自重を忘れた少年は貴族になる

時雨古鷹

魔人との戦い

 目に映った光景に言葉を失った。無残に破壊された街、殺された人々。怒りがこみあがってきた。

「絶対に許さねぇ!」

 この瞬間この国のいや、全世界の行く末はフィルに託された。

 魔法はイメージ

 今回は剣と魔法を同時に使いたいので片手剣でいくことにした。

 地面をけり同時に超級魔法を発動させ魔人の動きを止める。いける!高速で剣を振っていく魔人は動けず切り刻まれた。

「これで!終わりだ!!」

 構えて剣を振りおろそうとしたとき魔人が腹を殴ってきてフィルは吹き飛ばされた。
 背中を打ち付けられたフィルはまだ諦めていなかったため結界を魔人に張りその中で上級魔法を放った。火属性、しかも炎の色は青だ。

火山噴火インフェルノ

 結構きいたらしくとどめを刺そうと剣を構えたとき。魔人がにやけた。
 魔力を集めて自爆する気だ。

「そうはさせないよ」

 魔力が集まる前に剣を一閃
 魔人の首と胴体が離れた。

「さようなら、魔人」

 討伐を完了したフィルは意識を失った。




短いですが今回はここまでです。

《お知らせ》

 この度私夕立は新たにアルファポリスで小説を投稿しはじめました。ユーザー名は「なんなん」書いている小説は

『英雄のもとに生まれた伝説の英雄』

です。もしよかったらよろしくお願いします。


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