転移守護者と10人の天使《テン・エンジェルズ》
龍王降臨
闘技場行ってから1週間が経った。
「ランは忙しいみたいだし今日にはここを立つか。」
「そうですね。次はエルンカ行ってみたいです!」
「エルンカ?あぁ、エルンのとこの。いずれ行こうと思ってたけど…どうしたんだ?急に。」
「回復魔法を覚えたくて…。あと美味しいスイーツがあるらしいんですよ!」
「スイーツか…。よし!エルンカに行ってみようか!」
「はい!ありがとうございます!」
「さてと、エルンカはどこにあるかな?」
「ここから北西に進んだところにありますけど…。」
「距離が結構ありそうだし宿も取れる街や村に行きたいからそれを踏まえて世界地図!」
行く道の最中に村があるな!運よくてよかった。ん?この反応はモンスター?
「ガブさん。モンスターが来る。それにとても強い感じがする。」
「私も感じました。この感じは…龍?」
「前回はすぐ倒しちゃったししっかりと目に焼けつけて倒すか。行くよ!ガブさん!」
「はい!」
「あれか!」
「かなり大きいですね。只者じゃない感じがします。」
「なんかこっちに向かって飛んできてるような…。」
「みたいですね…。」
「仕方がない。戦う準備を…。」
〔やめてくれんか?こちらに戦う意思はない。〕
「知性がある?俺たちの言葉を理解しているのか?」
〔しっかりと理解しておるぞ?〕
「何しにきたんですか?」
〔まずは名乗った方が良いだろう。我は龍王エグサリュート。お主たちは?〕
「俺は輝守。こっちは…。」
「ガブリエルです。」
〔やはりか…。我はお主ら守護者に会いにきたのだ。〕
何故俺たちが守護者ってわかったんだ?まぁいいか。
「俺たちに?何故?」
〔魔王の存在についてだ。我ら龍種にとっても魔王は悪の存在。魔王が誕生した時、龍種と守護者が手を組み倒すのが今まで行われてきたことであるが…。〕
「なんか俺このこと知ってる気がする…というか知ってる。」
「前世の記憶…ですか?」
「そう。確か前くんだのは龍王ハーベルトだった気が…。」
〔龍王ハーベルトだと!?それは我の祖父だ。もういないけどな。〕
「血筋か…。こういうこともあるんだな。というかいないってどういうことだ?」
〔つい100年ほど前に死んだ。寿命でな。〕
「ついってそれ結構昔じゃないのか?」
〔我ら龍種は寿命が長いのだ。だから100年などつい最近のことだ。〕
「確かに龍種は寿命長いですしね。」
「話戻すけど俺らは手を組むということでいいんだな?」
〔おう。よろしく頼むぞ、守。〕
「任せとけ。」
〔魔王は復活しつつある。もし復活してしまった場合は必ず倒すぞ。〕
「了解。じゃあなエグサリュート。」
「さよなら!」
〔うむまた会おう。守、ガブリエル。」
「魔王…か。ガブさん。気をつけて行こう。」
「わかってます。さて、エルンカにいきましょう!」
「そうだな!」
これから注意していかないとな…。
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