【ガンスリンガー いじめられっ子だった俺が銃で活躍する話、しかも、幼馴染と両思いな事がわかってハッピー、でも、俺女の子になってます】

島風

第6話 第2階層攻略とミスリル銀の弾丸

目が覚めるとそこは休息の間だった

「西野?」

「おお、起きたか?」

西野は食事の支度をしていた

こういう時レンジャーがいると便利だ

彼は干し肉や保存食で食事を作ってくれた

「出来たぜ。腹減っただろ?」 

「う、うん」

俺は西野と食事をとった

「あれはどういう事だったんだ?」

「銃撃と魔法の事?」

「そうだ。なんであんなに撃つ必要があったんだ?」

「弾丸でイービルアイの防御力が弱くなるみたいなんだ」

「なんだって?

 そう言えば、俺の魔法より高野の魔法を嫌がってたな」

「多分、そういう事だったんだと思うんだ」

「なるほど合点がいったよ。しかし、これからどうしたものか」

彼の言わんとしている事は直ぐにわかった

これから銃の効かない魔物がどんどん現れる。どう対処するか......

「俺に考えがあるんだ」

「なんだ?」

「弾丸を作るんだ」

「弾丸があったって、

 イービルアイみたいな魔法しか効きにくい魔物にはあまり効果無いんじゃ無いか?」

「いや、普通の弾丸じゃ無いよ。魔力を込めたミスリルの弾丸だよ」

「それは難しいじゃ無いか?

 確かにミスリル銀とかは魔力を帯び易い

 実際、戦士職の剣に魔法使いの魔力を帯びさせると

 イービルアイみたいな魔物には有効だ。

 試練の塔で島村がイービルアイを剣で倒した時は

 南さんの魔法の魔力を帯びた剣で斬ったから倒せたと思う

 だけど、ミスリルは魔力を帯び易いけど、

 放散し易い材質の筈だ。座学で習ったじゃ無いか?」

「ミスリル銀の弾丸に魔力を帯びさせて、

 魔力を封じる材料でコーティングすれば」

「お、お前、頭いいな!

 でも、そんな材料あるのか?

 いくらお前がアルケミストでも、知らない材料は出せ無いんだろ?」

「ああ、確かに。出来無い。でも、聞けばいい」

「誰に?」

「俺を女の体にした男の施政官に貰った友達だよ」

「なんだそれ?」

西野に神ちゃん37号の事を話す

 これから話してみよう

 俺は神ちゃんを呼びだした

「神ちゃん」

「はい。なんでしょう。高野様?」

「あ、あと、隣りの西野君とも一緒に話せる様にしてくれるかな?」

「フレンドにするという事ですね。了解です

 聞こえますか?」

「わっ、びっくりした」

「君が神ちゃん?」

「そうです。西野さん」

「良かった。高野がおかしくなってたらどうしようかと思ってた

 本当だったんだ」

俺は苦笑したが、あまり時間も無いので色々神ちゃんに質問した

「イービルアイには何故弾丸は効かないの?」

「イービルアイは精神生命体です。姿は目視出来ますが、本体は魔力の核にあります

物理的な体を持たない魔物は銃や剣などの物理攻撃に強い傾向にあります

 イービルアイを撃っても魔力障壁に当たるだけでほとんどダメージを与える事は出来ません」

「イービルアイにはどんな攻撃手段が有効なんだ?」

「魔法か魔力がこもった剣などが有効です」

「なら、魔力のこもった弾丸は?」

「もちろん有効です」

「ミスリルの弾丸に魔力を込めて何か魔力の拡散を防ぐ材料でコーティングしたいんだけど、

 何かちょうどいい材料無いかな?」

「それならばクロム鋼が適切です。クロム鋼は魔力をほぼ完全に遮断します

 それに、クロム鋼は高温になるとイオン化して簡単にミスリル銀にコーティング出来ます」

「やった。神ちゃんありがとう」

西野が大喜びする

「あと、剣や弓矢も同じ?」

「同じです」

俺は西野と顔をあわす。西野のがゴクリと唾を飲み込む

「神ちゃんありがとう。又、後で色々教えて」

そういうと俺は黙々とミスリル銀の弾丸と薬莢を作った

およそ200発。それを弾倉に詰める

「お前、そういうのしてる時、輝いてるな」

なんか危ない人みたいな言われ様だな。否定はしないけど

 俺は銃弾を弾倉に詰め終わると、銃の分解掃除をして、

 弾倉を装填する。そして、壁に向かって撃つ

『ガーン』 

大きな銃声

「よし、大丈夫だ」

「俺のも作ってくれるか?」

西野が急かす。彼は俺が黙々と弾丸を作っている間、黙ってひたすら待ってたのだ

 彼も新しい相棒が早く欲しいんだろう。気持ちは分かる

「ああ、任せてくれ」

そういうと俺はミスリル銀の矢じりを作り始めた

「こんなにたくさんか?」

「矢は1度使うと、次はただの矢になる。でも、矢じりを交換すれば」

「お前、本当に頭いいな」

そして、俺は自分用のミスリル銀の短剣と

 西野のミスリル銀の剣に魔力を込め、クロム鋼でコーティングした。 

「俺が前衛で頑張る事になるのか」

西野はミスリル銀の剣を持つとそう呟いた。そして

「絶対守るからな!」

えっ?

 それって、男が女の子を守る決意をするやつじゃ

「例え、死んでもお前を守る」

やっぱり、そういうやつだった

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