転移守護者と10人の天使《テン・エンジェルズ》
敗戦
「エルンカって意外と遠いんだな。」
「はい!でも行く価値はありますよ!」
「そうだな。俺もスイーツ食べたいし。」
「!守さん!離れて!」
ドーンッ!
「!?グッ!」
「あーあ、外しちまったよ。」
「なんだ?この馬鹿げた火力は…。」
「流石は守護者。凄い回避力だね。でも守護者にしてはまだ弱いかな。」
「二人もいるのか!?お前たちは誰だ!」
 
「私はラーバ。第二の魔王エグサッシュ様の四天王の一人さ。」
「私はナーバ。同じく第二の魔王エグサッシュ様の四天王の一人。」
「第二の…魔王?」
「魔王が二人もいるとは…。これは大変なことになりましたね…。」
「私たちは第一の魔王とも対立しているからな。味方は身内だけって感じさ。」
「無駄話はやめて殺す。守護者がいると厄介。」
「来るぞ!ガブさん!」
「はい!」
「守護之王、守護礼装ッ!天恵時間 ッ!神器召喚、神槍バルムンクッ!」
「守護之王、天使礼装ッ!天恵時間!神器召喚、神双剣エクマールッ!」
「へッ!邪器召喚、邪剣ホロボロス!邪気繕装!」
「邪器召喚、邪銃デストロイ。
邪気繕装。」
「「「「ハッ!」」」」
キィンッ!キンッ!
「ハッ!錯覚羅越斬ッ!」
「ヘッ!暗黒綾斬ッ!」
ギィンッッッ!
「強いッ!」
「弱い方って言ってたけどまぁまぁだなッ!暗闇ノ影!」
「ッ!絶対防御結界ッ!」
ドーンッ!
「行きますッ!武器創造ッ!行ってッ!」ヒュンヒュン
「暗黒結界!落ちなッ!闇龍ッ!」
あんな凄い魔法があるのか?まるで圧倒的な感じを無理やり押し付けられてるみたいだッ!
「虚無星雲ッ!」
ドーンッ!
「守さんッ!大丈夫ですか!?」
「あぁ、ありがとう。もう一人の方は?」
「ッ!雷鼓伴星ッ!」
「タイプZERO、黒ノ鉄弾。」
ドーンッ!
「おいおい!忘れないでくれよ、私のことをなッ!暗黒綾斬ッ!」
「ぐはッ!」
どうする?このままじゃ…。
「虚無結界ッ!」
ギュイーンッ!
「守さん!今から逃げますよ!あの中は易々と出れませんから!早くッ!」
「あぁ!」
こうして俺たちは初めての"敗北"をしたのであった。
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