キミと紡ぐ【BL編】

Motoki-rhapsodos

第4話


顔を洗い戻ってみると、浩行がまた違う笑みを浮かべている。

悪戯っぽく笑う浩行を横目にテーブルに着くと、目の前には雑煮と皿に盛られたおせち料理が置かれていた。その中に、黒豆が3つ。

「夜にはさー、もっと種類増えてるから!」

椅子に座って身を乗り出し、頬杖を付く浩行に深い溜め息が出る。



……何を期待してんだよ、お前。






          

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