったかな?」
「さくらって何?」
「「……え?」」
「あとすぺいんご?ってのも何?」
「えっとスペイン語ってのは俺達のいた世界にある言語の1つだよ。俺達の世界には言語がいくつもあったんだ」
「へぇー」
「それで桜はー……」
「えっとセレス?」
「うん?」
「桜そのものが分からないの?」
「聞いたこともないよー」
「えっとじゃあ……ペンとピンク色のペンあるかな?」
絵を描いて伝えるしかないな。推測するに、この世界には桜がない。
王族であるセレスが知らないんだもんな。
「ピンク色の……ピンク色のペン以外はあるよー」
自分の異空間収納の中を探すが無い様子。
「あれ、待てよ?」
「どしたのー? シン」
「いや、さっきのプロットに異空間収納について教わったら1回で出来ちゃったじゃん」
「あー驚いたよねー」
「それで楽しくなって色々入れちゃったんだよ」
「異空間収納は物入れてるとその分魔力食っちゃうから気を付けてねー」
「うん、ありがと」
流れでセレスの頭を撫でる。ソファと椅子は一直線上にあるし近いから手を伸ばすだけで撫でられる。
「えへへー」
だらーっとしているセレスが更にだらーっとする。
……セレス髪質良すぎだろ。撫でてて全く飽きないな。むしろ勝手に手が動く。
この状態のまま明日学園行かないよな? ちょっと心配だ。
あ、セレスに桜について教えなきゃいけないんだったな。
俺は異空間収納に何故か入れた紙と桜色、茶色、普通のペンを取り出す。
まずはシャーペンで下書きをしてから、簡単に色を塗って全体的な桜を描き、余っているスペースに桜の花をズームしたものを描く。
「これが桜だよ。俺達のいた世界では大半が春頃に咲くんだ」
「大半?」
「春じゃなくても咲いてるものだったり、色々種類があるんだよ」
「なるほどーそれにしてもきれいな花だねー」
「セレスも気に入ったー?」
「うん! 桜の会さんせい!」
酔いすぎじゃないか?
「……ほら、もうこんな時間だから……えーっと桜の会は終わりな。ほら、レイもベッドから離れて」
そう言いながらさっきの感触が名残惜しくなって言葉を発する途中でセレスを撫でてしまう。
あれ、レイからの返事がないな?
「レイ?」
不思議に思ってレイの方を向くと、
「うーー……」
何故か睨《にら》まれていた。
「いや、なんで睨《にら》んでるんだよ」
「お2人は私をぼっちにしてイチャつくのが楽しいんですかー? へーそーですかー!」
「いや、イチャついてもねぇし楽しんでもねぇよ」
「へーそーですかー!」
……これだめなやつだな。
じゃあぼっちじゃなくしたら治まるか? いや、別にぼっちにしてるつもりはなかったけど。てかないけど。
「ほら、機嫌直して。な?」
ベッドに乗ってレイの頭も撫でる。
少しした後。
「……分かった。ぼっちじゃない」
ふぅ。これで解決。
「あー私を仲間外れにして2人がイチャついてるー!」
今度はセレスがそう言ってきた。
今度はセレスかよ!
これ無限ループじゃねぇか!
仕方ない……。
「ほら、じゃあセレスもこっち来て」
「あーシンがセレスをベッドに誘ってるー!」
ほんとにこいつら酔ってんだろ……。確かに合ってるけどそういう意味ではない!
「レイは黙ってて」
「はーい……」
あ、酔ってるお陰で素直に聞いてくれた。
セレスもベッドに上がってくる。いや、別にそういう意味じゃない。
そして俺は2人の頭を同時に撫で始める。
「あーうわきー!」
またしてもレイが変なことを言ってくる。
「別に付き合ってないだから浮気でもなんでもないだろ」
「けちー」
「いや、何がけちだ」
ほんとに何がけちだ。意味分からんわ。酔っ払いは理解出来ん。
セレスはいい子だな。何も言ってこない。さっきは言ってきたが。
しばらく撫でてから、
「ほら、もう終わり。もう寝るよ」
「うー」
「もうー?」
「また明日撫でるから」
「「はーい」」
そう言って2人は自分の部屋に帰っていった。
……明日あのテンションのままじゃないよな?ほんとに心配だ。
……てか、なぜ俺の部屋で集まってるんだ?今更だが。
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