一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...
加奈との生活 2
「来蘭、こっちおいで」
一緒に暮らし始めてから、毎朝わたしのヘアメイクを加奈がしてくれてる。
高校卒業したら、ファッション、ヘアメイクに進みたいという加奈の、わたしはお人形だ。
今まで学校に行く時は、なんとなく結ぶだけだったんだけど、加奈の手にかかると、あっという間にクセ毛を上手に活かしたスタイルに仕上げられちゃう。
メイクも、清潔感のあるすっぴんメイクを施してくれる。
こんな風に加奈にしてもらうようになってから、毎日のようにラブレターが下駄箱に入っていたり、校門で他校の生徒が待ち伏せしていたりするようにもなってしまって、そうちゃんが頭を抱えている...そうちゃんの溺愛も増す一方だ...
今日もバス停には、そうちゃんが待っていた。
「おはよう来蘭」
まずはぎゅっと抱きしめられる。
「今日も来蘭を必要以上に可愛く仕上げやがって...」
なんて、加奈に怒ってる...
「たいして手を加えてないわよ!
来蘭自体が可愛いんだから仕方ないじゃない」
と言い返す加奈
わたしは間に挟まれて、背の高い2人を交互に見上げる。
車道側を歩くそうちゃんに、知らぬ間に繋がれてる左手がくすぐったい。
一緒に暮らし始めてから、毎朝わたしのヘアメイクを加奈がしてくれてる。
高校卒業したら、ファッション、ヘアメイクに進みたいという加奈の、わたしはお人形だ。
今まで学校に行く時は、なんとなく結ぶだけだったんだけど、加奈の手にかかると、あっという間にクセ毛を上手に活かしたスタイルに仕上げられちゃう。
メイクも、清潔感のあるすっぴんメイクを施してくれる。
こんな風に加奈にしてもらうようになってから、毎日のようにラブレターが下駄箱に入っていたり、校門で他校の生徒が待ち伏せしていたりするようにもなってしまって、そうちゃんが頭を抱えている...そうちゃんの溺愛も増す一方だ...
今日もバス停には、そうちゃんが待っていた。
「おはよう来蘭」
まずはぎゅっと抱きしめられる。
「今日も来蘭を必要以上に可愛く仕上げやがって...」
なんて、加奈に怒ってる...
「たいして手を加えてないわよ!
来蘭自体が可愛いんだから仕方ないじゃない」
と言い返す加奈
わたしは間に挟まれて、背の高い2人を交互に見上げる。
車道側を歩くそうちゃんに、知らぬ間に繋がれてる左手がくすぐったい。
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