ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

第45話 侵略の足音

祭り之介は宮之城で農家をしているぬくみずというハンドルネームを持った人物と庄内地方の農業についてチャットをしてました。
ぬくみずは近い将来小規模農家に危機が迫ると警告しました。
祭り之介はそのきっかけがTPPやFTA(どちらも外国との新たな農業などの取り決めのこと)にあるのかと質問しました。
ぬくみずは長期的にはそうなるだろうと述べつつ、より身近な危機について話しました。
それは大規模資本による土地の買収でした。
祭り之介はその話は昔からあるのではと疑問を挟みましたが、どうもぬくみずの話によるとこれからの農政がよりそれを推し進め、小規模農家に不利な契約を結ばせる、そのような話でした。
具体的には北海道などですでに国外資本による買収がかなり進んでいること。
そして庄内地方にもそうした動きがあるとのことでした。
祭り之介はちょうどフウイからとある大都市の日本人の住人が日本以外の習慣を持ちこみ結果として日本人が生活しづらくなっていることを聞いていました。
庄内は内陸の田舎、そのようなところまで外国の手が入っていることに祭り之介は危機感を覚えました。
さて、外国の資本が入ることがそんなに危険なのでしょうか。
その質問に対する答えはどの国が入るか、またその国がほかの国でなにをしているかを考えれば容易に想像がつきます。
日本人を大事にしていますか?日本の法律に従順に従っていますか?
それとも自分の国の法律や考え方を日本より上に置いたり、あまつさえ足蹴にしているでしょうか。
大事な歴史上の出来事で嘘をついていませんか、自分と異なる民族に対して暴力や不法行為を行っていませんか、自問してみてください。
もちろん日本の法律や考え方に不満のある方もいるでしょう。
ですが、言論の自由についてはどうですか、権力者の悪口を言って警察に殴られたり、会社を辞めさせられたりするでしょうか。
場合によっては自分や家族が刑務所に入ったり、知らない間に殺されたりするでししょうか。
祭り之介やぬくみずのように自分達の土地がよそ者にとられ、あまつさえ行政権や法律まで干渉されたら恐ろしいと考えるのは自然ではないでしょうか。
かつて日本の戦国時代に文字通り一所懸命に自分の土地を守るため戦った人々がいました。
私たちもそのような事態になる前に出来ることがあるでしょうか。
それは各々の自治体で危機感を持ち、愛郷心を持って団結することです。
祭り之介は決意を新たにしました。
そのために最適の方法が島津義弘大河誘致運動であると。

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