薬師無双〜ドーピングで異世界を楽しむ〜
初ダンジョン
翌朝、部屋には日差しが燦々と差し込んでおり俺は目を覚ました。
隣にはまだスヤスヤとリアラは眠っており、俺は起こさないようにそっとベッドから離れた。
「それにしても……なんて、俺は馬鹿なんだ……」
俺はリアラから告白された後の事を物凄く悔いていた。
それは何故かって?
…………。
それは俺がヘタレだったからだよ……
まぁ、あの後を纏めるとこんな感じだ。
リアラに好きと言われ、俺もその気持ちに応えた。
そして二人は見つめ合い人生で初めてのキスをする。
──ここまでは順調だった。
だが、キスを終えるとリアラの吐息は荒く顔も紅潮しており、俺は遂に童貞を卒業するのだと思っていた。
しかし童貞の俺には、やはり刺激が強すぎた……
リアラの蕩けた甘い目で見つめられた俺は無性に恥ずかしくなってしまい『それじゃあお休み』と急かすように告げると、そのまま背中を向けて俺は寝ることにしたのだ。
リアラは寝ようとした俺に胸を押しつけたり、耳元で『アラン……』と甘い声で囁かれたりもしたが、もちろん耐え切れそうになかったので途中から魔力枯渇により意識は飛ばさせてもらった。
そして今に至っていると言う訳だ。
正直、自分でも情け無いと思っている……。
「……んっ…………おは……よ」
するとリアラは目を覚ました。
リアラは頬を少し赤らめており、やはりあんな事があった後だから少し恥ずかしいみたいだ。
「ああ、おはよう」
「……………」
沈黙が辛いな……。
くそっ!
俺に出来る精一杯でこの流れを変えるしかないか……
「リアラ……その……昨夜は寝てしまってゴメン……」
「…………言わないでよ。ばか」
リアラは恥ずかしいのか布団で顔を隠すように蹲っていたので俺はその布団を優しく剝がす。
そして頬を赤らめていたリアラの口にちゅッと唇を重ねた。
「…………っ!」
リアラは驚いた表情をしていたが、頬を赤く染めながらも俺達は朝のキスをした。
「──朝食、食べに行くか」
「うんっ!」
これで少しはヘタレの汚名は返上出来たかな。
それに時間ならいっぱいあるし、ゆっくりやっていこう。
そして食堂で朝食を食べ終えた俺達は、ガレリアを旅立つ事にした。
次の目的地は、既にもう決めてある。
「ねぇ、アラン? これからどこへ向かうの?」
「これからレベルを上げる為に、ここから一番近いダンジョンへと行こうと思う」
そう。次の目的地はダンジョンだ。
昨日、ガレリアの雑貨屋で買っておいた地図には歩いて一時間程の距離にダンジョンが記載されていた。
ダンジョン脱出用アイテムの帰還石も10個程買ってあるし準備は万端だ。
「目標はこのダンジョンをクリアすることな。それまではさすがにダンジョン内で寝泊まりだと何があるか分からないから厳しいけど、ダンジョン内の近くにテントを張ってそこを拠点にするから」
さすがに二人でダンジョン内で寝泊まりしたら、俺が寝てる時に他の冒険者にリアラが襲われる可能性だってあるしな。
「うん。私、頑張るね!」
「ああ。それじゃ早速行くとするか」
──それから歩いて二時間程が経つと、地図に載っていた通り目的地へのダンジョンへと到着した。
ダンジョンの外観は、盗賊団のアジトと似たような洞窟だった。
「俺が前衛、リアラは後衛だ。最初は支持するまでは俺の背後に隠れていてくれ」
「うん、分かった」
ダンジョンに入ると、中は湿っぽい空気が流れており更に道も入り組んでいる。
俺は道に迷わないよう、リアラにマッピングをさせていた。
俺がマッピングしても良かったのだが、いつ敵が現れるか分からないし、ここはリアラが適任であろう。
「「ギャギャギャ」」
すると、懐かしい声が聞こえ目の前にはゴブリンが二体こちらに気付く。
「リアラ、動くなよ!」
「う、うんっ!」
俺はそう言うと向かって来たゴブリンの内一匹に手に持っていた石を顔目掛けて投げる。
すると、森にいた頃より俺のステータスが大幅に上昇している為なんとゴブリンの顔を石が貫通してしまったのだ。
一瞬で絶命したゴブリンは光の粒子と共に消えると同時に大銅貨一枚、100メルが床へと落ちた。
どうやらダンジョン内の魔物はいったいどんなシステムなのか分からないがドロップ制みたいだ。
また今度アースガルドの知識でも読んで調べてみるか。
それにリアラに止めをさせるつもりだったのだが。
まぁ、仕方ないか。
そして俺はもう一匹のゴブリンの足を力を極力抑え蹴る。
ポキっと嫌な音が聴こえ、そのまま倒れ込む。
「リアラ! 止めだ!」
「う、うん! ──えいっ!」
リアラはそのまま武器であるブロンズメイスをゴブリンの頭目掛け大きく振り下ろした。
するとまた、光の粒子へとなり100メルを落とし消えた。
「この調子で俺が魔物を無力化するから、リアラは止めを頼む」
「うん、わかった」
それから俺とリアラはまず一階層の魔物を倒して行く。
一階層にはゴブリンやウルフ、スライムやバットなどの所謂、低レベルモンスターと呼ばれる魔物しかいない。
リアラのレベルも上がり戦闘にも慣れてきており、今じゃ一階層の魔物なら一人でも倒せる程となった。
「一階層じゃ物足りなくなってきたな。そろそろ二階層へ行くか」
リアラはコクリと頷き俺達は二階層へと向かった。
──それからも俺達は二階層でリアラのレベル上げをしている。
因みに魔物は共闘すれば経験値は入るので、俺にも経験値は入っているのだが魔物が弱い為、まだレベルは上がっていない。
「リアラ大丈夫か?」
リアラの疲労が見え始めたので俺はそう声を掛けた。
「うん。でもさすがに少し疲れたかな」
「そうだな。そろそろお腹も空いたし、お昼にしようか」
俺達はその後ダンジョン内にある広場で昼食を食べる事にした。
ティルム村で買っておいた食事もまだ残っているので、俺達はそれを食べる。
そして、食事も食べ終えた俺達はまた二階層の魔物と戦って行く事にした。
本当なら強い魔物と戦ってリアラに止めを刺すと一気にレベルを上げる事は可能なのだが、それをやるとステータスは高くても戦闘に慣れないのだ。
なので俺は、リアラが一人でも倒せるようになるまでは同じ階層で戦闘慣れさせるつもりでいる。
──そして、そろそろリアラ一人でも、二階層の魔物も倒せるようになってきたので俺達は帰還石でダンジョンを脱出し、ダンジョン近くの人目につかない森の中で、野営の準備を始めた。もちろん結界も使っている。
リアラは夕食を作っており、待っている間俺は考えていた事がある。
──それは新しい魔法だ。
そもそも、魔法使い以外の職が魔法を覚える為には最低限のMPと魔力操作が必要なのだ。
更にそこからイメージしやすいよう詠唱をするのだが、俺には並外れたMPに魔力操作9がある。
なのでイメージさえできれば簡単に魔法を覚えるのではないだろうかと考えていた。
「考えても仕方ないし、実践あるのみだな」
テントから出ると俺はまず右手に魔力を集める。
そして地面を見つめ、俺はイメージをした。
すると、土が盛り上がり形を変えていく。そして、形が整うと俺はそれを硬くなるようイメージをした。
「やっぱり思った通りだ! これで風呂が入れる!」
そう、俺は風呂をイメージしたのだ。
そしてここからはまたイメージをする。
俺はまた右手に魔力を集め水をイメージした。
するとやはり水が俺の手から勢いよく放出され、すぐ風呂の中に水が溜まったのだ。
そして最後のイメージをする。
俺は風呂の中に手を入れ魔力を集め、それを沸騰するイメージをした。
徐々にボコボコと沸騰し、水が一気にお湯へと変わった。
「これでいつでも風呂に入れるな。それにしても、もっと早く気付いれば良かったな……」
でもまあ、過ぎた事は仕方ないか。
「アランー? 夕食できた………って、ぇえ!? なんでお風呂が!?」
「ああ。今魔法で風呂作れるかなって思ってやってみたら、できちゃった」
「できちゃったって………それ、アランだけだよ……」
リアラは呆れていたが、まっいっか。
その後、俺達は夕食を済ませ風呂に入る。
しかし魔物は結界を張ってるので安心だが、人間は防ぐ事は出来ない。
当初は交代で睡眠を取る予定だったのだが、今の俺には魔法がある。
そこで俺は、テントを囲むように5メートル程の高さをイメージし土魔法でドーム状に盛り上げると、その硬度を鉄をイメージして固めた。
すると見た目は土なのだが軽く殴って確かめると、まるで鋼鉄のように硬くなっていた。
そして空気穴を開けると完成だ。
これで人間も魔物も外敵から防げるだろう。
ただこれだけの作業にMPを500程消費していた為今日のドーピングは木の実が三個しか創れなかった。
今回は仕方ないよなっと思いながらも、俺は木の実を食べMPは18増えていた。
「今日は疲れたから、もう寝ようか」
「うん……あの、アラン……」
「ん? どうした?」
「その…………おやすみっ!」
リアラはおやすみと俺に告げると同時にキスをし、そのまま毛布に包まる。
余りにも突然だったので少し驚くが、俺も毛布に包まったリアラの頬にちゅッとキスをする。
「おやすみ、リアラ」
そして、俺達の初ダンジョン初日は終えた。
隣にはまだスヤスヤとリアラは眠っており、俺は起こさないようにそっとベッドから離れた。
「それにしても……なんて、俺は馬鹿なんだ……」
俺はリアラから告白された後の事を物凄く悔いていた。
それは何故かって?
…………。
それは俺がヘタレだったからだよ……
まぁ、あの後を纏めるとこんな感じだ。
リアラに好きと言われ、俺もその気持ちに応えた。
そして二人は見つめ合い人生で初めてのキスをする。
──ここまでは順調だった。
だが、キスを終えるとリアラの吐息は荒く顔も紅潮しており、俺は遂に童貞を卒業するのだと思っていた。
しかし童貞の俺には、やはり刺激が強すぎた……
リアラの蕩けた甘い目で見つめられた俺は無性に恥ずかしくなってしまい『それじゃあお休み』と急かすように告げると、そのまま背中を向けて俺は寝ることにしたのだ。
リアラは寝ようとした俺に胸を押しつけたり、耳元で『アラン……』と甘い声で囁かれたりもしたが、もちろん耐え切れそうになかったので途中から魔力枯渇により意識は飛ばさせてもらった。
そして今に至っていると言う訳だ。
正直、自分でも情け無いと思っている……。
「……んっ…………おは……よ」
するとリアラは目を覚ました。
リアラは頬を少し赤らめており、やはりあんな事があった後だから少し恥ずかしいみたいだ。
「ああ、おはよう」
「……………」
沈黙が辛いな……。
くそっ!
俺に出来る精一杯でこの流れを変えるしかないか……
「リアラ……その……昨夜は寝てしまってゴメン……」
「…………言わないでよ。ばか」
リアラは恥ずかしいのか布団で顔を隠すように蹲っていたので俺はその布団を優しく剝がす。
そして頬を赤らめていたリアラの口にちゅッと唇を重ねた。
「…………っ!」
リアラは驚いた表情をしていたが、頬を赤く染めながらも俺達は朝のキスをした。
「──朝食、食べに行くか」
「うんっ!」
これで少しはヘタレの汚名は返上出来たかな。
それに時間ならいっぱいあるし、ゆっくりやっていこう。
そして食堂で朝食を食べ終えた俺達は、ガレリアを旅立つ事にした。
次の目的地は、既にもう決めてある。
「ねぇ、アラン? これからどこへ向かうの?」
「これからレベルを上げる為に、ここから一番近いダンジョンへと行こうと思う」
そう。次の目的地はダンジョンだ。
昨日、ガレリアの雑貨屋で買っておいた地図には歩いて一時間程の距離にダンジョンが記載されていた。
ダンジョン脱出用アイテムの帰還石も10個程買ってあるし準備は万端だ。
「目標はこのダンジョンをクリアすることな。それまではさすがにダンジョン内で寝泊まりだと何があるか分からないから厳しいけど、ダンジョン内の近くにテントを張ってそこを拠点にするから」
さすがに二人でダンジョン内で寝泊まりしたら、俺が寝てる時に他の冒険者にリアラが襲われる可能性だってあるしな。
「うん。私、頑張るね!」
「ああ。それじゃ早速行くとするか」
──それから歩いて二時間程が経つと、地図に載っていた通り目的地へのダンジョンへと到着した。
ダンジョンの外観は、盗賊団のアジトと似たような洞窟だった。
「俺が前衛、リアラは後衛だ。最初は支持するまでは俺の背後に隠れていてくれ」
「うん、分かった」
ダンジョンに入ると、中は湿っぽい空気が流れており更に道も入り組んでいる。
俺は道に迷わないよう、リアラにマッピングをさせていた。
俺がマッピングしても良かったのだが、いつ敵が現れるか分からないし、ここはリアラが適任であろう。
「「ギャギャギャ」」
すると、懐かしい声が聞こえ目の前にはゴブリンが二体こちらに気付く。
「リアラ、動くなよ!」
「う、うんっ!」
俺はそう言うと向かって来たゴブリンの内一匹に手に持っていた石を顔目掛けて投げる。
すると、森にいた頃より俺のステータスが大幅に上昇している為なんとゴブリンの顔を石が貫通してしまったのだ。
一瞬で絶命したゴブリンは光の粒子と共に消えると同時に大銅貨一枚、100メルが床へと落ちた。
どうやらダンジョン内の魔物はいったいどんなシステムなのか分からないがドロップ制みたいだ。
また今度アースガルドの知識でも読んで調べてみるか。
それにリアラに止めをさせるつもりだったのだが。
まぁ、仕方ないか。
そして俺はもう一匹のゴブリンの足を力を極力抑え蹴る。
ポキっと嫌な音が聴こえ、そのまま倒れ込む。
「リアラ! 止めだ!」
「う、うん! ──えいっ!」
リアラはそのまま武器であるブロンズメイスをゴブリンの頭目掛け大きく振り下ろした。
するとまた、光の粒子へとなり100メルを落とし消えた。
「この調子で俺が魔物を無力化するから、リアラは止めを頼む」
「うん、わかった」
それから俺とリアラはまず一階層の魔物を倒して行く。
一階層にはゴブリンやウルフ、スライムやバットなどの所謂、低レベルモンスターと呼ばれる魔物しかいない。
リアラのレベルも上がり戦闘にも慣れてきており、今じゃ一階層の魔物なら一人でも倒せる程となった。
「一階層じゃ物足りなくなってきたな。そろそろ二階層へ行くか」
リアラはコクリと頷き俺達は二階層へと向かった。
──それからも俺達は二階層でリアラのレベル上げをしている。
因みに魔物は共闘すれば経験値は入るので、俺にも経験値は入っているのだが魔物が弱い為、まだレベルは上がっていない。
「リアラ大丈夫か?」
リアラの疲労が見え始めたので俺はそう声を掛けた。
「うん。でもさすがに少し疲れたかな」
「そうだな。そろそろお腹も空いたし、お昼にしようか」
俺達はその後ダンジョン内にある広場で昼食を食べる事にした。
ティルム村で買っておいた食事もまだ残っているので、俺達はそれを食べる。
そして、食事も食べ終えた俺達はまた二階層の魔物と戦って行く事にした。
本当なら強い魔物と戦ってリアラに止めを刺すと一気にレベルを上げる事は可能なのだが、それをやるとステータスは高くても戦闘に慣れないのだ。
なので俺は、リアラが一人でも倒せるようになるまでは同じ階層で戦闘慣れさせるつもりでいる。
──そして、そろそろリアラ一人でも、二階層の魔物も倒せるようになってきたので俺達は帰還石でダンジョンを脱出し、ダンジョン近くの人目につかない森の中で、野営の準備を始めた。もちろん結界も使っている。
リアラは夕食を作っており、待っている間俺は考えていた事がある。
──それは新しい魔法だ。
そもそも、魔法使い以外の職が魔法を覚える為には最低限のMPと魔力操作が必要なのだ。
更にそこからイメージしやすいよう詠唱をするのだが、俺には並外れたMPに魔力操作9がある。
なのでイメージさえできれば簡単に魔法を覚えるのではないだろうかと考えていた。
「考えても仕方ないし、実践あるのみだな」
テントから出ると俺はまず右手に魔力を集める。
そして地面を見つめ、俺はイメージをした。
すると、土が盛り上がり形を変えていく。そして、形が整うと俺はそれを硬くなるようイメージをした。
「やっぱり思った通りだ! これで風呂が入れる!」
そう、俺は風呂をイメージしたのだ。
そしてここからはまたイメージをする。
俺はまた右手に魔力を集め水をイメージした。
するとやはり水が俺の手から勢いよく放出され、すぐ風呂の中に水が溜まったのだ。
そして最後のイメージをする。
俺は風呂の中に手を入れ魔力を集め、それを沸騰するイメージをした。
徐々にボコボコと沸騰し、水が一気にお湯へと変わった。
「これでいつでも風呂に入れるな。それにしても、もっと早く気付いれば良かったな……」
でもまあ、過ぎた事は仕方ないか。
「アランー? 夕食できた………って、ぇえ!? なんでお風呂が!?」
「ああ。今魔法で風呂作れるかなって思ってやってみたら、できちゃった」
「できちゃったって………それ、アランだけだよ……」
リアラは呆れていたが、まっいっか。
その後、俺達は夕食を済ませ風呂に入る。
しかし魔物は結界を張ってるので安心だが、人間は防ぐ事は出来ない。
当初は交代で睡眠を取る予定だったのだが、今の俺には魔法がある。
そこで俺は、テントを囲むように5メートル程の高さをイメージし土魔法でドーム状に盛り上げると、その硬度を鉄をイメージして固めた。
すると見た目は土なのだが軽く殴って確かめると、まるで鋼鉄のように硬くなっていた。
そして空気穴を開けると完成だ。
これで人間も魔物も外敵から防げるだろう。
ただこれだけの作業にMPを500程消費していた為今日のドーピングは木の実が三個しか創れなかった。
今回は仕方ないよなっと思いながらも、俺は木の実を食べMPは18増えていた。
「今日は疲れたから、もう寝ようか」
「うん……あの、アラン……」
「ん? どうした?」
「その…………おやすみっ!」
リアラはおやすみと俺に告げると同時にキスをし、そのまま毛布に包まる。
余りにも突然だったので少し驚くが、俺も毛布に包まったリアラの頬にちゅッとキスをする。
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そして、俺達の初ダンジョン初日は終えた。
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