まりあの冒険

伊藤まりあ

新しい朝

夜行バスに揺られて8時間。不安と緊張とワクワクが入り混じる中東京についた。そのあと彼氏の家までの道のりの記憶は定かではない。
家につくと布団が敷いてあった。私は寒気がすると彼に話した。熱があったのだ。彼に看病してもらった。最初に食べた物はホットケーキだった。きじが柔らかくて濃厚だった。それから1ヶ月一緒に暮らした。帰る当ても場所もない私は付き合いたての彼を信じるしか方法はなかった。当事私は未成年だったこともあり子供シェルターに電話した。しかし空き状況がないため京都の生活介護の施設に入所することになった。私は生活保護を受給していたので役所に行くと生活保護打ち切りにするで。家帰るかせんとどこで住むかわからんのに生活保護は出されへんと言われたこともあった。その時私は大人の権力は恐ろしく帰れだけ言ってなんで私が家出たのか理由も聞かずにかえれだけいうんやろ?そんなんいうたかて帰らへんと思った。

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