自重を忘れた少年は貴族になる

時雨古鷹

ここは?

いああい_.!あ知らない天井だ

 俺の名前は星井俊。ことは数時間前にさかのぼる。

「あと少しで受験、か…」

 俊は中学三年生で明後日に受験を控えていた。時刻は午前7:30 俊はなにげに緊張していた。受験ではない受験プロポーズを。プロポーズの相手は白石葵、俊の幼なじみで今日の朝プロポーズをするために練習した。

「俊君おはよう!!」

「おはよう」

 今だ!

「あ、あのさ葵。俺ずっと前から葵のこと、好きだったんだ!」

 一瞬にしてクラスメイトの視線が二人俊と葵にあつまる。

「だ、だから、付き合ってください!!」

 一瞬の沈黙。葵が泣きながら答よえる。

「はい!!喜んで」

 俊はうれしくてたまらずキスした。このキスが最初で最期のキスだったことは誰も予想だに知らずに……

 一時間目の授業の途中

 ジリリリリリリリ!!

 クラスがざわついた。

「火災が発生しました。生徒の皆さんは運動場に避難してください」

 運動場に全校生徒あつまったとき俊が倒れた。

「俊君!!」

 葵が走ってきた。それに続き先生もあつまる。

「俊、大丈夫か!」

「俊君!!逝かないで!」

「先生…だい…丈夫じゃ……ないです…意識がもうろうと…して…るんです……」

「死んだらやだよ!」

 葵が涙を流しながら叫ぶ。

「葵…ごめん…な、だい……好きだよ……さよなら…I love you……」

「俊君!!」

 そこで、俊の人生は、終わった。はずだった。

〈転生させてやろう、スキルと加護を与えて。〉


で、今に至る。




こんにちは、作者です。

誤字脱字が多いと思いますが、暖かく教えてください。

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