小噺
2 しあわせ?
「ねーねーB君!このバッグ欲しいんだけど〜」
僕の彼女は、上目遣いで僕のことを見る。彼女の視線の先には、少し高めのブランドもののバッグ。
  全く、彼女にねだられたら、嫌と言えないな。
「買おうか?」
「良いの!?ありがと〜!」
そう。この嬉しそうな顔。この顔を見る時、僕は彼女と一緒になれてよかったと思う。
「君の幸せが、僕の幸せだよ」
「そう。じゃ、あなたといるより、A君といた方が幸せだから、彼の所に行くねー!」
今までで一番の、とびっきりの笑顔だった。
僕の彼女は、上目遣いで僕のことを見る。彼女の視線の先には、少し高めのブランドもののバッグ。
  全く、彼女にねだられたら、嫌と言えないな。
「買おうか?」
「良いの!?ありがと〜!」
そう。この嬉しそうな顔。この顔を見る時、僕は彼女と一緒になれてよかったと思う。
「君の幸せが、僕の幸せだよ」
「そう。じゃ、あなたといるより、A君といた方が幸せだから、彼の所に行くねー!」
今までで一番の、とびっきりの笑顔だった。
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