転移守護者と10人の天使《テン・エンジェルズ》
龍の泉へ
「念話で呼べないかな?」
「来いって念じれば来そうですけどね。」
「やってみよ。」
"来い、エグサリュート。"
〔おい!そんな魔力の量で呼ぶな!〕
「あ、本当に来た。」
〔それはそうとなんでそんなにボロボロなんだ?〕
「それがな…。」
四天王にやられたこと。まだ弱いからこれから強くなりたいこと。自分より強いエグサリュートに訓練をつけて欲しいことを話した。
〔わかった。それじゃあ俺の背中に乗れ。〕
「どこに行くんだ?」
「龍種といえば龍の泉…ですか?」
〔大天使さんわかってるか。そうだ。今から龍の泉に向かう。あそこには俺の師匠もいるしな。〕
「わかった。よろしくな、エグサリュート。」
〔任せとけ。行くぞ!〕
〔ついたぞ。〕
「「おぉー!」」
「ここが龍の泉…。綺麗なとこだな。」
「そうですね!神秘な感じがします!」
〔そりゃ俺たちの自慢のとこだからな。あそこが俺の師匠がいる場所だ。〕
「おや?エグサリュートではないか。」
「人!?いや龍人か。」
「いや、今はこんな姿をしているが普段は龍の姿だぞ?それはそうとお前さんは誰だ?そしてここに何しに来た?」
〔こいつらは守護者です。そのうち一人は大天使ですがね。特訓しに来たんですよ。特訓。〕
「はじめまして。輝守です。」
「私はガブリエルです。」
「おー!お二人さんがあの守護者か!わしは元龍王アルカナだ。わしが鍛えてやろう。大天使の方は相方の方が強くならないと本気が出せんのだろ?」
「!知ってたんですか?」
「そんな感じがしとった。ただそれだけだ。エグサリュート、お主も人の姿になっておれ。あそこにはこの姿では入れんだろ?」
〔わかりました。人化!〕
「エグサリュートもできたのか!?」
「あぁ、できてたぞ?」
だったら初めて会った時も人化しろよ…。
「さて、まずあそこに行くためには龍の泉の水を飲まなくてはならん。エグサリュートよ。持ってきてくれ。」
「すまん、エグサリュート。」
「あぁ、大丈夫だ。」
「見たところではあるがお主は強くなれる。ちときついが頑張ってついてこい。」
「わかりました!ガブさん、絶対強くなって見せるから!」
「はい!頑張って下さい!」
「守、ガブリエルさん、ほら。」
「ありがとう。」
「ありがとうございます。これを飲めばいいんですか?」
「そうだ。それを飲むだけでも身体能力が上がる。だがそれを飲むことであるところに入れるようになるんだが…。それはついてからのお楽しみだな。」
どんな訓練が待っているのか…。絶対強くなってやる!そして、あの四天王とリベンジだ!
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