幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
挨拶
メインドと再会し、私たちは買い物をしながら話すことになった。
「メインド、今はどこでメイドしてるの?」
「私は、お屋敷でメイドをさせてもらってます。お嬢様」
「お嬢様は余計だよ。今はご主人じゃないんだから」
「そうですが……」
「良いから、私たちはもうご主人、メイドの関係じゃない。友達だよ」
そう言うと、メインドは嬉しそうな顔をして直ぐに元の顔に戻った。
「申し訳ありません。少し、嬉しくなってしましました」
「ほら、またメイドみたいなこと言う。それ禁止!!」
「え、えぇ」
「私たちは友達なんだから、もっと砕けた言葉遣いして!!」
「分かりました。頑張ってみます」
その後も、昔話に花を咲かせながら買い物をしている。
「昔の、センリ様はずっと私についてきて大変でしたよ」
「昔の私は甘えん坊だったからね」
「偶にいなくなった時がありましたが、その時は大体城を飛び出した時でしたね」
「え!? ばれてたの!?」
「ばれるも何も、居なくなったら探すのは当たり前ですよ」
「そ、そっか」
「さ、立ち止まってないで行きますよ」
「分かってるよ!」
その後、お兄ちゃんたちを探しながら買い物をしていると、喫茶店でお茶をしているお兄ちゃんたちを見つけた。
「あ、お兄ちゃん!」
「!? お兄ちゃん!?」
正面を見ていたメインドは私のお兄ちゃん発言に驚いて、シュバッと音を鳴らしてこっちを向いた。
「……センリ様って、お兄様っていましたっけ?」
「最近できたんだ」
そう言って、その喫茶店にメインドを連れて入った。
「お兄ちゃん!」
「ん? あれ? ノルメじゃん」
メインドは私の耳元で囁いてきた。
「ね、ねぇ、この人達誰ですか? ノルメって誰ですか?」
「メインド、紹介するね。左から順番に、お兄ちゃんのフォレスお兄ちゃん、親友のカリーナ、……リュクス」
「おい、雑」
「お兄ちゃんカリーナ、紹介するよ。この人はメインド。私の元専属メイドだよ。」
「……ってことで仲良くしてね」
「てめぇ、無視すんな」
「ね、ねぇ、良いの? 無視してて? 怒ってるよあの人。怖いよ?」
「あぁ、良いの良いの。あの人はあんな扱いで良いんだよ」
「おい、そろそろ起こるぞ」
「ノルメ。流石に扱いが……」
「はーい」
何で、ノルメって呼ばれているのかはかくかくしかじかで説明しておいた。
「なるほど、センリ様は奴隷に……フォレス様、カリーナ様、リュクス様。センリ様と別れてから凄く心配していました、それにセンリ様はあまり人になつかない性格ですので、お兄ちゃんや親友と呼ばれているあなた方でしたら安心して任せられます。センリ様のことよろしくお願いします」
そう言って、メインドは九十度に頭を下げた。
「えっと、分かりました。ノ、センリのことは任せてください」
私とメインドは、メインドが今仕えている屋敷に行くことになった。
「ここが、私が今仕えているお屋敷です」
「ここ、知ってる。確か、太陽光浴びちゃダメな子が居た屋敷だ」
「知っているんですか?」
「うん、王城でも少し有名だったからね」
「良かった」
「良かった?」
「今、私が仕えているのがそのお嬢様なんです」
「そうなんだ。だったら、しっかりとあいさつしないとね」
屋敷の中に入ると、数人のメイドの方が向かい入れてくれた。
一人のメイドが屋敷の奥に入っていった。
「さ、センリ様はこっちですよ」
「え、挨拶とか良いの?」
「そうですね、まぁ、後で来るでしょう。このお方は、私の大切なお客様です。くれぐれも失礼のないようにお願いします」
メインドについていき、向かったのは屋敷の奥にある部屋だった。
「なんで、こんなに奥の部屋?」
「まぁ、日光が浴びれず、何もできない人間をほかの人が通る入り口近くには置きませんからね」
「あぁ、そう、だね」
その部屋に着いた私たちは、ノックをしてその部屋に入った。
「お嬢様、失礼します」
「はい、どうぞ」
「失礼します」
最初は、専属メイドであるメインドが最所に部屋に入った。
「起きていたのですね」
「えぇ、今起きたわ。何だか、起きていたほうが良い気がしたの」
「流石お嬢様です。今日はお嬢様にお客様です」
「私に!? め、珍しいですね」
「入ってきてください」
「失礼します」
私の姿を見たその人は、誰が入って来たのか全く分かっていない顔で、頭にハテナマークを浮かべていた。
「初めまして、わたくしセンリ・ノウェールと言います」
自己紹介をすると、顔がみるみる変わっていき、どんどん青くなっていった。
「メインド、今はどこでメイドしてるの?」
「私は、お屋敷でメイドをさせてもらってます。お嬢様」
「お嬢様は余計だよ。今はご主人じゃないんだから」
「そうですが……」
「良いから、私たちはもうご主人、メイドの関係じゃない。友達だよ」
そう言うと、メインドは嬉しそうな顔をして直ぐに元の顔に戻った。
「申し訳ありません。少し、嬉しくなってしましました」
「ほら、またメイドみたいなこと言う。それ禁止!!」
「え、えぇ」
「私たちは友達なんだから、もっと砕けた言葉遣いして!!」
「分かりました。頑張ってみます」
その後も、昔話に花を咲かせながら買い物をしている。
「昔の、センリ様はずっと私についてきて大変でしたよ」
「昔の私は甘えん坊だったからね」
「偶にいなくなった時がありましたが、その時は大体城を飛び出した時でしたね」
「え!? ばれてたの!?」
「ばれるも何も、居なくなったら探すのは当たり前ですよ」
「そ、そっか」
「さ、立ち止まってないで行きますよ」
「分かってるよ!」
その後、お兄ちゃんたちを探しながら買い物をしていると、喫茶店でお茶をしているお兄ちゃんたちを見つけた。
「あ、お兄ちゃん!」
「!? お兄ちゃん!?」
正面を見ていたメインドは私のお兄ちゃん発言に驚いて、シュバッと音を鳴らしてこっちを向いた。
「……センリ様って、お兄様っていましたっけ?」
「最近できたんだ」
そう言って、その喫茶店にメインドを連れて入った。
「お兄ちゃん!」
「ん? あれ? ノルメじゃん」
メインドは私の耳元で囁いてきた。
「ね、ねぇ、この人達誰ですか? ノルメって誰ですか?」
「メインド、紹介するね。左から順番に、お兄ちゃんのフォレスお兄ちゃん、親友のカリーナ、……リュクス」
「おい、雑」
「お兄ちゃんカリーナ、紹介するよ。この人はメインド。私の元専属メイドだよ。」
「……ってことで仲良くしてね」
「てめぇ、無視すんな」
「ね、ねぇ、良いの? 無視してて? 怒ってるよあの人。怖いよ?」
「あぁ、良いの良いの。あの人はあんな扱いで良いんだよ」
「おい、そろそろ起こるぞ」
「ノルメ。流石に扱いが……」
「はーい」
何で、ノルメって呼ばれているのかはかくかくしかじかで説明しておいた。
「なるほど、センリ様は奴隷に……フォレス様、カリーナ様、リュクス様。センリ様と別れてから凄く心配していました、それにセンリ様はあまり人になつかない性格ですので、お兄ちゃんや親友と呼ばれているあなた方でしたら安心して任せられます。センリ様のことよろしくお願いします」
そう言って、メインドは九十度に頭を下げた。
「えっと、分かりました。ノ、センリのことは任せてください」
私とメインドは、メインドが今仕えている屋敷に行くことになった。
「ここが、私が今仕えているお屋敷です」
「ここ、知ってる。確か、太陽光浴びちゃダメな子が居た屋敷だ」
「知っているんですか?」
「うん、王城でも少し有名だったからね」
「良かった」
「良かった?」
「今、私が仕えているのがそのお嬢様なんです」
「そうなんだ。だったら、しっかりとあいさつしないとね」
屋敷の中に入ると、数人のメイドの方が向かい入れてくれた。
一人のメイドが屋敷の奥に入っていった。
「さ、センリ様はこっちですよ」
「え、挨拶とか良いの?」
「そうですね、まぁ、後で来るでしょう。このお方は、私の大切なお客様です。くれぐれも失礼のないようにお願いします」
メインドについていき、向かったのは屋敷の奥にある部屋だった。
「なんで、こんなに奥の部屋?」
「まぁ、日光が浴びれず、何もできない人間をほかの人が通る入り口近くには置きませんからね」
「あぁ、そう、だね」
その部屋に着いた私たちは、ノックをしてその部屋に入った。
「お嬢様、失礼します」
「はい、どうぞ」
「失礼します」
最初は、専属メイドであるメインドが最所に部屋に入った。
「起きていたのですね」
「えぇ、今起きたわ。何だか、起きていたほうが良い気がしたの」
「流石お嬢様です。今日はお嬢様にお客様です」
「私に!? め、珍しいですね」
「入ってきてください」
「失礼します」
私の姿を見たその人は、誰が入って来たのか全く分かっていない顔で、頭にハテナマークを浮かべていた。
「初めまして、わたくしセンリ・ノウェールと言います」
自己紹介をすると、顔がみるみる変わっていき、どんどん青くなっていった。
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